今日はまた、大嵐です。
暦の上では、啓蟄となりましたが、
アラレが降ったり、ザッと雨が強く降ったり、パッと晴れ間がのぞいたり。
新年度の神事の一つである、“ 倉谷の大わらじ” が、新しく変えられていました。
大わらじを掲げる意味は、
「集落には、こんな大わらじを履く大男が住んでいるぞ~」
外から入り込もうとした盗賊が、逃げ出したと言われる
疫病や悪人除けの、道祖神だそうです。
羽茂・締め張り地区で作られている藁の馬。(締め張り馬)
我が家の小さな守り神。
尻尾が真っすぐ伸びて、疾走しているようすを表しています。
締め張りでは、地区の結界を示す意味で、
人が通る道の頭上に、しめ縄のように藁の馬を張ります。
大わらじと同じように、集落の魔除けを願う道祖神だそうです。
我が家の締め張り馬は、土産用の工芸品ですが、
同じ作り方で、早刈りの稲の芯で作る
美しい守り神。
今では、締め張り馬を作る方が高齢となったため、
後継者を育てることに、力を注いでいると聞いています。
地域を守る道祖神は、形いろいろ。
思いは、同じ。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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