9月半ばとなっても、佐渡はまだ暑さが続いています。
真野・新町 “ ゆいの間 ” で、先輩ボランティアが先生となって、佐渡の郷土食 “ 笹団子 ” 作りを教えてもらえることになりました (^-^)
団子の生地は上新粉ともち粉、餡を中に入れます。春に摘んで保存しておいたよもぎを、たっぷり混ぜ込むと、よもぎの香りと緑色がよみがえってきます。
三枚の笹の葉で団子を包み、イグサでくくります。
昔、むか~し、婆さんや母が楽しそうに作っていたのが “ 笹団子 ” 。
農作業のおやつとしたり、雨降りで外の作業が休みと言うような日に、作ってくれた思い出があります。 くるくると‥アッという間に笹の葉に包んで、可愛い形の団子になったものでした。
温もりのある笹団子を作れるお婆さんに、いつか私もなりたいな‥と、密かに思っていました。
“ ゆいの間 ” のスタッフには、主婦業として一芸を持っている人が大勢ます。
裁縫が得意で、服のサイズ直しOK。 漬け物を、あれこれ工夫して楽しませてくれる人。
お赤飯やちらし寿司・イカ飯を美味しく作る人、ゆいの間をいつも綺麗に整頓してくれる人。
今回のような笹だんご教室は、願ってもいない機会です。
佐渡にはその他にも郷土食に、“ おこし型 ” “ やせうま ” などの団子もあります。
どの料理にも、その人ごとに工夫やコツがあり、持ち寄った料理を食べながら、教えてもらうことばかり (^u^)
この日持ち寄られたのは、炊き込みご飯・イカ飯・いなり寿司。茄子の漬けもの・ゴーヤーの佃煮・きゅうりや生姜の酒粕漬け・ぬか漬けなど‥盛り沢山。
ごく普通の家庭の味、母の味が集りました。
「これはどういう風に作ったらいいの?」 新鮮な驚きの時もあり、納得の時もあり ?(^O^)
すぐ隣に、丁寧でやさしいお母さん先生がいてくれます。
賑やかなお昼ご飯の間に、笹団子が蒸し上がり、10個ずつのお持ち帰りとなりました (^。^)y
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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