この冬最後の大雪でしょうか。
新潟県の豪雪地域、津南町では、日本一の 419 ㎝の積雪を記録したそうです。
町中が雪に埋もれています。
集落の助け合いがあってこそ、成り立つ長い冬ごもり生活。
慣れているとは言え、年寄りにとっては容易ではないはず‥
健康のこと、買い物のこと‥どうしていらっしゃるのだろう。
不安なく、つつがなく、冬をお過ごしになられますよう。
祈りに似た思いにかられます。
☆。。。。。☆。。。。。☆
この度、ご縁をいただき、東京駅丸の内のコンコースで
ニッコリーナエキュート東京店という店舗を運営されている
《良品工房》さんにアドバイスをいただき、新商品を開発しました。
名付けて《三色お餅 佐度餅日記》
日常の生活の中で、お餅を組み合わせて楽しんでいただけるよう、
古代餅の濃い紫
ゆず餅の淡い黄色
よもぎ餅の深緑 三色の生切り餅
香りの柚子とよもぎ
食感の黒米玄米(朝紫)
餅の色は、自然の素材の色そのままのお餅です。
お客様の食べやすい 6 個入り。
小さめで、食べやすいサイズです。
商品の顏である表面シールや、
裏シールに記載する成分表示、食品表示法の要件の精査まで、
とても丁寧にご指導をいただきました。
日々進化を続け、新しい製品がしのぎをけずりながら並ぶ東京。
その東京駅丸の内コンコースにデビューし、テスト販売をすることになりました。
とても緊張し、嬉しい挑戦です。
コロナ以前には、お客様にお味見していただければ、
自然なお餅の美味しさや魅力を解っていただけたのですが・・・。
お餅の素材の良さや、味には自信はあっても、
信頼されている店舗で販売し、お客様に手に取っていただくまでには
多くのクリアしなくてはならない課題が山積します。
今回は初心に戻り、
しっかり勉強する機会となりました。
お餅は、こんがり焼いて。
お吸い物に添えたり、お汁粉、きな粉などで
お楽しみいただけると、嬉しいです(^^)v
別の食べ方として提案したいのは、揚げだし餅。
フライパンに少量の油をひいて餅を焼くと、コクが加わります。
大根おろしに、だし醤油のさっぱり味で。
お酒のお供に、ぴったりです(^O^)
小腹が空いた時にも、ど~ぞ。
甘いお餅はちょっと苦手、という方にもお薦めの一品です。
本物の食材は地方にあり、作り手も小さな加工所が多いのが実情です。
私どもは、まさにその丁寧に味を守る小さな作り手。
食材の素朴な味を守りながら、
上質な食品を作っていきたいと思っています。
佐渡の安心な食材で、
《三色お餅》を作るは、楽し。
波は高いですが、今日はカーフェリーが運航されています。
心配された雪は、あまり積もりませんでした。
県内の山沿いの地域では、屋根の雪下ろしや道路の除雪に追われる毎日。
ニュースで見るにつけ、「大変だな~」と思う雪国の暮らし。
佐渡の春は、ここまで
冬の食、鱈の卵の煮つけは、
そろそろ、終りの頃になりました。
雨水を過ぎ、太陽の光は明るさを増していることを感じます。
「この雪が溶けたら」そこには、希望にあふれる春が待っている(^^)/
☆。。。。。☆。。。。。☆
今日は、冬の大事な仕事である
味噌の仕込みをしました。
主役の大豆は、“ こうじいらず ” と呼ばれ、甘みが強く、
おいしい味噌ができると言われる、淡い緑色の豆。
大豆 2.5 ㎏ 洗って一晩、水に浸し準備。
材料は、ぜ~んぶ佐渡産。
塩 1.2 ㎏
麹 3 升 (約 2.5 ㎏) 大豆と同量
混ぜ合わせて置きます
圧力鍋で 10 分煮て、
火を止め、そのまま 10分蒸らす。
フードプロセッサーで潰し、
潰した大豆を、少し冷ましてから
丁寧に混ぜ合わせます。
お団子のサイズに丸め、
空気を抜くため、味噌玉を投げ入れます。
味噌は、大豆・麹・塩だけの発酵食品。
でき上がると、およそ 10 ㎏ になります。
この冬の、味噌の仕込みを無事に終えることができました。
空気が触れないように、保存。
手前は、去年仕込んだもの。
一年経つと、大豆と麹と塩が、なめらかな味噌に熟成しています。
友人が誘ってくれて、味噌を作り始めてから 30 数年が経ち、
我が家の味は、いつも手前味噌(^O^)
その昔、
自給自足をするしかなかった、島暮らし。
大きな鍋で大豆を煮て、蔵の中でゆっくり発酵を待ったという
昔の作り方ではありませんが、
小さな圧力鍋で簡単に仕込む方法でも、十二分に美味しい味噌ができます。
「美味しくな~れ、おいしくな~れ」の思いを込めて作っています。
お仲間が増えるといいな。
毎朝、おだやかな味のお味噌汁をいただいています。
