早朝から、航空防除で田んぼに農薬を撒く、ヘリの低い音が聞こえていました。
おもに、いもち病やウンカ類の予防の為だそうです。
佐渡もいつもとは違う、お盆休みが始まっています。
自粛、自粛ではありますが、親の手伝いや見舞い、お墓参りなど、
どうしても‥しなければならない事があって、帰省中の人も多いのでしょう。
☆。。。。。☆。。。。。☆
お盆の準備は、 13 日の夕方までにすること。
昔から、お墓の掃除を家族みんなで行い、ご仏壇にお花を飾りました。
今は、スーパーで花の束を買い求めることが多くなりましたが、
畑にある花も添えて、ご先祖さまをお迎えする準備。
萩・ アスター・ミソハギ ・リンドウなども。
百合も、添えられることが多い花
ご先祖さまは、キュウリの馬に乗って家に帰って来られます。
家族とお盆を過ごしたご先祖さまは、茄子の牛に乗ってゆっくりあの世に帰って行くのだと教えられました。
ご仏壇に飾る馬と牛は、子どもが作るものでした。
母は、お墓参りに来て下さる親戚の為に、
トコロテンやすだれ団子を作って、お待ちしていました。
(ここ数年は高齢のため、母の手作り団子はできないでいます‥が)
お盆は、親戚が行き来して、ご先祖を懐かしむ日。
スイカを冷やしたり、麦茶を冷やしたり。
暑い中を、お墓参りに来てくれた親戚のために
せめてもの、精一杯のご接待の気持ちでもありました。
夏に帰省してきた、叔父や叔母の家族と過ごすのもお盆の楽しみ。
叔父のリクエストは、茄子の塩漬け。
都会に無いものはないと言いながら‥、畑から取ったばかりの茄子で漬けた塩漬けの茄子は、素朴そのもの。
お店では売っていない、実家の味(^-^)
従兄や従姉妹たちとも、田舎ならではの遊びを。
かぶと虫を取りに山へ。
川をジャブジャブ歩き、釣りをしたり。
少し大きくなってからは、爪が沢キャンプ場のバンガローで雑魚寝して、
その床の、堅かったこと(>_<)
お泊りキャンプの、お決まりはカレー作り。
羽茂の素浜や、小木の矢島経島で海水浴。
お婆ちゃんの畑で、トマトやオバケ胡瓜の収穫。
ヒマワリと背比べ。
外で、スイカをかじり、サザエを七輪で焼いて‥‥。
子ども達を自然の中で遊ばせたい‥親の思いがぎっしりこもった計画でした。
今年は、盆踊りもなく、家族でご先祖さまをご供養する静かなお盆になりました。
寂しくもありますが、これもまた良し(*^^)v
スマホでも、お互いの笑顔を交換することができる時代ですから、
来年は、きっと佐渡で遊ぼう(^O^)/
ご近所の畑でも、お盆用の花を育てているようです。
ともあれ、
実家のご仏壇とお墓に参り、お水を替え、お米をパラパラと。
「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」 両手を合わせてまいりました。
あれやこれや、お盆の思い出が‥。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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