1. 佐渡の田舎暮らし日記

午後から、また吹雪。

朝の一便のみ佐渡汽船は出航しましたが、他はすべて欠航となりました。

 

今日のさわやかな若者たちのビッグニュース(^_^)v

羽生結弦君がオリンピックで金メダル。

そして羽生永世七冠を破った、中学生棋士藤井聡太君が

朝日杯で優勝し、最年少で六段に昇段しました。

 

寒の時季の大事な作業、

今日は恒例の、味噌の仕込みをすることにしました。

 

糀、塩

麹  塩

 

“ いつくの郷 ” 笈川さんの自然栽培の米、ササニシキに、

塚本糀店さんが味噌用の糀を付けたもの。

塩は、佐渡の塩。 混ぜ合わせておきます。

 

浸し豆

浸し大豆  さといらず

 

自然栽培の大豆を、ふっくら一晩浸して

 

茹で豆

茹で豆

 

圧力鍋で茹でる。

 

フードプロセッサ-で

フードプロセッサ-で

 

フードプロセッサーで大豆を潰し、少し冷ましてから、麹と混ぜ合わせます。

 

味噌玉

味噌玉

 

空気を抜きながら、味噌の玉を作ります。

 

味噌玉を投げ入れ

味噌玉を投げ入れ

 

容器に投げ入れ、更に空気を抜きます。

味噌の麹は空気が無くても、発酵の力を発揮するそうです。

 

味噌仕込み出来あがり

味噌仕込み 出来あがり

 

我が家の味噌を仕込み続けて、20年以上。

いつものように、無事終了しました。

ほッ\(^o^)/

 

味噌仕込みレシピ

味噌仕込み

 

大豆 2.5㎏

 麹 2.5㎏

 塩 1.2㎏

原材料はこれだけで、中辛の我が家の味噌が完成。

出来あがると、およそ10Kg となります。

 

原材料のササニシキと大豆のさといらずは、自然栽培で育てられたもの。

自給自足をめざして自然栽培に取り組む、

“ いつくの郷 ” さんに分けていただきました。

 

身近に安心素材と出会えることができ、

そして、ちょっと手を加えることで体に優しく、

おいしいものをいただけける喜びを感じます。

 

梅雨が明けたら、天地返しをして、ゆっくり熟成を待ちます(^_^)v

今日は、川茂(赤泊)黄金鮎蕎麦の会。
今回は栃餅を味わう趣向も加わり、山の幸、海の幸満載の、ぜいたくな宴となりました。

朝の9時に集会所に集合し、み~んんなで作ります。
先ずは、昨年の夏に捕った子持ち鮎を乾かした黄金鮎で、出汁を取るところから。

 

黄金鮎で出汁取り

黄金鮎で出汁取り

 

灰汁抜きに苦労した栃の実を加え、餅米を蒸し上げます。

 

栃もちの蒸し上り

栃餅の蒸し上がり

 


柿餅やさんが栃餅を搗くの図。

 

栃餅を搗く柿餅やさん

栃餅を搗く柿餅やさん

 

 自然薯を摺って摺って、また摺って、鮎の出汁と合わせます。

たぶん、明日は筋肉痛かな?

自然薯を摺って摺って

自然薯を摺って摺って

 


竹で作った杯で、地元の地酒をいただく

燗も良し、冷やもまた旨し。

竹を割って杯を作り

青竹を割って杯を作り

 


天ぷらの盛り合わせは 

蕗のとう、セリは雪の小川からの初物。

 

野菜 天ぷら

野菜 天ぷら

 

カボチャ、ジャガイモのかき揚げと、鱈の天ぷら。

たくわん、キンピラも家庭の味で、ぜ~んぶ地元の食材、手作りです。

 

天ぷら、キンピラ、たくわん

天ぷら、キンピラ、たくわん


ほぼ、準備が整ったところで、さて、会長の挨拶

さあ、飲むぞ、食べるぞ!!

 

会長挨拶

会長挨拶

 


赤泊で獲れた、真鱈
、マグロの刺身も加わり、さらに酒がすすむ。

タラ、マグロの刺身

鱈、マグロの刺身

 


春を告げるセリは、天ぷら、からし和え 二種。

セリのからし和え

セリの和からし和え

 

小皿に少量をおしゃれに盛りつければ、粋なお通しになるセリも

タッパーで、分け合う。 格好をつけない田舎流。

 

鱈汁

鱈汁

 

鱈の白子のポンズ合えは新鮮ゆえに、ふっくらなめらか。

(写真に記録するのを忘れました)

 

蕎麦チップ

蕎麦チップ

 

蕎麦チップは、ちょっと振り塩味と、カラメルと合わせたチョイと甘めの 二種。

殻から剥くのに、時間がかかった労作の銀杏。

 

銀杏

銀杏

 


