夜に激しい雨が降りましたが、晴れ間に梅をもぎに (^_^)v
きれいな青い梅がたくさん取れました。
先ず定番の、梅酒と梅シロップを作って保存 (^_^)v
炊飯器の保温で、10時間くらいで完成しました。
実に簡単にシロップが取れますが、お釜にはダメージがあるのかも‥。
青梅で作る、梅肉エキスにも挑戦してみました。
布で絞って
ゆっくり、ホーロー鍋で、煮詰めて
アクを丁寧にすくい取り、二時間煮詰めて完成しました。
超~超~酸っぱい (>_<)
梅肉エキスは、強力なアルカリ性食品で、クエン酸がたっぷり
食塩も砂糖も含まれておらず、
血液をサラサラにするなど、たくさんの効用があります。
http://www.umekenkyuukai.org/bainikuekisu_17effects.html
青梅の取れる時期は、ホンの一瞬。
根気が要る単純な作業も、青梅がゆっくり変わって楽しい時間でした。
調味料として、サラダのドレッシングとしたり、味噌や醤油と混ぜたりしても美味しくなりますが
我々は、熱々のお湯で薄めていただきます\(^o^)/
おけさ柿の成長は順調のようです。
若葉が茂り、柿の実の摘果作業もほぼ終わったようです。
今日は、親戚が住む羽茂へ祭りを見に行って来ました。
祭りは曜日を問わず6月15日に行われ、羽茂地区ならではの芸能が幾つも守られています。
羽茂には三つの地域につぶろさしがあり、県無形文化財となっています。
五穀豊穣を願い、菅原神社と草刈神社に奉納される神楽の一種。
まあ、何んともおおらかな奇祭、芸能で‥
地区の若手は真っ先に駆りだされ、先輩の指導のもと受け継がれてきた芸能。
「まぁ、面でもつけなけりゃ、恥ずかしゅうてとても舞わりゃあせんちゃ」
おだやかな青年達は、普段はサラリーマンだったり、農業者だったり。
祭りを継承するための稽古を重ね、酒を飲み交わすうちに
仲間同士の一体感を深めていくそうです。
町内の家々では花 ( 祝儀 )を準備し、大獅子は玄関や座敷きまで踊り込むことも。
街じゅうに紅白の幕が張られ、祭りを楽しみ祝う一日。
それぞれの役割の、詳しい謂われについては知らないのですが
羽茂だけの独特な芸能が伝えられ、残されていることに地域の方の意志を感じます。
佐渡のあちこちに、祭りの鬼太鼓、獅子舞いがありますが
羽茂の祭りは、ここだけの伝統芸能ばかりで
盛り上がる熱気とかけ声に、想いが込められていました。
男達が唄い、踊り
女達は、祝いのご馳走を作り、祭りを裏方で支えています。
祭りの盛んな地域は、住人同士の結束が固いようで元気 \(^o^)/
珍しい芸能ゆえに、最近ではカメラマンが多く集まり
フェースブックやブログに、直ぐにUPされることも多くなりました。
祭りは神聖な行事であり‥見学には少しの配慮も大切かなと思う場面もありました (>_<)
時どきは、美味しいもの・・・を、無性に食べたくなります。
脂味たっぷりのステーキや、プロの料理人が揚げた天ぷら、しばらく食べたことがないなあ。
焼きたてのピザや、うなぎなんかも久しくいただいていない‥‥。
そう思いながらも、田舎暮らしには田舎の、美味しいものがたくさんありますね。
「 ちょっと炙って、千切りながら食べてごらん、酒のツマミにいけるよ 」
佐渡の北、矢柄の海で採って干したものをいただきました。
よく見ると小エビが付いていて、ちょうどいい塩味。
取れたてのソラマメは、柔らかくて甘さがたっぷり。
塩に一晩漬けてアク抜きした新生姜を、梅酢に漬け、漬け汁を捨て
さらに梅酢を加えて、一週間ほど待つと紅生姜が完成。
冷やし中華や、刻んで稲荷寿司に入れたり、
さわやかな辛みと彩りが、夏の調味料として活躍。
自家製の紅生姜は、食欲のない時のアクセントになります。
梅干しの中の紫蘇を、乾燥したゆかり。
ご飯に混ぜ込んで、おむすびを作る時に \(^o^)/
アクの少ないハチクで、昆布と身欠きにしんと煮込こんむのは定番の味わい方。
あれもこれも、田舎には無いものばかり(>_<) とつい、愚痴ってしまいがちでしたが
地元の素材には、こんなに旨いものばかりが揃っています。
主役ではないけれど、脇役が楽しさを演出してくれます。
手作りの素朴な野菜や調味料は、おだやかで飽きがこない。
ついつい、本物であることを、忘れてしまいますが・・・。
気温が少し高くなってきました。
天気が安定している今こそ、柿の葉茶を作ろうと羽茂の畑に行って収穫してきました。
無農薬の柿の若葉はつやつや、きれいです。
柿の葉を洗って、刻んで、蒸し器で短かい時間蒸してから、日陰で乾燥します。
ほんのり甘い柿の葉茶には、ビタミンCがたっぷり含まれて
ノンカフェインで香りも味も飽きがこなくて、美味しく飲めます。
無農薬の柿の葉を使うことが、一番大切です。
柿の葉をやかんに水から入れて、七分くらいしっかり煮出しています。
色は薄くなりますが 2 ~3 煎まで、効能はあるそうです (^_^)v
ついでに、一つ二つ花を咲かせ始めた頃が取り時と聞き、どくだみも干してみました。
カモミールも、干してみました。
お茶になるそうですが、どんな味わいになるのかしら?
先ずは、庭の花で作って楽しむことから。
佐渡の初夏を迎える頃の気候は、素晴らしい。
この季節が 「 好きだな 」と、毎年同じセリフとなる。
湿気がなくて、北海道の爽やかさとよく似ているのだ (^O^)
廃校となった旧西三川小学校を、お酒作りを学べる 「 学校蔵 」 として
2014年から、尾畑酒造さんが運営しています。
6月4日、学校蔵に集まり“ パネルディスカッションと講演 ” の形式で
特別授業が開催されました。
特別講師として、藻谷浩介さん、玄田有史さん、出口治明さんをお迎えして・・・。
今回で三回目となる、パネルディスカッシヨン。
学級委員長は尾畑留美子さん。
特別授業のテーマは、 「 佐渡から考える島国ニッポンの未来 」
まず、三人の識者による講義 「 世界とつながる 」
ディスカシッヨンは白熱し、内容の濃い楽しい授業となりました。
体操の授業として、佐渡おけさの振付を教えてもらい
参加者が一緒に踊り、体と心をほぐしました。
続いて、佐渡高校生による提案と、地元で起業している事業者による
事例発表 「 地方で起業 」
☆佐渡高校の生徒たちが 「佐渡の大学を 」 という、グループ研究の発表
☆地域おこし協力隊岩崎貴大さんは佐渡における庭さき集荷の現状を報告
☆アイマーク環境株式会社後藤勇典さんは
潟上温泉の観光面からの活用について
☆そして、私、五十嵐敏郎が柿餅本舗起業に至る経緯を紹介
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、懇親会はRyokan浦島で。
学校蔵の特別授業に参加されている、異業種の大勢の方々とも、「 交流 」 できました。
立場や専門の垣根を越えて、新しい知識を得ることは楽しい。
充実の勉強会に参加できた一日でした。
ありがとうございました \(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。