佐渡の春にお雛さまが公開され、めぐって歩くお祭りが定着してきています。
両津・小木・相川などの地区で、家に伝えられてきた由緒あるお雛さまたちを拝見できます。
丁寧な地図つきの案内を見ながら、思い思いの家を訪ねてみました。 ( 3/23 )
その前に、まずは楽しみなランチを。
クラムチャウダー入りのパン。たっぷりのサラダ付き
昼食は相川やまきホテルで。おかみが焼いてくれた柿もち粉入りパンをいただきました。
わが柿餅本舗の柿もちの粉を使っていただいています。
ほんのりやさしい柿の甘さが、後口にやんわりと伝わってきます。 絶品です (^_^)v
さりげなく、お店の一角に置かれていました。
昔むかし、金山と北前船で栄えた時代の雅なお雛さまたちが、わたしたちの目を楽しませてくれます。
春分?の日というのに、日中に何回も雪がちらつきました。
私どもの柿餅本舗が、インターネットの「佐渡もん」で、お世話になっている
tane CREATIVEが、社員の忘年会景品として用意されたお食事券。
ご家族と共に、可愛いお客さまが賑やかに蕎麦を食べに来て下さいました (^O^)
本日の蕎麦セット 左上の丸いのが搗きたての柿餅。いつもお膳に付きます (^_^)v
このところ、打ち手の違う蕎麦をご馳走になる機会に次々と恵まれました。
蕎麦にも出汁にも、個性と工夫があって楽しい (^。^)
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出たばかりの小粒のふきのとう。天ぷらを添えていただくと、ほろ苦くてうま~い。
早春ならではの、やわらかな緑色と味わいです。
ござ蕎麦 太っとい!! 初めての食感で、もっちりシコシコで蕎麦の香りがしっかり。
こちらは、東京で10年蕎麦打ち修行した若者の打つ、十割蕎麦 (^。^)
更科そば 美しい(^O^) 美味しくいただきました。
佐渡は食材が豊富な島。その中でもあまり知られていないのが蕎麦の国。蕎麦打ち名人が島のそこかしこに、たくさんいらっしゃいます。
ごっつあんです。
寒さと強い風の一日でした。
あと数日で、あの福島を襲った大地震から三年が経ちます。
生き残る事が大変だったあの日、2011.3.11。
3年経った今でも、この日が近づいてくるだけで緊張と息苦しさを覚えます。
佐渡に住んでいて、どうして?‥、と思われるでしょうが‥。
あの大震災と福島の原発事故によって、大切な身近な人達が、生き方を変えざるをえなくなってしまいました。
生活の場を福島に残す人の苦労と、別の土地へ移り住むことを選んだ人の苦労がまだまだ続いています。
馴染んだ土地を離れることで、友達との別れ、家族が離れ、仕事が変わり‥。
そうしたくて自分が進んで選んだのではないというところに、どうしようもない、やりきれなさがあります。自分で選んだ生き方だけれど、ご苦労と寂しさにくじけそうな思いをされているのではないか‥。
勇気をもって、身ひとつで、新転地で生きることを選んだ人達が、ゆっくりと生活の穏やかさを取り戻せますように‥願っております。
佐渡に福島から避難移住をされた何組かのご夫婦がおられ、友達になりました。
先に佐渡に移住した者として、少しのお手伝いとして、
住まいを探すこと、生活に必要な店、スーパー、病院、人と人を紹介して縁を広げて佐渡に定着できるように。日常の暮らしをする中での道案内などをその都度、一緒に歩いたり、案内したりしてきました。
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これは、手伝いの参考になればと譲りうけた、岡山での移住支援をまとめた冊子。
移住された方達が、何を必要としているか‥体験を踏まえての実例ですのでよくわかります。
子ども未来・愛ネットワーク 福島から母子避難された ( 代表? 大塚 愛さん )
目次 土地の紹介、避難者の交流会、子育て情報、医療、
食、行政、住居、仲間とシェア・サポートなど、情報ぎっしり
食べ物からはじめよう
お店・農家との顔の見える 食と農の手引き
それにつけても、あの、原発事故がなかったら・・・、と叶わぬ思いを巡らしながら、さりとて、現実を受け入れるしかありません。
未来に希望を見つけて、前に進むことが大切(^-^)
それぞれ切実な問題を抱えながらの生活の筈なのに、移住者の本音が聞こえてきません。
新しいお仲間が、移住した土地でしっかり根を張るには、馴染もうとする努力やその土地の文化や気風などを知ろうという積極性と、地元の方のキメ細かいサポートが支えとなります。
それぞれの土地で穏やかな気分で、桜を眺められる春を迎えられますように。
「重い」、と言葉にするには重すぎる問題ですが、そう願うばかりです。
寒い、寒い。
春はそこまで来ていると、気を緩めたばかりでしたので今日の寒さが余計に応えました。
ブログに書き込むのが遅くなってしまいましたが、
寒い時季に仕込みをしておきたい作業が、味噌作りの他にもう一つあります。
。。。。。。。。 塩糀作り 。。。。。。。。。
佐渡産 糀(塚本糀屋) 佐渡の塩
一升の餅米(こがね餅)を蒸して
( 餅米 一升 塩 800g 糀 800g )
始めは少し固くて混ぜにくいですが、毎日かき混ぜます。
そのうちに糀が塩と馴染み、もち米を分解しはじめ柔らかさが出てきます。
寒の内に仕込むと雑菌が少なく、失敗しないと教えていただきました。
完成すると、この塩糀は野菜を漬けたり、肉や魚の下味を付けたり柔らかくしたり。
もち米が旨みと自然な甘さを醸して、風味豊かで重宝な万能な調味料となります。
今年は 2 月16日に仕込み終了しましたので、今は馴染んできてイイ具合です(^-^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。