晩秋の頃になると造り置きするのが、花梨のシロップ。
花梨を薄い銀杏切りにして、鍋で30分ほど煮込み、笊で汁と実に分けます。
砂糖を加えて、アクを丁寧にすくい取りながら、煮詰めていくと
次第に透明感のある花梨独特の色、ワインレッドのシロップになってきます。
咳が出て辛い時に飲むと咽に優しく、効き目があるそうです。
昔から伝えられた自家製の生薬。
一杯飲んで効き目が有るのか、無いのか‥‥薬効のほどは定かではありませんが
自然の実から、きれいな色のシロップが出来るなら
造り置いて、イザと言う時に、子どもに与えられる甘いお薬。
アルコールで、花梨酒を造る方法もありますが
誰でも飲める、シロップやジャムの方が、手軽でいいかなと考えて毎年造っています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
もち米と麹で作る、甘酒。
こがね餅米で四倍粥を炊き、60度まで温度を一旦下げ、麹と混ぜ合わせます。
一晩で、麹とよく馴染んで甘酒が完成。
今度は80度まで火入れして、発酵を止めます。
氷水で急に冷やすと、味が安定するそうです。
アルコールが入っていないので、子共も安心して飲める甘酒に。
疲れた時などに、おやつの代わりにも。
飲む点滴とも言われる、やさしい滋養たっぷりな餅米で造る甘酒。
たまには、変わった飲み物で
体も気分も温まって、ほんわか、ゆったり (^_^)v
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
コメントをどうぞ