ようやく、冬らしい寒さが到来。 明け方には、霰( あられ ) 混じりの雨音が聞こえていました。 寒さは苦手ではありますが 季節らしい温度にならないと、困ることが次々と起こっています。 佐渡の初冬の風物詩、寒ブリ漁が振るいません。 冬の代表的な味覚、鰤(ブリ)を味わい 沖合で獲れたばかりのブリを、市価よりも安く求められるのが 年末恒例の《鷲崎 寒ブリ大漁祭り》 ‥なのですが、 今回は、ヒラマサや他県産のブリで対応。 海温に大きな変化がみられ、海流が蛇行しているのだとか。 ともあれ ブリ祭りは、賑やかに開催されたそうです。 | |
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年末近くになると 準備したり、頂いたりするのがカレンダー | |
今年のカレンダーの表紙 | |
制作・発行 は、佐渡生きもの語り研究所 写真 環境省佐渡自然保護官事務所 「佐渡 Kids 生きもの調査隊」という佐渡市の事業で 佐渡生きもの語り研究所が企画・運営を担い 島内の小学校3~6年生を対象に 自然栽培 ( 無農薬・無肥料 ) の お米づくりや生きもの調査と 田んぼの生きものや、人との繋がりについて 一年を通じて活動しています。 子ども達は、田んぼに入り 田んぼで暮らす生きものを調べたり 田植えをしたり、稲刈りを体験します。 水をたたえた稲田の風景 雲や光の自然の色と暮らし 佐渡の田んぼ風景を変えてきた 『朱鷺と暮らす里山』が、多く収められているカレンダーです。 | |
表紙に写っている、稲穂に登った蟻さんの大冒険のかわいい姿から 新年初めての話題にしようと、楽しみにしていたのですが‥ のんびり気分で、今からゆっくり 元旦のお酒を楽しもうと座った・・ 夕方 4 時過ぎ頃 でした。 恐怖を覚えるほどの、大地震が発生。 後に名付けられたのが《 能登半島地震 》 海抜5mの地域に住む私達は 津波にそなえて 高台にある市の施設に、緊急避難。 近隣のみなさんも とても素速く避難行動をされていました。 福島県の東日本大震災での、津波の威力を知り 海岸沿いに住むことのリスクを感じながら 暮らしているが故の行動でした。 | |
能登のみなさんは 続いて繰り返される、大きな余震に どれほどに、不安な思いをされたでしょう‥ 寒かったでしょう 暗かったでしょう‥ 道が寸断し 断水 生活の基本が失われた状態に。 輪島地区に暮らす、友人家族の安否を知れたのは ご自身が発信した、フェースブックからでした。 ようやく安堵。 避難所暮らしが続くなかで 何が足りないのか‥ 何処へお送りすればいいのか‥ 仕事の場を失い 地域の連携が絶たれ‥ たくさんのものを失われた 厳しすぎる日常を過ごされた一年でした。 | |
これは 2025年 佐渡田んぼのカレンダー 田植えを終えたばかりの平野に 夕陽のあたたかい温もりの色が照って 静かな夕暮れ風景が、表紙を飾っています 1月 1日 元旦 5日 小寒 芹之栄 せりすなわちさかう 10日 水泉動 みずあたたかをふくむ 11日 鏡開き かがみひらき 13日 成人の日 15日 小正月 雉始鳴 きじはじめてなく 21日 大寒 款冬華 ふきのはなさく 25日 水沢腹堅 さわみずこおりつめる 30日 鶏始乳 にわとりはじめてやにつく 2月 2日 節分 3日 立春 東風解凍 はるかぜこおりをとく 13日 魚上水 うおこおりをいずる 18日 雨水 28日 草木萌動 そうもくめばえいずる ・ ・ 一枚一枚をめくっていくと 自然界の動きや、動物たち営みが古語で表されて 楽しい歳時記になっているカレンダーです。 来年こそは 《佐渡の田んぼのカレンダー》の風景のように おだやかな年でありますようにと願っています。 | |
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清水寺の前 黄金色の絨毯 大銀杏の落ち葉が屋根にも、あぜ道にも | |
雀の鈴なり 元気なさえずりが、賑やかにぎやか。 | |
白鳥が田んぼに集合 田んぼの落ち穂をついばんでいるのだそう | |
先輩の家の裏山の紅葉が、青空に映えて さわやかな、明るい散歩道。 紅葉の大きなドームを、通り抜けてきました。 | |
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羽茂の苺ハウスにて《越後姫》 クリスマスの頃には、赤い苺がケーキを飾ります | |
羽茂産 洋梨 ル レクチエ なめらかなで、上品な甘みが魅力です | |
羽茂の親戚の蜜柑を、コンテナ一杯もらったので ジュースを絞り、ゼラチンでゼリーに。 お茶の時間の、さっぱりとした酸味と甘さ。 作り置きし、手軽なおやつとしていただいています。 | |
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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