梅雨どきらしい天候の後に、蒸し暑さの日が。
毎月11日と27日の2回、佐和田の本道りを海側に一本入った通りで、定例市が開かれます。
春には野菜の苗物。今回は梅漬け用の梅、紫蘇の葉、あんず、らっきょうなどを目的に訪れる人が熱心に品選びしていました。

佐和田の定例市
漬物は時季を逃すと、いい素材が手に入りません。 「 買うぞ」 と、気合を入れ出かけました。
らっきょうの漬け方も、農家のお母さんごとに工夫があり、コツを教えてもらいながらの買い物。
去年のがおいしく漬かったので、もう一度チャレンジしてみるつもり。
我が家の定番となるといいな‥

完熟梅
皮にそばかすはあるけれども、しっかりとした完熟梅を頂きましたので、ジャムに。
パンチのある酸味が、ヨーグルトやバニラアイスなどによく合います。 今年も楽しみにこの時機を待っていました。
残り物の梅にひと手間をかけて、小さなプレゼントに。
これも小さな六次産業化。
年に一度の素材を美味しく加工して楽しんだり、友人に喜んでもらえたら (^u^)

完熟梅のジャム
味見をした友人が、「 今度、私も作ってみるわ。」 地産地消の輪が広がった (^O^)/
六月4日~6日まで、お客様をお迎えしました。

仲良し 三人組
佐渡を楽しんでいただくには? まず食から。

旬 飛び魚のカルパッチョ
こうぐりの刺身を、肝和えで。豆腐に木の芽味噌をのせて。酒粕を囲炉裏の炭火であぶって。
地元の蔵元のお酒を、あれこれ。 今が盛りのカンゾウの花と浜大根に、酢味噌をかけて。

竹のコップ 箸 竹の皮のお皿
ご飯は、古代米入りのおむすびに藻塩をつけて。お吸い物付き。
遊び心いっぱいのお料理ばかり。
一品持ち寄りの、キュウリのぬか漬け、きゃらぶき、ぜんまいの煮物、家庭料理も添えて。
ご馳走とは材料を集め、下こしらえをし、目で楽しみ、香りや食感を楽しむもののよう‥
どのようにお迎えしたらいいのかと、メニューや会場など一緒に考えて下さり (^O^)
夫婦でお客様を案内している間に、友人が料理を準備して下さいました。
趣向を凝らし、心のこもったこのお料理に、話は盛り上がり、お酒も進みました。
佐渡に移住して二年半。大勢の先輩が一緒にお客さまを迎えて下さったのです (^-^)
その場に集まって、話し合えることが何よりのおもてなしであることを実感した夕べでした。
お客さま、ようこそ佐渡へ。 ありがとう、佐渡の先輩たち。
先日、ご予約いただいたお客さまが “ ちょぼくり ” に来店されました。

ハーレー ハーレー ハーレー 到着

後姿の美しさ

座席 シックでシンプル
数日前に、ご予約を受けたした時から、ご馳走の準備が始まりました。
春の旬を召し上がっていただこうと、山菜を中心に・・・お煮しめ、酢味噌和え、てんぷら、漬物各種、それに、つきたてほやほやの柿餅。 メインの、大崎名物十割蕎麦。

山菜あれこれ と 茹でたて蕎麦を待っているところ
新潟県内のお仲間達がグループツーリング。 新緑の佐渡を海沿いコース・山超えコースへ。

出発の準備

後ろ姿もCOOL な 男達
そこに、佐渡のスーパーカー・ランボルギーニもお仲間に。

ランボルギーニ 登場

サイドカーで

さあ 出発
力強いエンジン音と共に、さわやかな紳士達は、午後のツーリングに出発されました。
15台が集結するなんて。すごく壮観。
行ってらっしゃ~い (^O^)/ (^O^)
遅い佐渡の春を待ちわびて、羽茂大崎山の奥、絞め張り山荘で、恒例の餅つき会が催されました。

春の雪、絞め張り山荘
この日は春の雪が、山奥の木々をまっ白に。ストーブで暖をとるのが最高のご馳走になったかもしれません。

薪ストーブを囲んで

ご主人のお手製の、どぶろくをいただいて

いろりを囲んで、酒がうまい

ご主人のバイオリン演奏
それぞれの人が、思い思いの一品を持ち寄り、春を待ちわびる静かな時間を楽しむ・・・・。
あと一ヶ月くらいすると、山荘脇にある「絞め張り弾正桜」が満開になることでしょう。
桜を見に集まるのは、またのお楽しみ。
友達が友達を紹介してくれて、出会いも新鮮な魅力です。
元気な方達は、個性豊か。
よ~く話して、無欲に、無邪気に、自由を謳歌しているようにお見受けします。
3月17日から開催された「よってけ祭り、さど食の陣」は本日3月20日、無事閉幕しました。
連日、佐渡内外のお客様で大変な賑わい・・・カリフォルニアからのお客様も。
当店も、たくさんの方に柿もちを試食していただくとともに、予定数量完売で締める事ができ、おいでいただいた多くのお客様に、ただただ、お礼申し上げます。ありがとうございました。

こんなにたくさんの人出・・・

あつあつ美味しい八幡いも煮

佐渡ひげ地鶏の燻製は最高!
そして、このイベントの期間中に、たくさんの新しい出会いをいただきました。佐渡の食材を大切にしたいという私たちの思いが、多くの人たちに通じたような気がして、とてもうれしい体験をさせていただきました。皆さん、本当にありがとうございました。
こんなにたくさんのお客様がおいでいただいたのだから、もう少し、佐渡独自のもの、佐渡らしいもの、佐渡でなければ食べられないものがあったらいいなあ、と感じた次第。
そして、ほんの少しの遊びがあったらなあ・・・と感じました。「さど食の陣」なのだから・・・・。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。