稲刈りの頃に拾い集めておいた、榧 (かや) の実を干しています。
実を包む皮を熟成 (‥と言うか、腐らせて) 洗います。
乾いたら、20分程転がしながら炒ります。すると、少し松のような香ばしいかおりがしてきます。
堅い殻を噛んで、中の渋皮を指先で揉むと、やっと実が現れてきます。
昔むか~し、冬の囲炉裏で、コロコロと婆様が焙烙(ほうろく)で炒ってくれたものです。
懐かしい味には、少し手間がかかります。
家の前で干していると、 「 何?これ」 と通りすがりの方が覗き込み、興味シンシン。
この和製ナッツも、貴重な味となっているようです。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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