4月頃からの、ふり返りになりますが
おけさ柿の春からを、スクラップしたものを
並べてみることにします。


柿畑の斜面に、陽ざしに溢れる季節。

親戚のおけさ柿畑では、芽吹きを迎えていました。

いよいよ、これから
柿の成長の一年が始まります。

柿の若葉が芽生え、光を集めています。
柿の生産者の他には、柿の花を見ることはないのでは?
そこで
畑の様子を、記録してみようと思いました。


私どもが柿の葉茶を作るのは、
自然のままの別の柿畑の、若葉の頃。

柿の葉は次第に色を濃く、厚みを増してきます。
雨の雫に濡れる、おけさ柿。
この時期の柿畑では、
質のよい実を育てるための花を選び、花を残します。

その他は、間引いていきます。
(摘花 てっか ) (摘蕾 てきらい) と呼ばれる、大切な作業です。
 
おけさ柿の可愛い形が、見えてきました。
おけさ柿の花を見える時は、この頃まで。
柿の実が大きく育つのを、待ちます。


収獲は、10月半ばから11月初旬ころ。

梅が丸く実ってきました。

午後には、雨との予報が出ていますので
その前に、実を摘むことにします。
例年よりも小粒ですが、綺麗な青梅です。
キズの無いもの、サイズを揃えて仕分けします。
今年は梅の本場、和歌山・みなべ町では
春に遅霜があったために、収穫量が少なめとか。
佐渡では、遅霜の影響はなかったようで
地場の売り場に、並び始めたところです。

季節の梅仕事を、普通にできることは
ほんとうに、ありがたい。

我が家ではここ数年は、
「砂糖を入れない梅酒」を仕込んでいます。

スッキリとして、飲みやすいそうです。
梅シロップを。

アルコールが飲めない人に、暑さの厳しい時の飲み物として人気です。

炭酸で割り、氷をカラコロと鳴らして
ゴクッと、一杯 (^^)/

瓶をコロコロ転がして、エキスが出るのを待ちます。

青梅の仕込み作業を、無事に終了しました。



梅干し用の梅は、追熟をもう少し待つことにします。

 
☆。。。。。。。☆。。。。。。☆


アジサイの花は、ピンクや水色に色づき始めました。

田んぼや畑の野菜も
雨を待っているところです。

キュウリも茄子も
そろそろ収獲できるようになってきました。
初物のキュウリ

トゲトゲが新鮮です。
サラダ 冷やし中華 お漬物に
活躍してくれそうです。


近くのため池では、
スイレンの花が、一面に咲いていました。
雨を待って、涼し気です。

久しぶりに親戚を訪ねたのは 6 月 14 日

羽茂まつりの前日でした。

家々ごとに、紅白幕が張られ
明日の「羽茂まつり」のために

華やかな雰囲気と活気が、町にあふれ
準備に忙しいようすの日でした。


コロナ禍の期間は、神事のみを行っていたそうですが
町をあげての祭りの復活は、実に5年ぶり。


以前に、フェースブックへ投稿した写真が
〇〇年前の懐かしい思い出として
出てきましたので、再度 UP してみます。


子孫繁栄を祈って、おおらかに。
町の若者から選ばれて、演じます。


本日の主役なれど、最初は恥ずかしくて
「お面がね~と、演っておれんちゃ」だったのですが‥

観衆の拍手につれて、演技は自由に自然に大胆に。

どんどん盛り上がっていきます。


大獅子は、家々ごとに
勢いよく門付けして廻り、お祭りは力強く勢いを増していきます。

この他、神社で奉納される
神事も大切に守られ続けられています。


重複するところもありますが
以前のブログで 羽茂まつり を紹介しております。


羽茂まつり;郷土芸能満載 | 佐渡の柿餅本舗 (sado-biyori.com)

羽茂まつり | 佐渡の柿餅本舗 (sado-biyori.com)



