毎日、お暑うございます。
“言うまいと思えど、今日の暑さかな”
「田んぼを超えて吹く風は、サラッとして爽やかだね。佐渡はいいな~」
こんなに暑い日なのに、家人は申します。
たしかに、都会のまとわりつくような、逃れられない暑さとは質が全く違っているのですが‥。
そんな佐渡でも、終日エアコンをつけて過ごす日が一週間ほど続いています。
☆。。。。。☆。。。。。☆
気配は、秋になりました。
農業の上では稲が色づき、台風が発生する季節を迎えます。
雨や風に襲われることを心配をする頃。
今日は、二百十日。
実家のある集落では、災害を避けることを願っての真言を唱える日だそうで、
地区の長老(おばあさん👵)方が、お堂に集まります。
昔からの因習に囚われて、まだ真言なんぞで、厄や災害から逃れられるはずなどないではないか‥思われるでしょうね。
そうですね。できるはずないです(>_<)
‥ですが、オカアサン達は「真言の集まり」と称して、大っぴらな公休日。
“骨休め”を楽しみます。
真言をお唱えした後は、自由時間。
てんでに、お菓子や煮物、お漬物などを持ち寄って、おしゃべりの会に変わります。
「明日は、真言だから、蒸し団子を作ろうかな」なんて、言っていた母を思い出します。
ムラの情報、料理のコツ、生活の質を保つ為の野菜の育て方、
チョッとした悩みや、家庭での喜びなどを共有したそうです。
お酒の入らない、昼中の女たちの集まり(^-^)
今日は、どんな話で盛り上がったでしょうね。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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