味噌を仕込む

今日は、「雨水」だそうです。
二十四節気では、春へと季節が向かい
氷が水へと溶けはじめる頃。

“寒”の大事な仕事としている
味噌を仕込もうと、
大豆 麹 塩を準備しました。
佐渡産の大豆は、生産者が少なくなり
地場の売り場に並んだのは、少量で一瞬のことだったそうです。

地元の大豆を買い損ねてしまいましたので、
今年は、北海道産の大豆で作ってみます。
麹は、地元の塚本こうじ屋さん
塩は、佐渡の塩。
一晩、たっぷりの水に漬け
ふっくら大豆に。
圧力窯で煮ます。

フードプロセッサーで、煮豆を潰します。

大豆が熱いと麹の働きが弱まるそうですので、広げて冷まします。
麹と塩は合わせておき
少し冷ました大豆と、混ぜます。
手のひらの大きさに、丸めて。

二人で味噌の仕込みを、毎年続けてきたので、
分業作業も手慣れてきました。

順調です。

団子の中の空気を抜くように
樽へ投げ込みます。
ラップで蓋をして、保存。
完成すると、ひと樽がおよそ10㎏。
波型の蓋が、“圧”をかけるので
重石の役目をするそうです。

梅雨明けの頃になったら、
天地返しをして、発酵のぐあいを確かめます。

孫たちも、食べる味噌ですので
おいしく発酵し、熟成されますようにと願いながら
爺さんと婆さんで、二樽分仕込みました。

家庭の味は、ひと椀の味噌汁から。

今年も味噌の仕込みを終え、ホッとしています。

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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