山の上に住む、先輩が届けて下さった《野ぶき》

山のフキは、細いですが
香りがしっかり、歯ごたえしっかり。

山には、山を知っている人しか入れませんので
何よりのプレゼントです。

塩で板摺りしてから、茹でてアク抜きし、
皮をむいて下処理しました。

真イカと野ぶきの煮つけは、友人に教えてもらったもの。

やわらかい真イカとの相性がピッタリ(^O^)

初めて作ってみました。
どちらも、今が旬の食材です。

次は、野ぶきの定番キャラブキに。

地酒を調味料に、自家製の醤油とで、ピリ辛の味付けに。

鷹の爪を利かせて、
ご飯のおかずに、晩酌のお供にも。
野ぶきのアクとエグミが、癖になります。

野ぶきが採れるころには、山には下草が伸びてきていますので、
何かと 🐍とか🐛に、出会いそうで、
臆病者の私は、怖くて山に入れないのです。


佐渡に居ても
山菜は貴重な《山の幸》
ご近所さんにもお分けして、一緒にいただきます。

「山菜採りが楽しくてね~」と言う、先輩に感謝して、

台所で半日、《野ぶきの煮物》を楽しみました。


田舎の暮らしは、次々と旬が押し寄せてきて、忙しい。


山で出合う、つぼみ。
何やら、楽しみ(^O^)

初夏の佐渡は、花の季節。

トビシマカンゾウは咲いたかな?

おだやかな陽気に誘われて、大野亀までドライブ🚗
途中の風景を、レポート。

車輪梅(シャリンバイ)が、たっぷり花をつけています。
潮風に強いのか、陽ざしの強い海沿いの街路樹として見かけます。
生垣に、ピンク色のシャリンバイも植えられて
美しく咲いているのも見かけました。

外海府への、海岸沿いの傾斜地に、群れて咲く大振りの白い花。

名前を知らなくて、いつも??でした。
友人が「ああ、あれはね」と、
教えてくれ、やっとスッキリ。


浜大根も、道に沿って、あちらこちらに群れて咲いています。

お刺身のアシライに、
ハマボウフウなどと登場し、
おしゃれに盛り付けられ、季節感を楽しむことも。
 


海側の浜に沿って、ハマヒルガオの淡いピンク色も点在し
やわらかい雰囲気を醸していました。

佐渡を自転車で巡る
《佐渡ロングライド210》の、名物となっている急な登り坂。

おだやかな入り江の風景。
跳坂(はねざか)が、正しい呼び名のようです。


青い海、銀色に光る海を、左側に見ながら、
さらに、進んで‥

大野亀ロッジに到着し、テラスで休憩。

今年も、
満開には少し早かったようです。

見頃にお迎えする、お客さまのために、
広場も散歩コースも美しく整備されていました。


そのまま、ぐる~と内海府へ。

コロナ禍で休止が続いた《佐渡ロングライド210》の
およそ半周分。

若葉が光と影を作る木陰の下を、ドライブしてきました。

楽しんだのは、自然の中にある野の花たち。

トビシマカンゾウは、6月に入ると見ごろになるようです。


やわらかい山椒の芽が、畑の隅でいい具合になってきました。


木の芽の味噌に


米糠でやわらかく煮て、あく抜きした筍を、かつおだしメインに煮含め

爽やかな香りと、すっきりした辛味の山椒の味噌と合わせてみました。

今までは、お料理の上に、山椒の葉を一枚そっと置いて‥
絵ずらだけを真似てはみても、本当は味わっていなかった‥私。


少し大人になって、やっと山椒の魅力に気づけるように。

たっぷりの新芽を摘んで、すりつぶして味わう。
山椒の新鮮な緑も素敵です。


佐渡の田植えは、順調に進んでいるようです。
田植えの終わった田んぼには、水が満たされ鏡のように光って見えます。
佐渡のお米作りのスタート風景。

農家の願いを込めて、田んぼを見守り、見回わる毎日が始まりました。

私たちはお米大好き、ご飯党。
小まめに精米所に通い、ご飯を炊いています。

今日も、精米をしに(^O^)

精米機の傍には、農業機械の販売店があり、
新品の田植え機を、トラックに載せる作業中でした。

今から、オーナーさんに納品するところとのこと。

「やっと、出番がきました」

何でも、
GPSが装備された、お利巧さんのメカなのだそうです。

佐度では、高齢化などで稲作ができなくなった田んぼを
農業法人が請け負い、耕作することが多くなっています。

個人が所有するには、高価な大型の田植え機やトラクターも、
組織で持てば、作業の効率がよくなるのでしょうね。

野暮な詮索ですが‥
イカ程のお値段なのか‥な?
気になります。

どうぞ、ご活躍ください (^^)/


自分で作る、季節を味わうおやつは楽しいもの。

春は《草の餅》

やわらかいヨモギを摘んできました。


ヨモギをたっぷり入れた、お餅を作ります。

先ずは、よ~く洗って、アク抜きから。


先輩がおっしゃるには、
「ヨモギは、子供の日を過ぎたあたりから香りが強くなる‥」そう。
そうだったのか~。

春一番に摘んだヨモギの、若草色はとてもきれいですし、
アク抜きは、抜きぐあいと、残しぐあいが肝心 (^^)v

どちらも楽しい、春の色と味です。


自然の色はなんて美しいのだろう。
お餅を作るたびに、感動します。

今日は、定番のきな粉でいただきます。
大豆を石臼で二度挽いて、なめらかなふっくらきな粉。

ヨモギ餅は香りたっぷり、少しホロ苦。

待っていて下さるお客様に、
さっそく季節の味《よもぎ餅》を、お送りできます(^O^)

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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