今日は、成人の日。
無風で明るい陽ざしにあふれ、真冬の佐渡とは思えないほど (^_^)v
正月の行事を締めくくる、どんど焼きの煙が、あちこちから立ち昇っているのが見えました。
八幡町では(とうらいやさん)と言っています。
正月飾り・注連縄・下げ紙・子どもの書き初め・などを持ち寄って、竹を組み焼き上げます。
両津の住吉の先輩をお訪ねした折りには、どんど焼きの準備中でした。
私の実家のとも、住んでいる八幡町のとうらいやさんのとも、まるで異なっていました。
まとめて、束ねて。
家族の一人ずつのフクロ を作り、結婚して家を出た娘さんの分も用意されているそうです。
親心 (^O^)
袋 の底には、家族のひとり毎に色を変え、五色のテープで飾りつけ、
財布 には、今年の願いを墨で書き込んであります。
そして、一本の竹の枝に女性はフクロ、男性はサイフを飾り付けます。
「 嫁に来たばかりの時に、姑さんに作り方と意味を教えられて以来、
自分の役目として、続けて来たのよ 」
みんなの無病息災、家内安全の願いを込めて。
どんど焼きは、大切な行事なのです。
昨年の竹をどんど焼きで納め、神聖な火で清めた竹を持ち帰り、玄関に飾るのだそうです。
飾りを付けた竹を担いで、子ども達が張り切っています。
遅くなってしまい、あちこちから上がっていた煙が‥
これだけに‥なってしまいました‥。
所が変われば同じ佐渡の中でも、風習がこれほどにも異なるなんて。
ビックリ\(^o^)/
どんど焼きの火で、餅・するめ・昆布などをあぶり、家に持ち帰り家族と分け合って食べます。
どんど焼きの火が勢いよく燃え上がると、今年の豊作も占えるのだそうです。
この一年が、穏やかで心安らかに過ごせますように、と祈ります。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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