稲刈りの頃に拾い集めておいた、榧 (かや) の実を干しています。

かやの実 9/27
実を包む皮を熟成 (‥と言うか、腐らせて) 洗います。

榧の実を洗う・・・外皮の油脂がたっぷり

かやの実
乾いたら、20分程転がしながら炒ります。すると、少し松のような香ばしいかおりがしてきます。
堅い殻を噛んで、中の渋皮を指先で揉むと、やっと実が現れてきます。
昔むか~し、冬の囲炉裏で、コロコロと婆様が焙烙(ほうろく)で炒ってくれたものです。
懐かしい味には、少し手間がかかります。
家の前で干していると、 「 何?これ」 と通りすがりの方が覗き込み、興味シンシン。
この和製ナッツも、貴重な味となっているようです。
湿った雨の一日で、冬がま近に迫って来た気配。
今日は、たくわん用の 大根を干しました。
我が家の隣の大きな欅も葉をすべて落とし、風も冷たくなってきたので、よく干せそうです。

たくわん用 大根干し
沢庵を漬けるようになったのは、毎年おいしく漬けて、食べさせてくれる友人がいたからです。
白菜漬け・蕪の甘酢漬けなど、冬野菜の漬け物が得意な人で、何を漬けても美味い !!
米糠・塩・ざらめ・鷹の爪など、惜しげもなく秘伝の分量を教えてくれたのです。
大根をよ~く干して、“ ?つ ”?の字に曲がる頃になったら漬け込む予定です。
ポリポリと歯ごたえがあって、甘さと辛さが絶妙に ?(*^。^*) 楽しみな冬支度です (^o^)丿
今年の新蕎麦がとれました。
11月26日・27日、大崎活性化センターで、大崎そばの会が開かれました。

バスが集結 何事ぞ 始まりそう

そばの会 ご馳走を いざ
佐渡の島、内外から 200 名余りのお客様が一堂に。地元の素朴な料理に舌鼓。
十割蕎麦の打ちたてを、満足いくまでお代わり自由。

蕎麦の会 お母さん手作り 地場の素朴料理

同じテーブルの人同士で 料理を分け合って ど~ぞ

お酒の持ち込み自由 グイグイ
宴会半ば頃からは、地元に伝わる伝統芸能が披露されます。

芸達者な地元のお母さん達 陽気に相撲甚句
文弥人形・佐渡おけさ・ちょぼくり・など、お客様に楽しんでいただける演目が豊富。
12月は、3日・4日の両日。大崎そばの会が開かれます。2月にも1回の予定です。
座ってゆっくり、お蕎麦を楽しみ、のんびりしませんか?
羽茂・大崎そばの会に、どうぞお出かけください (^u^) (^v^) (^o^)丿
小春日和に誘われて、海沿いにドライブ。
途中の家々の軒先には、鮮やかな色あいの干し柿が吊るされていました。
海風が日毎に、柿をきれいに乾かしてくれます。
晩秋の海辺の風景です。

海風をうけて 乾け~

海辺の窓を開け 干し柿
“ 柿色 ” は、心を温くとめてくれ、暖かい気持ちにしてくれます。好きな色だな ~ (^o^)
( 温とめる = nukutomeru ?方言で、穏やかにあたためる、くらいの意 ‥です)
それから、海辺を赤泊から羽茂へ、叔父さんの家に伺った。
おばあさんのお得意の “ 栗まんじゅう ” をいただきました。
丁寧に練った餡が、たっぷり中に入っていておいしい ?(^u^) (^u^) (^o^)丿

親戚のおばあさんの作 栗まんじゅう
小豆を大きな鍋でゆっくり煮て、皮はしっとりモチモチ。やさしい味のお饅頭です。
美味しいものが、次々と現れるのが佐渡の秋。
実は、料理好きなお隣のママさんの作。かぼすが少しの苦みを効かせて GOOD.
いちじくは、先ほどまで庭の木にあったもの。新鮮そのもの素材。
甘さほどよく、佐渡牛乳を使って作り続けているカスピ海ヨーグルトとよく合います。
この美味しいジャムは、親戚のママさんの作 。
自満の手作り品がグルグルと回ります。
子供の頃には、茗荷や紫蘇がこれほど味のある素材、と知りませんでした。
今になって色々な漬け方を楽しんでいます。 作り方を教えてもらったり、真似してみたり。
夜は忙しいのです。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。