柿との一年のお付き合いの途中に、いくつもの楽しみがあります。
そのひとつ、柿畑の若葉を摘んでの、柿の葉茶作り。
この十年近く手入れが出来ず無農薬・無肥料の、いわゆる耕作放棄された伯母さんの柿です。
不思議なことに虫も下草も綺麗で、荒れた畑の感じがしません。
柔らかい葉を丁寧に摘み、洗い、刻み、短時間蒸し、風通しのいい所で乾燥します。
柿の葉には、熱に強く蒸しても失われにくいビタミンCが多く含まれていて、体にも優しく、ほのかな甘さが魅力のお茶ができます。
ノンカフェインなので、子供も安心して飲んでいただけます。
通常のビタミンCは熱に弱く、熱すると壊れて減っていくのですが、柿の葉のビタミンCはプロビタミンCと いうビタミンCになる前の状態のもので、熱に強いのが特徴です。お湯を注いで飲んでもその効果が破壊されることがない・・・・・・・・のだそうです。
摘み取ってから少しでも早くお茶にしようと、夜なべ仕事で蒸し、竹のざるに広げ乾燥へ。
あま~い香りが部屋にいっぱい広がりました。
出来上がりと、味見が楽しみです (^u^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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