毎年、春を待ちわびるように開催される「佐渡、赤泊地区の村芝居」は、
今年で27回目を迎えます。
今では、春の訪れを告げる行事として、佐渡島内では知らぬ人がいないほど回数を重ねてきました。
今年の演目は「車輪梅の誓い」
シャリンバイは、佐渡ではあちらこちらで庭木として植栽されているバラ科の常緑樹。
車輪のように放射状の葉と、梅に似た花を咲かす 車輪梅は、
お芝居の舞台となる、佐渡・旧相川町の花として親しまれています。
主人公の、権八さんと、つばきさんの、相手をひたすら想い続ける純情と、
悲しい結末までを、相川に伝わる民話に因んでの創作劇。
三年したら、きっと帰るからと約束し、若狭から佐渡の金山に出稼ぎに来た権八さん。
佐渡の金山で、ひたすら真面目に金鉱にノミを打つ、権八さん
語り部が、ト書き部分を、ゆっくり民話のように語ります。
相川鉱山のお祭りに、佐渡おけさ
相川音頭と山田やまびこ会
民謡の歌い手、太鼓など、ワクワク感が UP \(^o^)/
出稼ぎに佐渡へ行った権八さんを、若狭(福井県)で待つつばきさん
三年待っても、権八さんは帰って来ない‥‥。
車輪梅の実を割って、半分ずつお守り袋に持っている二人。
つばきさんが、佐渡に来てみると‥
悲しい知らせが待っていた。
今年も、音楽・舞台装置・照明・メーク・黒子など、
小学生から後期高齢者まで、総勢100名余りで作る舞台。
稽古の初日は、大雪で中止。
子供たちは、インフルエンザが流行って、なかなか集まれない日もあったとか。
村人総出で作る村芝居、今年も、お腹いっぱい堪能させていただきました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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