桜の咲く景色が、佐渡のあちらこちらから。
フェースブックなどにUPされて、楽しませてもらった春。
桜のたよりも、いよいよ終盤です。
廃校となった赤い屋根がシンボルの、川茂小学校の桜並木。
根元は黒くなって、幹には苔がついています。
桜は咲けども、子らの声はなし。
少しの華やぎを見せる風景ですが、
集落の要として、住民のみなさんが大切にしてきた校庭に、
子供たちのはじける声が聞こえ無くなって、はや数年に。
校庭からながめる時計も、止まったまま‥。
先日、桜を観に行った、旧内海府小の “ さっちゃん ” と相似たり。
佐渡の人口が減り続け、小学校の統合が進んでしまったゆえの情景は
やはり、寂しいもの。
次回、校庭に集落の人や子供が集まるのは6月と8月。
田植えを終えて、月遅れの節句を祝って開かれる運動会と盆踊りの夜。
校庭に入るには、柵はありませんが、
見えないチェーンで区切られてしまい、近くて遠い小学校になってしまいました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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