柿餅の原材料となる、干し柿はどのくらいまで乾いているでしょうか?
冷たい北西の風が吹き始める12月から、じっくりと2か月間の時間をかけて、おけさ柿の干し柿は完成します。 今日は、親戚の干し場を見せてもらいました。
佐渡の冬は乾燥が弱いため、“ しびて~ぃ ” 風と、長い時間が必要になります。
その分だけ、濃厚でしっかりおいしい干し柿が出来上がります。
吊るし方はいろいろですが、柿同士がくっつかないように、しびたい ( つめたい ) 風に当たるように、農家は苦心しています。
おいしい干し柿に仕上げるには、プラスの技術があるようで、作る人毎に異なります。
柿は冬の間に剪定を行い、6月に摘蕾、摘果。 草刈りを何度も繰り返し、防除を経て、ようやく10月から収穫が始まります。
干し柿にする皮むきと吊るしの作業は、「冷とうてだちゃかん」と言いながら、12月の作業。
少しでも風の通りがよくなるように、大型の扇風機で干し場に風を送り続けます。
柿の糖分が白く粉をふき、干し柿らしく色づくのは (^_^)/ もう少しです (^。^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。
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