爆弾低気圧が近づいていて、今夜から大嵐となる予報です。
天気図は縦縞の、典型的な冬型。
北陸や新潟地方に迫り、大雪の注意がニュースで繰り返され、
急速に温度も下がってきています。
佐度には、暴風雪警報が出され高波にも警戒が必要です。
東北や北海道では、
交通が乱れる混乱を避けるため、JRは明日の朝から
計画運休で対応すると発表されています。
私たちは、佐渡汽船が欠航となる前に、
ご注文いただいた《柿餅 ・ おかき》を発送し終え、ひと安心したところです。
☆。。。。。☆。。。。。☆
‥なので、今日は家にあるもので。
冬野菜のほうれん草が根元まで甘みが増して、
食感もしっかりした歯ごたえとなりおいしい時期。
胡麻和えにしてみました。
友人が作る、自然栽培の黒胡麻。
サッと炒ってから、
春菊も加えて、シャキシャキの食感と胡麻の香ばしさがUP⤴
白菜の漬物・白菜の味噌汁・白菜の鍋物と続いたので、
無性に緑の野菜を食べたくなって、ほうれん草の出番となりました。
豆腐・なめこ・三つ葉の味噌汁を添えて。
簡単な組み合わせの食事ですが、
飽きのこない家庭のあっさりご飯は、 “中くらいのごっつお”かな。
ゆっくり目に、朝ご飯をいただいてから、テレビをつけると
何故かいつも同じ時間。
土曜日の朝には
楽しみにしている番組があります。
《おんがく交差点》 8:00~
司会は、春風亭小朝さん・大谷康子さん (ヴァイオリニスト)
珍しい楽器の紹介、楽曲の背景やエピソードなどにスポットを当てて、
先ず、ゲストの 1 曲。
続いて、歌うヴァイオリン (大谷さん)の 1 曲。
そして、
大谷さんと、ゲストとのコラボレーション。
楽器が二つなので、音を聞きわけやすいプログラム。
もう一つの楽しみは、大谷さんのステージ衣装。
いつもカラフルで素敵なデザイン。
コンサート会場へ行ったような気分になれます(^O^)
《エンター・ザ・ミュージック》 8:30~
藤岡幸夫さん (指揮者)
指揮者ならではの視点から、楽譜の解釈などを聞くことも楽しい。
オーケストラの、音の重なり、メリハリある重量感⤴⤴
普段は共演することのない、他のオーケストラの指揮者をゲストに迎えたりすることも。
《題名のない音楽会》 11:15~
(新潟では、土曜日の朝)
石丸幹二さん (声楽家 俳優)
クラッシック系の音楽番組としては、56 年余りの最長寿番組とか。
聞きどころのツボや特徴を知り、それから演奏を聞くと更に楽し。
クラシックを親しみやすく、わかりやすく。
どの番組も、肩ひじを張らないおしゃべりの導入部から、
演奏へと続きます。
集中して聴く音色は、おだやかで幸せな気分になれます。
日本中が‥コロナの為に、
あらゆる演奏会や演劇・イベントが中止となって 2 年。
生の演奏を聞くことができ無くなってしまい・・ちょっと飢えています。
その他、ニュースによれば、
ショパンコンクールに反田恭平さん、小林愛美さんが入賞された由。
ローザンヌ国際バレーコンクールには、田中月乃さんが入賞(^^)v
コンクールの出場資格を得るだけでも難関なのに、素晴らしい結果(^O^)
自分を信じ、努力を続けた若者達。
我々のような凡人には、
才能って?
特別で貴重な感性があったらな~。
佐度でも、タウンミーティング他
農閑期の庶民の楽しみの発表会の、あれこれやの
舞踊サークル・佐渡おけさの民謡祭・子ども達の演劇祭なども中止となりました。
冬の旬を味わう「牡蠣まつり」「まっさき食の陣」なども。
不要不急な集まりと‥
コロナ感染が見つかり、
14 日まで、真野中学は休校となりました。
高校受験を控えている中学生に、不安を与えないようにと、
三年生の全員が、検査を受けることになったそうです。
自由に集まれる日が待たれています。
春よ、こ~い(^_^)
寒さの中の立春。
さほどの積雪ではないものの、道は凍っており要注意です。
節分の豆まきは「福は内 ~ ~」
厄を払い、春を呼び込みました。
簡単に、満遍なく、部屋ごとに。
☆。。。。。☆。。。。。☆
山の方に出かけてみると、
深い雪におおわれ、シンと静かな風景でした。
晴れ間が現れたり、
途中に、アラレに変わったり。
今日はさすがに、柿の冬剪定はお休みです。
冬の盛り。
重い雪が、ドサッと落ちてきます。
氷柱も伸びてきました。
佐渡にとっては、大雪と寒さの一日でした。
でも、春の足音はそこまで・・来ているはず( ^^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。