台風がいつものコースと異なり、観測史上初めて太平洋側から
東北地方に上陸したそうです。
激しい雨も心配されています。
佐渡では、大雨も大風も困るけれど
少し期待していた恵の雨。
今回はコースを外れたようで、今朝も水やりをしてきました。
うっかりすると葉隠れの術で、デカデカ胡瓜になってしまいます。
花の付いた可愛い胡瓜を飾れば、料理屋さん風に。
トマトは、おやつ感覚で丸のまま齧っています( ^^)
やわらかいので、刻んでオカカ和えや、
キュウリと一緒に、朝はネバネバ納豆でもイケます(^O^)
日除けの、棚から収穫。
やわらかく小さな時にもぎ、あっさり生姜と塩もみで。
サラダで、食べても食べても。
まだ、きゅうり、トマト。
幸せな朝を楽しむ毎日です(^O^)
今日は、友人が開いている写真展へ行こうと、
前浜と呼ばれる、佐渡の南側の海に沿って水津までドライブ。
夏の日本海
遠くには、定置網のブイがみえます。
(今は、休漁期だそうです)
照りつける強い太陽。
久しぶりに《いご草》が取れた日だそうで、
あたりには、海藻の香りが漂っています。
なつかしい、夏の匂い。
日除けにタオルをかぶり、汗を拭きふき、
丁寧に堤防に《いご草》を広げ、天日干しをされていました。
「写真を撮らせてもらっていいですか?」
「ど~ぞ~。これじゃ、誰かさっぱりわからんもんね。アハハ~」
ポーズを決めて下さいました(^O^)
夏の海は、オゾンの匂いとやさしい波。
透明感のある、青く広がる沖を眺めると
静かに凪いだ、海。
夏の陽差しと海の色、匂い、塩の味。
その昔、夏に帰省する楽しみは海での遊び。
プール育ちの子供達は、波のおだやかなベタ凪の海で泳ぎ
佐渡の夏の海が大好きになりました。
コロナ禍の子どもたちに、楽しい夏の経験を。
のんびりした一日をプレゼントしたいな。
夜半から、雷が大地を轟かし閃光と雷鳴が続いています。
朝 9 時過ぎには佐渡にも“大雨洪水警報 ” が、新潟地方気象台より出されました。
☆。。。。。☆。。。。。☆
羽茂の地場野菜を預かっているお店から、
「いい赤紫蘇が、出てきたよ~。
幾束か取り置きしておこうかね~」
待っていた、電話がありました(^O^)
「三束、お願いします。今から頂きに伺いま~す」
無農薬の葉っぱゆえに、虫食いだらけ。
ちょうどいい時期に、新鮮な赤紫蘇で梅と合わせることができます。
塩もみして、アクを絞り × 3 回
美しい紫色と、さわやかな赤紫蘇の香りが台所中に広がり、楽しい作業。
さっそく、先日塩漬けしておいた、
カリカリ梅と、梅漬けに合わせます。
今年は紫蘇のデキが不順だそうだから、梅干しに不足するかも‥と、心配されていました。
おかげさまで
梅仕事を無事に終えることができました(^O^)
☆。。。。。☆。。。。。☆
この季節の楽しみはもう一つ、
紫蘇ジュースを作ること。
鍋に水 2リットルを入れ、
たっぷりの紫蘇の葉を、4 ~ 5 分煮出し、
砂糖を 500g 加えました。
クエン酸を入れると、さぁ~ッと明るいポリフェノール色に。
炭酸や水で薄め、さっぱり味でゴクゴク
梅雨明けし、暑さきびしくなる夏には、
氷をたっぷり入れて、紫蘇の香りの甘いジュースを楽しめます。
ですが、
家族の者たちは、「甘いのはね~」と、敬遠ぎみなので、
誰かと一緒に飲めたら嬉しいのですが(^O^)
今年も、梅漬けの季節。
色とサイズを揃えて、仕分けし
待つこと、数日。
梅が、イイ色に追熟してきました。
洗って、水分を拭き取り、ヘタを取り準備。
梅の重さの 20 % の、佐渡の塩 を用意しました。
ハチミツを加えるとか、減塩する方法もありますが、
我が家は、昔どおりの分量の塩で下漬け。
落し蓋をして、梅の重量の 2 倍くらいの重石をして、待つこと数日。
梅酢が上がってきました。 ほッ(^O^)
赤紫蘇が出てくるまで、このまま待ちます。
朝早くに、メールの着信あり。
「イワナが釣れました。要りますか?」
もちろん「要る、要る。ご馳走になります 」と返信。
細かい歯がぎっしり並び、鋭いこと。
ワタを取り出して、下処理してからだと、
この岩魚の、身の太さと背の高さの美しさが伝わらないので、
「釣ったままを持って来たのですよ」
鱗の無い岩魚の肌は、ツルツル・ぬるぬる。
健康だからこそ、体をバリアする粘液でおおわれているのだそう。
貴重なお魚です。
ワタを取り出し、血合いをきれいに洗い、定番の塩焼きに。
グリルでゆっくり焼き上げました。
きれいな桜色の、川魚ならではの香ばしい身がたっぷり。
骨からの身離れもよく、脂がのった皮からの旨味も独特な味。
アンバランスな取り合わせですが‥
さっそく、
ご馳走をいただきました(^O^)
釣りをする人でも、なかなか巡り合えないような、
尺越え( 30㎝ )の、渓流に棲む《岩魚の主》です。
山と言わず、海と言わず、川と言わず、
名にし負う、佐渡のハンターAさんに出会ったのが、
岩魚クンにとって、何事も因縁・運命でした‥ね。
私たちにとっては、思いもかけないご馳走をいただけました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。