東京から叔父が遊びに来てくれました。
元気なうちに、兄弟とも会って食事でも共にしようとのこと。長兄である父は八十八歳。兄弟四人が集まれるのは幸せなことです。春ならではの田舎の山菜料理と、地のものの刺身・何は無くとも故郷のお煮しめで乾杯。
ご馳走は、うど・筍・わらび・タラの芽和え・よもぎの団子・生わかめなどを少しずつ。春の山菜は、少しほろ苦く香りと食感がよく楽しいものです。
佐渡散歩として、石名と和木を結ぶ開通したばかりの遊歩道へ一緒に出かけました。
両津の和木から入り、整備された遊歩道入口からはゆっくり散策して小一時間程。目的の仰ぎ見る大杉は、生命力を漲らせてとてもみごとでした。珍しい山野草がひと所に咲く貴重な散歩道では、小さな花にも案内があるともっと楽しめるような気がしました。
守られてきた大自然が、身近に親しめるのは嬉しいことです。
…が、山野草や大杉の根元も今までのように、大切にしてゆかなければと思うのです。写真を撮るためか、杉の根元にたくさんの足跡が見られたので、少し心配でもあります。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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