雨と風と雷、合い間に青空がのぞく、目まぐるしい天気の一日でした。
今日は、冬の食事のお友に漬物をと、二種類を仕込みました。
佐渡では三升漬けと呼ばれている、漬物。
味噌・醤油などが各家ごとに造られていた時代の名残りで、米麹を使った漬物を冬に仕込みます。 辛い唐辛子とピーマン・米麹・醤油を1・1・1の割合で漬けます。

唐辛子とピーマン

醤油 米麹を加えて

醤油 味の決め手
辛みはお好みで加減し、ゆっくりと発酵を待ちます。
塩麹がブームとなり、調味料として人気ですが、佐渡では昔から冬の楽しみとして、醤油と麹の発酵食品が造られてきました。南蛮菜 ( ナンバンゼー ) ?とも呼ばれています。
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夏には毎日食卓に上っていたトマトですが、気温が下がった今は赤くなりません。
その青いトマトを漬け込んで、ピクルスにするのも、一年に一度の楽しみです。

青いトマト

青いトマト 玉ねぎ
玉ねぎと青いトマトを、塩で軽く漬け、搾ります。

ピクルス液に漬け込んで
酢・砂糖・カレー粉でピクルス液を作り、漬けました。
カレーライスの時などにつけ合わて。 (^u^) 食感がいいピクルスです。 (^v^)
この数日、秋が深まり気温が下がってきました。今日は未明から冷たい雨降りです。
おけさ柿の収穫の時期ですが、今日の作業はお休み。 休養日‥とは言え、他の仕事が待っていますが‥。
気温が下がると、柿の色づきが進みます。
さあて、柿もぎが楽しみです。

収穫時期 迫る
柿畑の明るい柿色が、更に色濃く目立ってきました。
柿の里、羽茂の一番きれいな風景が広がっています。
山の奥深くまで豊かに実る柿畑を、いろいろな方達に見ていただけるといいな (^o^)丿
柿食えば‥の季節。 羽茂の里はいよいよ忙しくなります。
お隣さんから、お野菜やくだものをいただきます。
最近は、いちじくが次々と熟してきました。

イチジクで ヨーグルトソース
完熟のいちじくと、レモンでソースを。

イチジクで コンポート
少し小さくて固めのいちじくを、白ワインで煮て。

小アジの刺身
釣り好き、料理も好きなご主人から頂きもの。佐渡ならではの夕食。釣りたて、さばきたて。
ニューピオーネ アレキサンドリア 黄金桃
ずっしりとした重さ、果汁がはじけます。 香りも甘さも上品な、岡山産・本場もの (^。^)y

マスカット たっぷり
閑話休題・・・ところで・・・いただきものではないけれど可愛い訪問者が・・・。

美しい声と姿の小鳥
名前はわからないけれど、この木の直ぐそばに居ても、自由に何羽も飛びまわっています。
穏やかな秋の一日。第3土曜日は定例の本町市。
春と秋の年に2回、商店街を歩行者天国にして、オープンマーケットが開かれます。

フラガール

元気なママの ヤーレンソーラン

子ども 鬼太鼓 (おんで~こ )

おまわりさんも キャンペーン中

マグロの解体実演 これから

小さい秋 ガマズミ

柿餅本舗に お客様
柿餅本舗も参加し、お年寄りから子ども達まで、たくさんのお客さまにおいでいただきました。 ? ? ありがとうございました (^O^)

子どもに人気 金魚すくい
お店を出す人も楽しみ、見る人も食べて、踊って参加型のお祭りで一日を過ごしました。

佐渡だからできる 体験を
~人と自然の共生を目指して~
10月16~18日の日程で、「島人」と出会い、「島人」の暮らしを実際に体験をしようというもの。
大人の社会見学とか、工場見学などが人気だそうですが、佐渡だからこそ体験出来る事を
7つのコースが準備されました。
私たちのところでは、柿餅作りを選んで参加して下さった方達に、半日のコースで体験していただきました。

皆が 積極的に触って 参加
家庭用の餅搗き器を使って、実際に家で搗く要領で。

臼搗きの器械で ドンドンと餅搗き
お餅は、祭りの時・冠婚葬祭・誕生日など家族の祝いや記念日・農作業の区切り毎に搗いて楽しむ行事食。 お餅を搗く日は、家族みんなで賑やかに・・・。
いつもは使わない大きな鍋で湯を沸かし、父親が杵を振るい、母やお婆さんがかいがいしく準備する・・・・・そんな風景とともにあったもの。
非日常の忙しさが、お祝い気分をさらに、盛りたててくれたものです。
干し柿ができ上がる2月頃、寒に作る “ 柿餅 ” 。 その他にも豆餅、ごま餅なども。
変わったところでは、梅漬けに入れた紫蘇で味を付けた紫蘇餅や、少し酸っぱい地ミカンを入れてみかん餅などで “ かきもち ” を作ります。
いわゆる “ 寒餅 ” を乾かして保存し、子どものおやつとなったり、農作業の “ 小昼 ” となったりします。 ( 小昼‥こびる‥おやつの意 。お茶飲み休憩 のこと。) 格別の美味しさでした。

参加者全員で、はいチーズ
素朴な干し柿を入れての「柿餅」は、佐渡ならではの味です。
参加された方の多くは、お餅が大好きで詳しい方ばかり。熱心な質問がとびかいました。
会場となった “ 潮津の里 ” は、そば打ち、団子作り、キャンプなどの体験もできる宿泊施設で、餅搗きもできる機械も備えています。そこでオマケに、梅紫蘇を入れた “ ゆかり餅 ” も作りました。
参加されたみなさんに楽しんでいただきたい‥。 思いはあれど‥不慣れな為に説明が足りないところばかりでしたが、みなさんが、明るくカバーして下さいました。
ようこそ佐渡へ、ようこそ佐渡の柿餅本舗へ。皆さんありがとうございました。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。