GWの後半の日曜日、今日も晴天に恵まれました。

田植え準備に忙しい農家の方が、国仲平野の田んぼのあちこちに。

 

佐渡の国仲平野で

国仲平野で

 

柿若葉 

柿若葉

 

菜の花 柿の若葉

菜の花 柿の若葉 山桜

 

つやつやの柿若葉が、枝先に芽吹いてきました。

淡い色の組み合わせが、やさしい春の風景です。

稲の苗も順調に育って

ハウスの稲の苗 順調に生育中

 

わらび

わらび

 

帰省している姪が、山菜採りをしてみたいとのことなので、姉に頼んで山へ連れて行ってもらいました。 明るく開けた畑でワイワイ賑やかに、ポキポキとわらび採り。

素人でも楽しく山遊びできました (^-^)

佐渡には、熊も猿も鹿もいないので安全なのですが、蛇や毛虫に出くわしそうなので、山は少し苦手…。

持ち帰ったわらびを、木灰でアク抜きして食卓にのせ、独特なヌメリとわずかなホロ苦さを味わうまでが、山菜採りの楽しみです (^O^)

汗ばむくらい、ついつい夢中になってしまいました。

佐渡の、花の季節が始まりました。

4月になると、まず一番初めに梅が咲き、やぶ椿、水仙、レンギョウが次々と咲き出します。

 

いくつかの集落では4月2日から春祭りが行われ、村人は急に活気づいてきます。

 

集落ごとの祭りは昔からの習わしのとおりに、神社の入り口に幟が立てられ、風を大きく含んだ幟がバタバタと威勢よく音をたてます。

やっと、春がきた!! と実感する時 \(^o^)/

 

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佐渡には、椿(つばき)・生椿(はえつばき)・椿尾(つばきお)など、椿があちこちに群生する島ならではの地名が点在。

両津・椿地区では、地名にちなんだ椿を植えて、椿の実を集め椿油を絞る活動を数年前から始められています。

やぶ椿  やぶ椿

椿の実を和紙に包んで  椿の実を和紙に包んで

 

圧縮機で絞る  圧縮機で絞る

 

搾りたて椿油  搾りたて椿油

 

昨年の秋に、椿の木から実を採り保存。

2月23日に、集落センターで椿油を絞ることになり、見学させていただきました。

椿油は実の重量の10%程を絞れるそうで、薄いみどり色。

サラリとした味わいで、かすかに皮のナッツ香がしました。

 

佐渡のおけさ柿とこがね餅米で柿餅を作り、餅をよく干し、植物油で揚げてお菓子にしたのが『佐渡の柿もち揚げ』です。

この揚げ油を、『佐渡の椿油』でできたらなら、ぜ~んぶ佐渡産? (^_^)v? に。

いつか、椿油で作れたらと思っていましたので、関心を持っていたのです。

実際に椿油を絞る場に立ち会う機会をいただき、実現できる日はそう遠くない‥‥希望が芽生えてきました。楽しみです (^O^)

 

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絞った椿油は仲間うちで食べるだけでしたら、そのままを味わうことができます。

…が、食用油として商品化するには、精製することが必要となってきます。

 

3月30日には、椿集落のみなさんと、精製され商品として戻ってきた椿油を味わう会が開かれ、ご馳走になることができました。

 

067  精製された椿油 ゴールド

  試食会で

066  側の海から 捕りたて刺身

捕りたての魚と、お母さん達の手作りのご馳走 (^-^)

 

お漬物 いごねり

 

本物の素材で、経験豊かな主婦が作る素朴なお料理は、心を豊かにしてくれる穏やかなお味。

保存山菜でお漬物、野菜で歯応えのいいカラフルお漬け物、地元の海藻で絶品のいごねり。

 

創作料理に椿オイル  創作料理に ( 尾崎シェフ )

地元野菜で  地元の野菜とあなご

鯛の椿オイルのカルパッチョ  鯛のカルパッチョに 椿オイル

 

椿というの名の集落で、地域活性を願っての椿オイル作り活動。

15年前に植林をはじめた椿が、5年前から実が取れるようになったそうです。

まだまだ収量は僅かですが、集落のみなさんは食の素材としての椿油の魅力と、地区の名産となる日を楽しみに、椿の花を眺めていらっしゃるようです (*^_^*)

