佐渡・真野地区に永く伝えられてきた文弥人形、真明座。(島内には他にも座が活動中)
公演前には、演目の内容の説明がありました。
真野大神宮のまつりは、麦飯まつりとも呼ばれています。
(昔は麦の収穫後の祭りだったので…。今は麦が黄金色に波打つ風景は見られなくなりました)
文弥人形が演じられる夜には、集まった町の人たちに“麦飯の握り飯”が振る舞われたそうです。今もその形が伝えられています。
女性の太夫の味わいある声と、節まわしの良さ。
人形を使う人の、立ち回りの小気味よさ。 話に引き込まれました。
伝統芸能を受け継ぎ、次の世代に伝えるには、根気よく繰り返しの稽古を怠らないことが大切だそうです。
佐渡の文弥人形は、国指定重要無形民俗文化財としての認定を受けており、誇りと責任を持って研鑚を重ね、演じられています。
真明座の座長である川野名さんは、後継者を育てる為に、地元の中学校の部活動を熱心に指導されています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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