さあて、真打ち、鮎蕎麦の出来あがりです。

鮎の濃いめの出汁をいただいてみると、いつものアゴ出汁との違いがわかり楽しめます。

溜まり醤油を使いましたので色が濃く見えますが、味はまろやかです。

 

鮎蕎麦の出来あがり

鮎蕎麦の出来あがり

 


デザートには、餡を添えて、栃餅を(^u^)

栃の実がツブツブと、ほんのりとした渋みの後口が秀逸でした。

 

栃餅に案をつけて

栃餅に餡をつけて

 


シメのご飯は、古代米(黒米)入りのお赤飯

モチモチしっとりふっくら、心も体も大満足でした。

黒米入りお赤飯

黒米入りお赤飯

 

鮎の会の新年会を兼ねて、集会所に集まって気楽なおしゃべりの会。

蕎麦を打つことに情熱を傾けている方の、蕎麦と

焼いて乾燥し、出汁のために保存した子持ちの黄金鮎。

 

参加者は30人程。

父さんも母さんも、爺さんも、お嬢さんも一緒に。

出汁をとったり、食材を刻んだり、銀杏を剥いたり、自然薯を擂ったり、竹を切ったり。

わいわいおしゃべりをしながらの準備が、また楽し。

並べてみれば、身近な素材ばかりで、豪華なものはありません。

田舎料理は、いまや、とてもとても貴重なもの。

それをよく知っている皆が、懐かしい味を作ることを楽しみに集まります。

 

平成30年、沢山のいいことがありそう。

元気な人達との飲み会でした。

 

大雪が日本海側にどっさり。

 

雪の山道

雪の山道

 

北陸地方は、昭和56年以来、37年ぶりとなる記録的な積雪量で、

親戚の住む福井は、国道の渋滞が1500台を超えてあらゆる物流がマヒ状態だそうです。

 

電話をかけ、あんばいを尋ねてみると、

「状況が変わるまで、家に籠もるしかないね‥。大丈夫だよ。ありがとう。」

 

やわらかに降り積もる静かな雪が、普段の生活を、いとも簡単に狂わせています。

豊かな実りをもたらす雨も雪も寡黙なれど、自然の本質は脅威を秘めたもの。

 

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佐渡では23日頃から雪が降り始め、27日頃から低温が続いたために29日朝には水道管が凍結し、破裂したり、断水したり。

全戸の半数近くの一万戸が、水道の出ない生活を何日も強いられました。

空家が多く、水道管の破裂の状況を把握しきれていない実態がありました。

 

雪の量は、さほどではないのですが、凍りつきました。

 

屋根に

屋根に

 

お隣どうしが安否を確かめ合いながら、家から外への雪掻きをして道を確保したり、

「水道は出ていますか?」 「買い物は?」 「ゴミ出しをしましょうか?」

普段は、お互いの生活にあまり深く立ち入らないようにしていますが、

イザという、この時ばかりは声をかけ合っての数日。

ご近所の助け合い機能が、チャンと生きていることを確認もできました。

 

ホワイトアウト 大渋滞

ホワイトアウト 大渋滞

 

ホワイトアウトのため、バイパス道路がしばらく交通止めとなり、別のルートが大渋滞。

 

滅多にないことなので、記録的に綴ってみると・・・・・

水道の復旧工事が必要な件数が多すぎて、直ぐには風呂に入れない家庭が多く発生。

公共の入浴施設が被災者に開放されたのは、数日後でした。

数年に一度の大雪とはいえ、市民も危機感が不足していたこともありました。

夜間に水を出して休むという、初歩的な対応を忘れていました。

 

佐渡市が、自衛隊に給水車の応援を要請したのは数日後。

水道の復旧までには、羽茂は6日間を要しました。

 

一人暮らしのお年寄りや、指定の場所まで指定の時間帯に給水に行けない人も多く、

寝たきりのお年寄りの介護や、赤ちゃんには水が不可欠で、困った事態となったことは察して余りあります。

 

情報の伝え方も、佐渡市のホムページを見よ‥ 水道課に問い合わせよ‥ 佐渡テレビで文字放送しているので確認して下さい‥とか、防災放送はありましたが‥

市民にキメ細かく具体的に、充分に伝わったでしょうか‥?

 

給水用のタンクは、ホームセンターで品切れとなり混乱が起きました。

 

自然災害ゆえに、仕方なかったことではありますが、

学校は、給食の皿が洗えない、調理ができないので、休校。給食無しの対応。

牛乳とパンのみの日がありました。

 

インフルエンザの流行と重なり、手洗いの水も貴重となりました。

 

水道が使えない状態ですから、火の用心を更に気をつけましょうと、消防車が呼びかけて廻りました。

お年寄りのデイサービスは、入浴を目的とする方が多く、これも中止となりました。

 

日常の生活を保つことの基本は、何よりもお水と暖房用・車のガソリン、人のつながりの大切さ。

今回は停電とならなかったので、照明と暖房がついたことがせめての救いでした。

 

