ニュースによれば、昨日は西日本でも関東エリアでもゲリラ的な雨が降ったそうです。
佐渡おとなの遠足の 6 月 21 日 は、明るい曇り空に恵まれ、
地図に無い道、飯出山旧道~山頂 ( 標高 540 m ) を訪ねました。
出又橋近くの公園、 七福神が並んだ広場に集合。
登山に備えて、準備体操・足首や体幹ほぐし。
ここの広場から、遠足が始まりました。
ここから、想像していた以上の登山になりました。
スタートして間もなくのところに、石仏があります。
登山道の脇には、石仏が一丁 ( およそ109 m ) 進む毎に並び、
山道の案内と安全を見守ってくれています。
写真の左に赤いリボンが見えますが、木の枝に結ばれ登山ルートを示してくれていました。
水分を取りながら、小休憩をはさみながら、ゆっくりと登りはじめました。
うっそうと茂る雑木林、尾根伝いに、けもの道のような、ほぼ道なき道を上って行きます。
急な坂道が続きますが、木の下なのでさわやか。
登りがキツかったため、途中の写真を撮る余裕もなく‥
うっかりすべり落ちたりして、同行のみなさんにご迷惑をかけることのないようにと、
同じ思いのお仲間と、慎重に一歩ずつ進みました。
登っても登っても、まだまだ山の中でした~(^v^)
小さな仏さま達が、年月を重ねて、苔むして丸くなった姿で並んでいます。
赤泊線の 「 梨の木地蔵 」 と同じように、子供や家族の病の平癒を願って、
信仰の飯出山に供えられたものだそうです。
山頂には観音堂と、休憩所とトイレが設備されていて、
ここで、お昼のおむすびタイム(^-^)
観音堂
説明によると、飯出山は 「 女人金北山 」 と呼ばれ、
女人禁制であった金北山に対しての、女性たちの信仰の山であったそうです。
そして、恒例の
山頂の風に吹かれながら、みなさんが笑顔で記念写真を一枚。
さて、同じ道を帰ります↓
途中の仏さま達
上りには余裕がなかった為、目に入らなかった小倉の棚田が、はるかな遠く下に見えました。
途中に出合った花たち
下りには、足元の花や風景を楽しむことができました (^O^)
薬草と知られる黄連 ( おうれん) や、山菜も豊富に見られました。
心地よい汗をかき、無事に下山して、ホッと安心。
出発前、昼食後、山を下りてからも、安全に歩き通せるよう柔軟ストレッチを行いました。
このストレッチが、よく効いて体の痛みがやわらいで、本当に助かりました(^-^)
帰りの途中には、名水と云われる小倉の湧水場に寄って、喉をうるおし手を洗ってさっぱり。
私たちは、この名水を空になったボトルに詰めてお土産に。
飯出山への上りに 2 時間 30 分。下りに 1 時間 30 分 の行程。
その険しさを知ってか参加者は、 25 名 と今回は少なめ。
歩数計では、 11,000 歩でしたが、その一歩は何倍もの価値ある一歩に感じました。
お互いを思いやりながら、立ったままの小休憩を取りながらの登山。
無事に戻れて、やっと達成感を味わいました。
案内のために先頭に立ち、中ほどでは全体を見渡して、しんがりを務めてくれた男性方のやさしさ。
甘えることなく、明るい話題を見つけながらキチンと歩き通した女性達。
「 おとなの遠足 」 ならではの、チームワークを楽しみながらの、
個人では、とても行くことは出来ないコースでした。
山登り初心者に守るべき注意点として、装備の大切さを言われますが、
靴の役割、手袋の必要さ、飲み水の準備など、どれも大切な事と改めて感じました。
ストレッチが効いているとは言え、ふくらはぎも腿にもまだ鈍い痛みが残っています。
ですが、快い疲れです。
ありがとうございました (^u^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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