羽茂で、地元で作った野菜や海草・くだもの・手作り品などを集めた、お店があります。
お店の名前は、「手づくりハウス風間」。
品物を持ってくるのは、近くの農家のお母さん方。
自分の家で出来た物をお店に預け、お客さんに買ってもらいます。
手作りハウス風間のご主人によると・・・
佐渡には古くから近くの者同士、何かの折に農産品などを物々交換し、分け合ってきた習慣があり、お裾分け・お返しという形で生活の中に根づいています。
頂きものをしたら、お礼のお返しは何にしよう ‥‥ 悩むところです。
お店誕生のきっかけは、隣で美容室を開いている奥さんのお客様からの声からだったそうです。 美容室のお客様は、地元の農家の主婦がほとんど。
「ウチでは今年、大豆が上手く作れなかったなかった‥何処かに無いかのう‥」
「ウチでは白菜が食べきれん‥誰かもろうてくれんかねェ‥」
農家は、育てた野菜は無駄にしたくない。 誰かに食べてもらえたらと思うし、自分のウチに無いものは、近くの人が作った安心な物を分けて欲しいと思う。
当初は、「 ○○さんが、◇◇を欲しがっているけど、貴女のところには有る? 」 ‥など、髪を整えに来られたお母さん達との、情報交換からだったとか。
そして、本当の意味での 「 地産地消 」 を 実践するお店が誕生し、今は地元の皆さんが活発に利用するお店となっています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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