朝早くに、メールの着信あり。
「イワナが釣れました。要りますか?」
もちろん「要る、要る。ご馳走になります 」と返信。
細かい歯がぎっしり並び、鋭いこと。
ワタを取り出して、下処理してからだと、
この岩魚の、身の太さと背の高さの美しさが伝わらないので、
「釣ったままを持って来たのですよ」
鱗の無い岩魚の肌は、ツルツル・ぬるぬる。
健康だからこそ、体をバリアする粘液でおおわれているのだそう。
貴重なお魚です。
ワタを取り出し、血合いをきれいに洗い、定番の塩焼きに。
グリルでゆっくり焼き上げました。
きれいな桜色の、川魚ならではの香ばしい身がたっぷり。
骨からの身離れもよく、脂がのった皮からの旨味も独特な味。
アンバランスな取り合わせですが‥
さっそく、
ご馳走をいただきました(^O^)
釣りをする人でも、なかなか巡り合えないような、
尺越え( 30㎝ )の、渓流に棲む《岩魚の主》です。
山と言わず、海と言わず、川と言わず、
名にし負う、佐渡のハンターAさんに出会ったのが、
岩魚クンにとって、何事も因縁・運命でした‥ね。
私たちにとっては、思いもかけないご馳走をいただけました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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