町のお祭りの復活は、町の人たちに
うれしい元気をも取り戻してくれたようです。


新潟県の団子と言えば、
この笹団子をイメージする方が多いと思います。


友人が作り届けて下さったのは
草団子粉で、漉し餡を包んだ笹団子

子どもの日を祝って作る、お団子でもあります。



☆。。。。。。☆。。。。。。☆

実家のある地域では、団子と言えば
(茅カヤ) の葉で包む、お団子を作ります。

白い団子粉の中は、粒あんのことが多く
香りが良くて美味しいのです。

私にとっての故郷の味は、このお団子です。

先輩が、届けて下さったのは、なつかしいカヤ巻き団子

佐渡では、子どもの日を月遅れで祝いますので
<鯉のぼり>は、6月まで空を泳ぎます。

上新粉と白玉粉を合わせて、ツルリとシコシコ感のある団子を
スゲの紐でクルクルと巻き、縛ります。

簡単そうでいて、なかなか形よく縛れません。


台所で団子を作る母の傍には、
<美味しい予感>があって、嬉しかった思い出があります。


今では、カヤ巻きの団子を
家庭で作ることは、ほとんどなくなっていますが‥。


お祝いの日に作る特別食の、カヤ巻き団子。

<餡> は、畑で育てた小豆を、冬の農閑期に選別し
保存しておいたもので炊きます。

たっぷりの餡を包んだ、素朴で大ぶりな団子でした。

団子を包む、茅を刈りに行くのは男たちの役目。

団子を丸め蒸し器に入れ、待つことしばし
カヤの香りが増してきます。


蒸し上がったばかりの団子のアンコは、アッチッチだったな~。

カヤの葉で、指を切ったりもしたな~。


昔と同じように、カヤ団子を作る家庭は少ないかも知れませんが

子どもでも参加できる、季節の味を伝えられたら‥いいのにな~。


季節の素材で作る、お団子だからこそ
楽しかったのでしょう。


懐かしい味、いただきました (^O^)


朝早くから
小鳥のさえずる声が聞こえてきます。

少し時間が経つと、別の小鳥に交代。

さて
今のかわいい声の主は誰だろう?

のんびりとした小鳥たちの鳴き声に、起こされる朝です。
☆。。。。。。☆。。。。。。☆

今朝の、いただきものはタケノコ。

米ぬか不要のアクの少ない 淡竹(ハチク)
簡単に茹でてから
淡竹と身欠きニシンを
煮物にしていただくのが、我が家の定番。
米のとぎ汁で、生臭みを抜きます。

旨味はたっぷりなのですが、
身欠きにしんには、このひと手間が重要。

美しく輝やいて、やさしい甘さの茱萸。
完熟ビックリグミは、深紅の宝石。
市販されることはない 美しい木の実。
生産者のハウスを訪ね、苺を分けてもらいました。

少しヘタの部分が伸びている苺は、完熟のしるし。
最高に美味しいので、そのまま齧ります。

小粒の苺では、さっそくジャムを作ります。
ヨーグルトやバニラアイスに添えて。

丁寧にアクをすくうと、苺の色が冴えます。
加えるのは、てんさい糖とレモンのみ。
シャキシャキ パリパリ
スナックえんどうの、 青い香りが初夏の味。
🍅トマトは、食感も甘さも最高です。
朝はサラダに、地場野菜をたっぷり添えて。

我が家の畑で発見したのは、てんとう虫。
葉っぱを齧る (害のあるタイプ)
どこから、見つけて来るのか
いつも不思議に思います。
〇〇蜂は
ネギ坊主にとまって、一心不乱に花粉集め。
ハマナスにも、 何やらの虫が花の中。
側を通ると、バラの豊かな香りが広がっています。

薬味として、さわやかな香りが楽しい
セリ科のハマボウフウ。

少しずつ増えてきました。


豊かな色どりが、島全体に広がる夏への入り口。

佐渡は、とても気持ちの良い日が続いています。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

最近の記事

最近のコメント

アーカイブ