ヨモギ染め

今日は
柔らかいヨモギの新芽を摘みに
山へ出かけてきました
何度も水で洗ってから
重曹を鍋に入れ、アク抜きをします
それを、水で洗い流し
アク抜きが完了した、ヨモギを絞ります
春の楽しみである《よもぎ餅》には、
この、摘みたてのヨモギがたっぷりと搗き込んであります。

自画自賛ですが
香りが豊かで美味しいのですよ。
よもぎ餅 
定番のきな粉 粒あん で。

香りと、新鮮なよもぎの色を楽しんでいただこうと
親戚や友人に、山の春をお届けしました。
残ったのが、美しいヨモギの絞り汁。

このヨモギの深い緑色の絞り汁を
草木染めに生かしてみたいと
いつも思っていました。

そこで
初めての挑戦をすることに。
洗濯した木綿の布に
しっかり染色できるように、ヨモギ汁で煮ます
その後、ミョウバンを溶かした鍋で煮て
色を定着させました
乾かしてみると 淡い 淡い 蓬の色。

間仕切りカーテンが完成しました。

自然の色は、なんて美しいのだろう
気分がUP⤴⤴します。


初めての草木染めは、すべてが自己流。


本来の深い蓬色には、
あと何回の染めを重ねたら、近づけるのでしょうか?

6月の梅干しを漬ける時には
塩揉みした赤紫蘇の美しさに
いつも見入ってしまいます。


いにしえの人が《紅花の赤》に惹かれたり
《藍染の青》を大切に守り続けてきたことが理解できます。

木の根っこから色を取り出したり

桜 椿 牡丹 などの花びらを
集めて季節の色を楽しむことも。


植物から生まれる美しさを求めて
あれこれと、色探しの工夫をし続けてきたのは
純粋に楽しいから。

子どもの実験室のように、いろいろ試してみたくなります。

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佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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