毎年の楽しみ、醤油と味噌の仕込みをしてからおよそ半年。
仕込みは 4月24日。 その後はいかに、ということで、
ようすの確認と、チェックのための天地返しをしました。
醤油は、二階の廊下で陽ざしがたっぷりとあたり、温度が高めの場所に置いてあります。
カビもなく、順調に発酵しており、大豆や小麦・塩がとてもよく馴染んでいます。
ホツとしてニコニコ。
次に、無農薬で育てた大豆と、佐渡の塩、佐渡産の麹で仕込んだ味噌の様子をチェック。
2月15日に仕込んだ、味噌の天地返し。
仕込みを体験したいという若い夫婦と一緒に仕込んだ味噌も、順調に発酵中です。
味噌はやわらかく馴染み、大豆と麹の甘さを充分に感じます。
混ざりモノがなく安心・安全・・・だけでなく、極上のお味の醤油と味噌。
佐渡暮らしの宝物です。
八月の最後の週。今日から学校の新学期が始まったようです。
夏休みの自由研究を抱え、小麦色の肌をした子供たちの笑顔が弾んでいました。
夏の間の小屋の窓の日除けとして、植えたゴーヤーを収穫しました。
佃煮を作ってみようと、準備。
湯がいて苦みを抜き、よく搾っておきます。
生姜・しらす・鰹節・白ごまを用意し、
味つけには、地元のお酒・醤油・砂糖を少々。
昔ならば、ご飯のオカズになるようにもう少し濃い目の味付けにしたのでしょうが、
今は旨みを出すための、しらす干しや鰹節や胡麻を加え、より美味しくなるように工夫。
ゴーヤーの少しの苦みと、シャキッとした歯ざわりを残して(^_^)v
今年は、「ゴーヤーが小ぶりで、数も少ないね~」
もう一度よ~く探してみると、「有りました!!」 隠れ上手です。
我が家のゴーヤーでささっと作り、今夜の酒の肴と、夕飯のオカズとしました。
夏のなごりの、ゴーヤーの佃煮をいただきました。
誘ってくださる友人のおかげで、機会があるたびに、私達はLIVEに出かけます。
小さな会場で聴くLIVEは、演奏者の息使いや、指の動きまで見える近さ(^_^)v
相川出身の片桐さんと、お弟子さん
プロとして活躍中のジャズギタリストの片岡さんが、帰省するということで、
幹事役を買って出た同級生が、仲間に呼びかけ急遽、LIVE開催の夜。
片桐さんのオリジナル曲、故郷の相川の海をイメージしての曲も披露されました。
演奏の応援とかけ声は、幼な馴染みならではの温かい、呼び名で。
片岡さんの返す言葉は、佐渡弁で(^_^)v
片桐さんが大切に育てている、お弟子さんとの演奏も聴かせてもらいました。
師弟は、アイコンタクトを取りながら。
自分が技術を磨く時代から、後輩を育てる時代へ。
楽しい仕事のようす(^_^)v
アコースティックのギターで、JAZZをすぐ近くで聴けるなんて‥。
集まった同級生達は、仲間の活躍を祝しながら、ワンドリンクで満足そうでした。
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後日、もう一度相川へ。
春日神社にて、薪能と佐渡民謡、そして鬼太鼓
公演を終了して、静まった舞台
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今日は、両津、アイポート佐渡
パワフルでシルキーな魅力ある歌声が、こころを躍動させて(^_^)v
LIVE専用ではない会場ですが、
モノともせず、熱気と一体感にあふれて盛り上がりました。
母上が佐渡の出身という方の、ドラムも飛び入りして(お名前を失念‥m(__)m)
ピアノも圧巻でした‥いいな(^_^)v
音に厚みと力強さが増して、更に楽しいLIVEになりました。
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この日は、金井の能楽堂で、丘みどりさんの演歌を聴く夕べ。
佐渡の夕笛 おけさの渡り鳥 佐渡おけさ
佐渡おけさは、元鼓童の山口幹文さんが篠笛の演奏で共演し、格調高くなりました(^O^)
佐渡に縁のあるこの三曲を、披露してくれました。
地元の能舞台や身近のパブや公会堂などが、ステージとして豊富に点在する環境です。
プロの方の歌声や演奏を観て、聴いて。
地元の方が稽古を重ねて舞台に立ち、演じて楽しむ日常があります。
生演奏や、歌声が耳にも、体にも直接当ってきます(^_^)v
芸能の宝島佐渡を、実感しています。
パンレストランとして人気の “ しまふうみ ” さんの敷地の一角で、
「しままるしぇ」と言う名の小さな<市場>を開いて、この8月で4年目を迎えました。
営業日は、土曜、日曜の2日間。
佐渡の柿餅本舗のお餅やおかき、春ちゃん工房の古布をメインに、
吉則画伯の絵とことば、ガリモさんの作品、三島明香さんの割烹着を紹介しております。
佐渡のガラス作家である佐々木玲子さんも、作品を提供して下さることになりました。
佐渡の裂織りを守り、多くの作家を育ててこられた、
佐渡国赤泊 綾の会外山の加藤 幸子さんの作品。
裂織りは、古い木綿を利用しコヨリのように織り込んだもの。
その昔は、荒仕事をする人たちの仕事着でした。
負荷の背中当てに、或いは雨具の代わりにもなり、大変便利だったそうです。
裂織りの良さは見栄えでなく、実用的で使いやすく丈夫なこと。
ひとつ一つが、心を込めて織られています。
コースター ランチョンマット タペストリー 手提げバックなど
今では、糸の組み合わせやデザインがおしゃれで、豊富です(^_^)v
古布を大胆にリメイクした洋服も、揃っています。
吉則画伯の、やさしい絵と言葉
ガラスの光で‥‥m(__)m
北前船の頃の蕎麦ちょこ、ぐい飲みなどの小さな器
お祝いの席などで、お赤飯などを盛りつけたお椀だそうです。
生活を楽しく、食を豊かにと願って。 三島明香さんの割烹着。
ガリモさんの手作り作品
佐渡の柿餅本舗の新製品、えごまのかき餅。
香りと堅めの歯応えが魅力です。
コシヒカリの玄米を三時間焙じた、黒焼き玄米茶。
柿の若葉を蒸し、乾燥した柿の葉茶。
どちらもカフェインを含んでいない、お茶です。
就寝前でも、子供さんや妊婦さんも、安心して水分補給していただけます。
佐渡には、おいしいものを提供するお店が、たくさんあります。
素敵な景観を楽しむ所も、たくさんあります。
この、しまふうみさんの一角は、その二つを同時に楽しむことができるお店です。
子供たちが庭で遊べ、ママ会、家族が集い憩う場所として、
あらゆる年齢層の女子会など、気楽に楽しめ、いつも賑わっています。
しままるしぇでは、さらにもうひと味、
「ゆっくりとおしゃべりを楽しむことができるところ」を加えて、
地元の人達のほか、観光に来られたお客さまにも、喜んでいただいております。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。