しかし、田舎暮らしの良さを感じたことも。

食糧や野菜の保存がある安心感もあって、市民があわてずに柔軟に対処したこと(^O^)

 

全国ニュースで佐渡の断水状況が放送されたため、ボトルの水を幾箱を送ってくれた知人がいて、直ぐに行動を起こしてくれたことに感謝している、とは、友人の談。

 

電話で安否を問い合わせてくれたり、外からの応援もいっぱいいただき、ありがたかった(^O^)

離島の佐渡は、欠航が続き仕事の予定にもかなり支障が出ましたが、どんな状態であろうとも、数日間生きて行くための備えをしなければ、と感じたしだいです。

自分で出来ることは、自分で対処し、静かに沈静化するのを待ちました。

 

SOSを出せない方に、もう少し早く気付いて手助けをできたらよかった‥反省点です。

 

余談として、

予約してあった歯科から、“ 断水のため、臨時休診します” と、フェイスブックから知らせが入ったこと。

今、ならではの伝達方法でした\(^o^)/

 

全国的にはもっともっと雪が深くて、除雪にご苦労されている地域があります。

やれやれ、雪は白い魔物 ですね。

 

冬の大切な仕事

我が家の畑で育てた、えごま・決明子の種を採る作業をしました。

 

決明子

決明子

 

 

サヤのを、来年用の種に採りました(^_^)v

別名を、はぶ茶、エビスグサとも呼び、軽く炒ってお茶として飲みます。

育てるのはとても簡単です。

 

我が、柿餅本舗の新商品「えごまのかき餅」に使っている『えごま

 

えごま 決明子 えごま

えごま 決明子 えごま

 

茶色の皿に、白と茶色の種。

えごまの種を二種類。

 

保存 種

保存 種

 

交配しやすいと教えてもらいましたので、場所を離して種を蒔きました。

えごまは、紫蘇科の植物。

醤油や味噌とすり合わせ、餅や茹でた野菜にかけて食べると香り豊かで美味しい(^O^)

「パラリと蒔いておけば、勝手に生えてくるよ」と、先輩から分けていただいた種。

育てたというより、自然に育ってくれました。

収穫の時期が遅くなったらしく、かなりの実が畑に落ちてしまったようで‥。

敷物の上で干して、深みのある樽の中で振るって採取。

そこから、充実した種とゴミと分けることがケッコウ面倒なことも経験できました。

始めてなので少量ですが、無事に自家用の種を採れました。

 

佐渡は、寒くて雪模様の日が続いています。

寒さの厳しい大寒の頃になると、何故か食べたくなるのが、打ち豆。

 

打ち豆

打ち豆

 

大根・人参・里芋などの根菜類と、打ち豆の味噌汁で温まります。

大豆からの出汁がよく出て、旨みが増します(^_^)v

 

更にひと手間かけて、納豆をすり鉢でなめらかにすって、納豆汁にしたり

地元の酒蔵の酒粕を少量千切って鍋に、酒粕汁も一度は作る冬の味噌汁。

 

ひじき と 打ち豆

ひじき 打ち豆

打ち豆とヒジキ・人参・ゴボウ・竹輪などの具材をたくさん入れ、甘辛めに煮ることも。

 

ひじき 打ち豆

ひじき 打ち豆

 

鳥肉を加えて、おかずとしてのカロリーやボリュームをUP。

食べての満足感も、増します(^_^)v

 

黒大豆 煮豆

黒大豆 煮豆

 

煮豆も常備食として、小分けして冷凍保存して置き

おかずにもう一品欲しい時に、テーブルに。

とっても、便利 (^_^)v

 

素朴な大豆で、あったか味噌汁と煮豆。

 

白ささげをストーブにかけて、台所で仕事をしながらの冬の日。

 

白いんげん豆

白いんげん豆

 

コトコト ふっくら

コトコト ふっくら

 

我が家の暖房は、電気ストーブとホットカーペットを併用していますが、

「炎の出るタイプのストーブを、置いとくといいよ」とのアドバイスに従い残した一台。

 

仕事をしながら料理も出来るし、暖もとれる優れもの。

今では、停電になることはほとんどなくなりましたが、万一に備えての一台です。

 

小豆 白いんげん 青豆 ささげ 

小豆 白いんげん 青豆 ささげ

 

地元のお母さん達が持ち寄る地場産のお店、“ 風間 ”さんに各種の豆。豆。豆。

冬の農閑期に、一粒、一粒ずつ選らんで、やっとこの時季にお店に並びます。

 

黒ささげ

黒ささげ

 

この黒ささげは、作る人も少なくなって、種も貴重なのだそうです。

ずっしりとした手応と存在感ある、黒いささげです。

 

赤、青、白、黒と色とりどり、それぞれの個性を楽しめる健康食。

豆 豆 豆

今年も、豆、豆で、マメに暮らせるといいけどね・・・。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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