今日は
昨年の 4 月 26 日に、仕込んだ《 醤油 》の搾りを行いました。
毎月、天地返しや観察を重ね、
一年をかけて手入れをしてきました。
まず、
前日に、箱根清水を汲みに出かけ準備。
箱根清水は、羽黒神社の参道入口にあって、水量は豊か。
一樽を運ぶには重すぎるため、
天地返しを兼ねて二つの樽に分けて運びます。
搾り師は、
佐渡の醤油搾りを一手に担う、斎藤哲さんです(^^)/
塩の濃度を調整するために、熱湯を加えて
( 醪もろみ ) を搾り袋に入れ、「船」と呼ばれる箱に並べて
ジャッキをかけて搾る。
搾りは順調ですが、途中に雲行きがあやしげ‥
急に、アラレが降ってきて‥
覆いを架け、しばし作業を休止。
88 度まで、火入れし
最終の比重を調整。
アクを丁寧にすくい取りました。
温度が下がるのを待って、出来たての醤油を持ち帰りました。
( 澱おり) が沈むのを一週間ほど待って、瓶詰めする予定。
とてもまろやかで、美味しい醤油が出来上がりました。
手入れするごとに、熟成ぐあいを実感し、愛着が増してきた醤油です。
素材は、丸大豆と小麦と塩のみ。
これからの、我が家の味付けはこのお醤油で(^O^)
安心の醤油や安全な味噌で、
毎日の<食卓>に、自家製の調味料で料理する楽しみ。
佐渡では、現在 11 樽の醤油が仕込まれています。
醤油の仕込みを始めて、4 年。
若い世代の、お仲間が増えてきています。
とても新鮮な
新しい「風」が吹き始めているようで嬉しい(^O^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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