山菜シリーズ 最終回

他に、美味しいもの食べていないの?

心配されそうですが
佐度の春、山菜シリーズを楽しんでいます。
友人から毎年、薪ストーブの灰をいただき
ワラビの灰汁抜きをしています。

この作業も、ワラビを食べる前のセレモニー。  
丁寧に(篩フルイ)にかけた、木灰を届けて下さいました。
アク抜き用の灰は、とても貴重なんです。
ひと晩待てば、自然な美しい色に。

少しのヌメリと、シャツキとした食感。

新生姜 人参 昆布 きゅうり など、出汁醤油に漬けて美味しく(^^)/


やわらかい木の芽を、たっぷり。

山椒味噌で、爽やかな香りとしびれるほどの辛さが魅力。

日本の個性ある香辛料は、小気味いい存在感があります。

熱湯を回しかけた後、氷で急冷し
水分を拭き取り、半分は冷凍保存しました。

今しかない、旬を大事にします。

相性のいい、掘りたて筍をいただいたので
筍と山椒の味噌で (^O^)
これで、和え物を作ります。
やわらか筍  
定番の若竹汁と、筍ご飯で美味しく (^^)v 
次々と、ひと癖ある春の山菜が登場しますので
ついつい、山菜三昧。

アク抜き作業で、爪を黒くしたり
米ぬかで茹でたり、灰に浸したり‥

新鮮なうちに、下ごしらえのひと手間。


早春の海からの
もずく 若布 岩海苔

山里からは
蕗のとう 沢わさび 行者にんにく 蕗
からし菜 こごみ タラの芽 独活(ウド) 
椎茸 よもぎ わらび 木の芽 筍 


自分で採ったり、いただきものを食卓へ。

季節を味わう田舎の暮らし。

お腹いっぱいになるものは、何ひとつありませんが
生活のアクセントに、新鮮な感動と小さな喜びを感じます。

香りと苦み、 色 ‥ 作って食べる春。
存分に楽しんだ山菜シリーズでした。


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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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