今日も秋晴れ。
暖かい今日だからこそ、草むしり、玄関の掃除、寝具の洗濯など、
しなければならないことがいっぱい。
とは‥思うものの‥ついつい、先延ばしに (>_<)
地元の生産者が手作り品を並べる、地産地消のお店で、また新商品を発見。
西三川の、野生のヤブ椿の実を使った、sado TUBAKI
日本最後の朱鷺が棲んでいた、西三川・田切須地区に、
佐渡市の文化材に指定された、自然豊かなヤブ椿の林があります。
中には樹齢700年もの、ヤブ椿もあるそうです。
田切須(たぎりす)の集落では、防風林にヤブ椿が植えられ、庭の生垣にも多く見られます。
椿の産地というと、伊豆大島を連想しますが、
生産量でいうと、佐渡の方が多かった時代があったのだそうです。
ヤブ椿林の中の落ちた椿の実は、冬越しするヒメネズミの食糧として、
それが、サシバ・アオバズクなどの猛禽類、ジムグリ蛇などの餌となり‥、
生物の多様性として、循環されているのだそうです。
この、ヤブ椿の実で、椿油が作られています。
動植物の生態に配慮し、道に落ちていた実を拾い、一年以上乾燥しているのだそうです。
殻を手で取り除き、実の中のジンの部分だけを、手回しの油絞り機で搾油したもの。
ゆっくり丁寧に搾った、金色に輝く命のオイル。
作られたご本人は、そう表現されています。
どれだけの愛情と時間が、この瓶に詰められていることかと想像します。
私の、ちょっとカサカサした肌に
やさしくなじみ、べたつき感も香りもほとんどなく、本当にシットリ。
使って快い贅沢な Camellia japonica Oil です \(^o^)/
テレビの通販番組風に言うならば、「本人の感想です」けれど。
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以前に、両津の椿集落で、地域の名前でもある “ 椿 ” で地域の活性をと願って、
活動されていることを知り、見学させていただいたことがあります。
その時の、ブログを参考までに。
それよりも以前には、赤泊地区の取り組みの 藪椿油 を
友人から教えてもらい、分けてもらったことがあります。
あまりにも貴重な一本ゆえに、使えないで保存しているものです。
( 藪椿の会は、現在は活動を休んでいるそうですが )
素にして上質、という精神を実践している人が、ここにもいらっしゃいます。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
佐渡みかん への2件のコメント
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