柿餅を作り始めて3年が過ぎました。 4月1日からは、4年目に。
おけさ柿の干し柿の入った餅が、柿餅。
地元の人に食べられ、大勢の方に知っていただけるように…と、大切に作っています。
柿餅を使った、新しい製品を作れないかしら? いつも考えていました。
柿餅の粉を入れたら …? 美味しいパンが出来る予感。

柿餅粉

オーブンへ いざ

いい香り 柿餅粉入りパン
佐渡の米粉と柿餅粉をプラス。 表面はパリッと、中はしっとりモチモチ。
何よりもおだやかな甘さが、GOOD。 新しいパンの誕生です \(^o^)/
3月に催事が続き、ブログの更新が追いつかなくて… 。
遅れ遅れですが、メモとして。
2月27日。
佐渡の食材を使って食品加工を実践している人が集まった、パッケージングの研修会。

内容盛りだくさん
農産加工に関心のある、農業者を対象にした講習会だけに、講師の話を熱心に聞き入り質問も次々と。
具体的な事例を紹介しながら、基本技術の習得と新商品開発・販売力を付けるには…。
≪ 安全・安心な食品の提供 ≫ を、保健所の講師から。
・・・・・ 一番大切な基礎の基礎。
≪ 包装資材の基礎 ≫ を、パッケージング技術の実例を紹介していただく。
それぞれの袋の機能性についても、詳しくお話下さいました。
≪ 果実のシラップ漬けの製造 ≫ いよいよ、加工実習。
袋詰め食品の製造方法。 果実が丸ごと入った、店頭で見かける商品の出来上がり。

りんご シラップ漬け
研修会に参加するたびに嬉しいのは、熱心な先輩達が大勢いらっしゃること。
元気なこと !! 新参の私共を励まし、声をかけていただけること? (^O^)/

明るい講師 フムフム
佐渡地域振興局農林水産振興部 主催 でした。
いつも具体的で、楽しい勉強会の企画をありがとうございます。
佐渡でワインが作られていたなんて !! ご存知でしたか !?
仲間が集まりワイン作りに挑戦して、もう3回目とか。
初回は、雑菌が混じったのか、成功しなかったそう…で。
2回目は、前年の反省をもとにナントか成功。味もワイン風に近づくことが出来たそうな。
そして、3回目の昨年は、発酵が巧くいかなかった…とかで、微妙なあんばいとなったそうです。
とは言え、お仲間と葡萄を育て、手入れし、収穫、潰して、発酵を待つ時間を充分楽しまれたご様子。

岩田ワイン
佐渡産・岩田ワインに関わった方達の写真を、ラベルに貼って完成。みなさん笑顔です。
昨年の貴重な一本を、味見させていただくと、フフふ…ウ~ンなお味? (~_~;)

右端 佐渡産岩田ワイン
少量の葡萄でモノにするのは一番難しいコトなのだそうです。
そう教えてくれたのは、昨年11月に佐渡に移住してきた、フランス人と日本人の奥様。フランスで無農薬のワインを作ってこられた、実績のあるご夫婦。
今年から、佐渡ワインを生産すべく、活動を始めようと意欲的です。
同じ時期に移住して来られたもう一人の方は、ワインの輸入の専門家。
3/22の夜、この佐渡で、ワイン談義で美味しいワインを飲み比べ。
・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・
・・・・・・・○年後、純佐渡産のナチュラルワインをいただけることを夢見ながら・・・・・・
ちなみに、約1か月前に、別のパーティーで、彼らがフランスで作っていたナチュラルワインをいただく機会がありました。

フランス産ナチュラルワイン


賑やかに ワイワイ

チーズ 佐渡産生ハム
生まれ育ったところが、フランス、イタリア、アメリカ、長崎、福井、佐渡など、ワールドワイドなパーティー。各自持ち寄りの料理に大満足の一夜でありました。
春まで、もう一息。
穏やかな陽ざしに春の訪れを感じる今日このごろ。
? ? ?? ? ? ?
ですが、この写真は、まだまだ冬の真っ盛りの、一ヶ月ほど前のものです。
羽茂で、苺を生産をされている方をお訪ねました。

みつばち
ハウスに入ると、働くみつばち達の羽音が、ブンブンと聞こえてきます。 午前中の方が活発に動きまわるとか。

次々と花が咲いて
苺生産農家の笠井さんは、昨年、苺栽培で県知事賞を受賞された方。
とても研究熱心で、佐渡の苺とメロン栽培のパイオニアのご夫婦です。
私達がお訪ねする度に仕事の手を止めて、佐渡の気候のこと・土のこと・加工の要点・農業の可能性のことなどを楽しくお話下さいます。
佐渡の “ 越後姫 ” は品質が高く、何よりも美味しいので (^。^)y ついつい 丸かじり。
鮮やかな色、可愛いかたち、甘さと酸味がグッドバランス (^u^)
ショートケーキを焼こう (^。^)? 苺のババロアを作ろう(^v^)ヨーグルトソースを作ろう \(^o^)/ と、 もぎたて苺を分けて頂いています。
創作意欲を駆り立てられ、持ち帰るのですが…… 。
美しくて可愛い苺は、新鮮なうちにそのまま食べるのが一番の贅沢かな~ となって、また丸かじり? (^。^)y-.。o○
おまけの話題に … 今日、3月8日は? “ミツバチ の日 ” とか。
語呂合わせで、こんな記念日。 「いい仕事していますね」ミツバチさん。
毎年冬に、味噌を仕込むことを楽しみにしています。
味噌の素材は、米糀・大豆・塩のみ。すべてが佐渡の原材料。

米糀 大豆

一晩 水に浸して

糀に佐渡の塩を混ぜ合わせ準備

圧力鍋で煮て フードプロセッサーで潰す

混ぜ合わせるのは 力仕事

手の平サイズの団子に丸めます

投げ入れます
味噌団子の中の空気を抜くために、力いっぱい桶に投げ入れます。

出来ました~
作り始めれば、二時間ほどで一区切り。
実家でも昔から作っていましたが、大きな鍋で豆を煮て、ミンチの器械で潰す方式。
今は友達に作り方を教えてもらった、簡単な道具を使った方式で、この分量で、我が家の味噌を作り続けています。
米糀 … 800 g × 3 袋? 大豆 … 2500 g? 佐渡の塩 … 1200 g
十月頃には、塩、糀、大豆が馴染んで美味しい味噌に仕上がるはず。
佐渡のおだやかな気候は、味噌が熟成するのに、とてもあっているように思えます。
さあて、ゆっくり、楽しみに待ちます。 (^。^)y-.。oO ヤレヤレ ?ほッ(^u^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。