 

 

柿加工品を持ち寄って勉強

柿加工品を持ち寄って勉強

 

おけさ柿、平核無柿は、佐渡が島の特産品。

私達は、このおけさ柿を使ってお餅やお菓子を作っています。

 

おけさ柿のほとんどは、生柿やあんぽ柿として出荷されますが、加工品として活用されることはまだまだ・・・・。

というわけで、柿加工については、最近注目されるようになってきました。

 

3月25日、新潟県地域振興局から案内があり、島内の生産者が集まり柿加工についての勉強会に参加しました。

 

柿加工品いろいろ

柿加工品いろいろ

 

 

福くる巻きログタイプ

福くる巻きログタイプ

これは、我が柿餅本舗のお勧め品

 

勉強会案内

勉強会案内

 

西巻由香講師から指導を受けて

西巻由香講師から指導を受けて

 

毎度のことながら、パッケージのデザインについては貴重なアドバイスをいただきました。

なかなか難しいことですが、もう少しスマートにおしゃれに‥改良の余地あり‥(^-^)

 

おけさ柿の特性を生かしながら、オリジナルの美味しい新製品を作りたいという意欲的なお仲間との交流は、勇気がわく出会いの場となりました。

勉強会を企画してくださった県佐渡地域振興局のみなさん、ありがとうございました。

 

佐渡の春にお雛さまが公開され、めぐって歩くお祭りが定着してきています。

両津・小木・相川などの地区で、家に伝えられてきた由緒あるお雛さまたちを拝見できます。

 

地図付きの案内 

丁寧な地図つきの案内を見ながら、思い思いの家を訪ねてみました。 ( 3/23 )

 

その前に、まずは楽しみなランチを。

クラムチャウダー 

クラムチャウダー入りのパン。たっぷりのサラダ付き

 

柿もち粉パン

柿もち粉パン

 

昼食は相川やまきホテルで。おかみが焼いてくれた柿もち粉入りパンをいただきました。

わが柿餅本舗の柿もちの粉を使っていただいています。

ほんのりやさしい柿の甘さが、後口にやんわりと伝わってきます。 絶品です (^_^)v

 

京町茶屋で

京町茶屋で

さりげなく、お店の一角に置かれていました。

 

春日神社で

春日神社  能舞台の松の前で

 

 

松栄家 享保雛

松栄家 享保雛 250年もお二人並んで

 

能舞台

能舞台のお雛さま

 

昔むかし、金山と北前船で栄えた時代の雅なお雛さまたちが、わたしたちの目を楽しませてくれます。

春分?の日というのに、日中に何回も雪がちらつきました。

 

私どもの柿餅本舗が、インターネットの「佐渡もん」で、お世話になっている

tane CREATIVEが、社員の忘年会景品として用意されたお食事券。

ご家族と共に、可愛いお客さまが賑やかに蕎麦を食べに来て下さいました (^O^)

 

ペアお食事券 

 

本日の蕎麦セット  左上の丸いのが搗きたての柿餅。いつもお膳に付きます (^_^)v

本日の蕎麦セット

このところ、打ち手の違う蕎麦をご馳走になる機会に次々と恵まれました。

蕎麦にも出汁にも、個性と工夫があって楽しい (^。^)

おいしい(^。^) ? 出たばかりのふきのとう

出たばかりの小粒のふきのとう。天ぷらを添えていただくと、ほろ苦くてうま~い。

早春ならではの、やわらかな緑色と味わいです。

 

ござ蕎麦

ござ蕎麦 太っとい!!   初めての食感で、もっちりシコシコで蕎麦の香りがしっかり。

 

こちらは、東京で10年蕎麦打ち修行した若者の打つ、十割蕎麦 (^。^)

050

更科そば  美しい(^O^) 美味しくいただきました。

更科

佐渡は食材が豊富な島。その中でもあまり知られていないのが蕎麦の国。蕎麦打ち名人が島のそこかしこに、たくさんいらっしゃいます。

ごっつあんです。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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