黄金色の稲穂が波をうって、美しい田んぼが広がっています。 稲刈りが、急ピッチで進んでいます。 | |
先日の台風が、稲をかき回していきました。 田んぼの広がりを、海原に見立てて《沖》と呼んでいます。 収穫を控えた今は、黄金色の《海》です。 お米が無事に収穫でき、主食を確保できるところまで、 水の管理や、田んぼの畦の草刈りなど、 地味な努力を続けてきた農家さん。 価格の高い農機具を使って、お米を生産することは、 農業の経営や、効率などとのバランスが‥云々、 ‥言われていますが‥ 生産者は、効率でも価格のためでもなく 毎日の生活の、大切な主食《お米》を作ることに専心しています。 安全な食卓を守る、意義と誇りをもって取り組んでいます。 大事なことには、手間と情熱が欠かせません。 佐渡の農業は、《江》を設置することで、 生きものと共生できる環境を守りながら、 農家は、共通の要件を決めて、米の生産をしています。 ○ 農薬・化学肥料を減らして(5割以上を削減)栽培した米であること。 ○ 水田の畦に、除草剤を散布しない。 ○ 生きもの調査を年2回実施していること、など。 佐度は、暖流と寒流が交わる、北緯38度線に位置する《島》 島特有の海洋性気候は、 気温は、本土より冬は2℃高く、夏は2℃涼しい。 恵まれた自然環境で、じっくり時間をかけてお米は稔ります。 嚙み締めた瞬間に、 お米の甘みとうま味が広がり 冷めても美味しい、佐渡のコシヒカリ (^O^) 安心で美味しい、佐渡の米つくりのことを、 お客さまによく知っていただき、佐渡産のお米を選んでもらえたら、 生産者の努力が報われますし、 双方にとって、幸せなことですね。 この風景は、 農家にとって、何にも勝る安心と喜びの時。 それ故に、目の前の風景が 更に尊く感じられるのです。 | |
私たちは、農家の、時々手伝いの分際ですが‥、 農業者のみなさんの傍にいて思うのは、 毎日の食事をもっともっと大切にしたい 。 | |
稲藁を干しています。 青さの残る時に、刈り取り この地域に伝わる、藁の民芸品を作ります。 藁の茎が長く、堅い種類の稲だそうです。 (羽茂・大崎にて) | |
しめ張り馬 魔除けとして、伝えられている民芸品。 集落の境界にも飾られ、道祖神の意味あいもあります。 | |
おだやかな陽を浴びて 懐かしい、はざがけ風景。 | |
稲刈りの作業日の、小昼(おやつ)に。 叔母さんの家の栗で、 栗のおこわを、作ります(^O^) | |
検索してみると 栗を冷凍してから、熱湯に5分入れると鬼皮までキレイに剥ける由。 初めてハサミを使ってみました。 安全と言うことでは、いいのですが、 思うようには、簡単に出来ませんでした(>_<) | |
新物のささげ 地場の売り場にて。 色つやが濃く、粒揃いです。 美味しいに違いない。 | |
ささげの煮汁に、餅米を一晩 漬けて置きます。 ご馳走のためには、栗を丁寧にむきます。 | |
ふっくら ささげが、ほっこり香り、 栗は濃厚でほくほく、あったか。 | |
健康は、新鮮な食材からいただく。 | |
元気に動く、さざえを発見したので、 さざえの炊き込みご飯を。 | |
少量のお湯で短時間煮て、身を取り出します。 | |
さざえの弾力と、旨味をしっかり感じます。 昆布 地酒 醤油 バランスも丁度いい具合(^O^) | |
いただきもの 丁寧に包まれた、取りたてのイチジクは、 トロリなめらか。 友人にお届けしたら、その友達も喜んでくださり、 無花果のファンが多いことを知りました。 | |
光の中で 赤とんぼは、休憩中。 田んぼの上では、 二匹のトンボが繋がって、たくさん飛び交っています。 おだやかな秋の風景です。 この、なんでもない風景も、 赤とんぼやミツバチに影響すると言われる ネオニコチノイド系農薬を使用しない取り組みを、 佐渡では続けているからかな。 普段は、 呑気な田舎暮らしを、取り留めもなく‥、 些細なことばかり書いておりますが、 お客様の中に、「ブログ、見ていますよ」と、 声をかけて下さる方が、いらっしゃいますので、 柿餅本舗の《もち米 黄金餅》も、 この田んぼから育まれた、安心なお米であることを 知っていただけたら‥と、 ついつい、 説明に熱が入ってしまいました。 季節ごとに、季節のおいしいもの。 天高く‥食欲の秋。 栗おこわ と さざえのご飯、いただきました。 | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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