一回溶けた雪が、また積もりました。
山道をドライブし、実家へ。
美しい白の世界。
車の音が雪に吸収され、とても静かです。
畑から掘り出して、キャベツを貰ってきました。
包丁を入れると、パリッと割れるほどの新鮮さ。
キャベツの甘さが増すそうです。
キャベツだけでなく、人参なども雪の下で保存するこの方法が人気とか。
雪は湿度たっぷりの、まさに天然冷蔵庫。
豪雪地域に住む方にとっては、これしきの量の雪でしょうが、
佐渡にとっては大雪なのです。
夜間には水道を流したままにし、灯油を補充したり。
風呂に水を溜め、薬缶に飲み水を確保し、万が一の凍結に備えました。
昨日に引き続き、今日も雪降り。
交通量が少なくなり、凍り始めた夜の道を、
除雪車が通っていきました。
わずかですが、今朝は歩道に雪が溜まっていました。
地区の端から端までの歩道を、近所の青年が雪を掻いてくれました。
「今日まで、正月休みですから」
歩道を歩くのは、子供と足の弱いお年寄りだけ。
この地区は、空き家も多くキチンと雪掻きが出来ない所も多いので
歩きにくい歩道を下りて、車道を歩く人が出てきます。
ほんの少数の弱者のために、汗をかいてくれる人がいてとても助かります。
真夜中に除雪車で雪掻きををしてくれた道路を、
お正月を返上してバスを動かしてくれる運転手さん。
ここでもほんの数人の乗客のために、働いてくれています。
令和 3 年の 新年。
雪の正月を迎えました。
元旦は嵐でしたので、陽ざしのある三日になってから、近所の八幡さまにお詣り。
佐渡らしい、ぼってり やわらかく 重い雪。
境内は、蜜にもならない‥地区の八幡さま。
穏やかな一年になりますように ^^)
コロナの為に、今年はお客さまがあるでなし、
どこかへ、年賀に伺うでもなしのお正月。
初仕事は、家の前の雪掻きから (*^^)v !(^^)!
いよいよ、年末。
正月用品として、蒲鉾などの練り物は買い求め、
灯油の補充もしてもらったので、安心して過ごせそう。
先ず、鏡餅を丸めるところから。
小ぶりの鏡餅を、あちこちにお供え。
続いて、黒豆。
これだけは、お正月の定番。
ストーブに乗せて、ゆっくり8 時間くらい煮ました。
お正月だけ、これも縁起ものの昆布巻き。
大根なますを一品加えて、お正月の簡単料理を終了です(^O^)/
新しい年を迎えるにあたり、特に多くは望みませんが、
一日一日を、普通の日常として、穏やかに暮らしていけたらなあ。
願っております。
年末が近くなっているのに、まだ、佐渡の寒ブリ漁の季節を呼ぶ
《雪おろしの雷》が鳴りません。
魚屋さんに寄る度に、まだかな~と心待ちにしている鰤。
「皆さん、ブリ大根を作りたいと店に来て下さるけども、まだ雷が鳴らんでねぇ」
ようやく見つけました。《寒ブリ》(*^^)v
店先のピンクの箱には、およそ 9㎏ 程の鰤が数本。
( 10㎏を超える大物は、東京の市場に送られるのだとか )
スーパーには、鰤の切り身を置いてあるのですが、
地元の魚で作りたいと思い、佐渡産が店に並ぶのを待っていました。
まず軽く下茹でし、鰤の臭みを抜いてから
大根と一緒に煮始めました。
たっぷりの地酒を加え、
何と、たった200円分のアラで、美味しいブリ大根完成(^O^)
後日、照り焼きと、刺身で、季節の味《鰤シリーズ》いただきました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。