能舞台で

今朝は少し肌寒く感じ、薄掛け布団を引き寄せてもうひと眠り。ぐっすり。

 

幾つかの新しい出会いがあった今日 (^_^)v

大崎白山神社 能舞台

大崎白山神社 能舞台で

 

大学のサークル活動の一環として、佐渡に能の集中稽古に来られた学生さん達。

他の地域にある能舞台も見て来られたそうですが、今日は大崎白山神社の能舞台で稽古。

朗々と響く謡 仕舞の稽古

朗々と響く謡 仕舞の稽古

 

南佐渡には、能舞台が集中して残っていますが、多くの舞台は古くて、傷みもあり、あまり活用されていませんでした。

そこで保存の為の補助を得て、ここ数年は、あちこちの能舞台が修複されてきました。

演劇なり、能、狂言などを演じてこその舞台。

以前には地域の中心として、事あるごとに人が集まり、賑わいを見せていたようです。

 

大崎白山神社 能舞台

大崎白山神社 能舞台

 

若者が指導を受けながら、真剣に稽古している様子を拝見して、萱ぶき屋根の能舞台に活気が戻ったよう。 味わいのある空間を醸しだしていました。

稽古の終わりに、「記念に一枚写真を撮らせていただけますか。」と、お願いしましたら、扇子を前に置き、背筋をのばした美しい所作で快く応じて下さいました。

 

正座で 稽古終了

正座で 稽古終了

 

境内には、能の盛んだった頃の写真とともに、大崎白山神社の歴史の説明があります。

 

往時の賑わい

往時の賑わい

 

9月23日、秋分の日には、地元の能保存会による公演が予定されています。

 佐渡市の若い担当者  地域おこし協力隊 Sさん  

佐渡市の若い担当者   地域おこし協力隊 Sさん

 

佐渡に移住してきたばかりのSさんは、地域おこし協力隊の一人。

地域おこし協力隊とは、他の地域での経験や資格を活かしてもらい、佐渡の地域活性化を図ろうというプロジェクト。 佐渡市が募集し、8名の方が市内に点在し、活動を始めているものです。

島内に20数か所ある文化的な財産である能舞台と、島の外からの若者を繋ぐ試みも、二年目の事業のひとつ。

 

新しい発見の目線で、意見や提案をしてもらい、佐渡からの発信が期待されています。

 

佐渡市の新しい試みを担う、地域おこし協力隊のSさんや、動きの軽やかな学生さん達の新鮮な魅力に出会えた、うれしい気分の日になりました。

 

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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