長かった冬の寒さから解放されて、生きものも人も、元気に活動を始めました。
音 祭りの鬼太鼓の稽古が、4月15日の出番を間近に控え、熱を帯びてきています。
畑 耕運機の動きまわる、エンジン音。お母さん達の声が畑から高く聞こえてきます。
声 小鳥たちが、早朝から鳴き騒ぎ、賑やかにぎやか。
海 鈍色だった海面に光が射し、透明感のあるグリーン・ブルー・金色に時間毎に変化。
食 セリ・アマドコロ・つくし・行者にんにく・沢わさび・ふきのとう… わらび・うど…

セリ 胡麻和え

アマドコロの胡麻和え つくしの卵とじ
海のもの ながも・青のり・若布・あおさ… 今晩は、子持ちのヤリ烏賊の煮付け。

子持ちヤリイカの煮付け
今が旬の食材ばかり。早春のモノは少しほろ苦と香りが魅力。 美味しくて、楽しくて。下ごしらえに忙しいですが、春のご馳走を味わっています(^u^)
やっと、佐渡に春が来たようです。
昨日の雨は、畑にやわらかく降り、浸み込んでいきました。
近所では皆さんが一斉に畑仕事に繰り出し、あちこちで耕運機のエンジン音が聞こえてきました。? 待ちに待っていた畑仕事。
野菜を育て、花を育てるのは、実用と趣味を兼ねてとても楽しいのです (^。^)
我が家でも、耕した畑にジャガイモを植えようと種芋を買って来ました。
去年は植え時が遅くなってしまい、葉は茂れども芋は小さいものばかりだったので、今年こそは、いいジャガイモを作りたいと準備。
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今日お訪ねしたのは、お花の先生のお宅。 ( お許しを得て写真に )
庭に入ると、沈丁花の香り、水仙の香り、梅の香りなど、先日までは気付かなかった春の匂いがいっぱい (^。^)y

白梅 開花

水仙 クリスマスローズ チューリップ

井戸 馬酔木

紅梅 もうすぐ開花

めだか
メダカも無事に冬越しして、表面で泳ぎだしていました。
こぶしの花も蕾がふくらみ、もうすぐ白い花を咲かせそう。
長かった冬のあと、芽生えの季節は本当にうれしいもの。

水仙を窓辺に
帰りには香り高い水仙の花束を、黄色・白色取り混ぜてお土産にいただきました。
4月に雪も有りの佐渡暮らし。車の冬タイヤを交換し、ようやく冬終了 (^_^)/
佐渡は食の素材が豊かな、宝の島。
家庭では行事食は作られていても、観光で佐渡を訪れた時にそれを食べられる処がない。旅の楽しみは、その地方ならではの景色や言葉、食事を味わうことにあるのでは?
探してみると、佐渡の普通の家庭料理・郷土料理・行事食を食べられる処が見当たらない…。 地元の季節の素材を集めた ≪ 佐渡が島定食 ≫ を提供する拠点をいくつか作り、つなげられたら…。
それを実践する機会をいただきました。
3月19日、ぐるたびと佐渡活性化プロジェクトによる「佐渡食文化のたび」ツアー。
真野・ゆいの間で「佐渡が島」定食、昼食メニューを提供することになりました。

食文化探訪 プレツアー
素材・お料理のいわれ、そこに伝わる食文化をチーフのHさんに、語ってもらいました。
Hさんの話に興味深そうにうなずき、時には、質問をまじえながらの1時間。

佐渡の伝統の味を集めて
左上から、イカの一夜干し(海水に漬けたもの) デザート(そばの実の寒天寄せ 干し柿にビターチョコ) 煮しめ(昆布・こんにゃく・焼き豆腐・人参・きぬさや) 沢わさびのピリ辛おひたし アオサの味噌和え 干し柿と紅白なます ふき味噌 手打ち蕎麦 太巻き寿司 漬物 (たくわん・菊芋の味噌漬け・茗荷の酒粕漬け) 冠婚葬祭に付きものの鶏汁。 お茶(潟端産のほうじ茶と柿の葉茶をブレンド)
脚付きのお膳に、吸い物は佐渡の蓋付き塗り物椀で、召し上がっていただきました。
昔のお膳は、フルセットが塗りものの器が使われ華やかなものでしたが、今回は略式で。
すべてが、佐渡の地場食材と旬の素材で作られた、伝統の一品。
お膳に並んだ料理の美味しさを支えるのは、≪出汁≫。味の基本となる、アゴ出汁・昆布・しいたけ・煮干し・などを使い分けています。 “ 見えないけれどあるんだよ” です。
その地方の水・お米・お茶・味噌・醤油・塩などは、味の決め手となる大切な素材と調味料。
食を楽しんでいただく為の主婦の努力や工夫を、改めて知る機会となりました。
佐渡のあちらこちらで、佐渡の食材と食文化にこだわった、その土地土地で工夫された「佐渡が島定食」を食べることができるとしたら。 佐渡観光は、もっともっと楽しくなるのではないでしょうか?
春の山の会が、開かれました。
寒さは残るけれど、陽ざしは春の一日。

文弥人形
佐渡、羽茂大崎地区にIターンしてきた若者達による、文弥人形の公演。


舞台を見つめて

民話の語り部 八幡のムジナ

民話の語り部 金北山の種まき猿
佐渡に伝わる民話を、ゆっくりと、やさしい語り口で語ってくれました。
方言がやさしくて、おかしみがあって、とてもよかった? (^o^)/
世間的にはジイさん・バアさんと呼ばれる歳になった人たちが、よい子のように楽しく聞き入りました。

男達 外で一杯
持ち寄った料理と、おしゃべりで過ごした・・・半日でした。
今回で2回目となる、“ よってけまつり さど食の陣?”
3/16 から 3/18 までの3ヶ日間、開催されました。
地元の食材を使って、佐渡の料理・佐渡らしい魅力をグルメとスイーツで表現する祭り。

さど食の陣

スイーツ部門に 参加
干し柿にブランデーを含ませ、ビターチョコをコーティングしたものが柿ブラチョコ。
丁寧に乾かした干し柿を、美味しいお菓子にしました (^-^)


大崎そばの会
佐渡のそばと言えば、大崎そばの会。 お母さん達が活躍しています。


鬼太鼓 おんで~こ 舞う
お客様にご協力いただいた、料理とスイーツ部門の人気アンケートの投票結果は、
大崎そばの会と和菓子の老舗しまやさんに。
このイベントが、本当の意味での「佐渡食の陣」になってくれたら、という思いを今年も感じましたね。とはいえ、多くの人が足を運んでくれたことに感謝、感謝、でした。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。