寒い、寒い。
春はそこまで来ていると、気を緩めたばかりでしたので今日の寒さが余計に応えました。
ブログに書き込むのが遅くなってしまいましたが、
寒い時季に仕込みをしておきたい作業が、味噌作りの他にもう一つあります。
。。。。。。。。 塩糀作り 。。。。。。。。。

佐渡産 糀(塚本糀屋) 佐渡の塩

一升の餅米(こがね餅)を蒸して

( 餅米 一升 塩 800g 糀 800g )
始めは少し固くて混ぜにくいですが、毎日かき混ぜます。
そのうちに糀が塩と馴染み、もち米を分解しはじめ柔らかさが出てきます。
寒の内に仕込むと雑菌が少なく、失敗しないと教えていただきました。
完成すると、この塩糀は野菜を漬けたり、肉や魚の下味を付けたり柔らかくしたり。
もち米が旨みと自然な甘さを醸して、風味豊かで重宝な万能な調味料となります。
今年は 2 月16日に仕込み終了しましたので、今は馴染んできてイイ具合です(^-^)
佐渡、羽茂地区、おけさ柿の干し柿だけを作っているおばさんちの干し場で。
11月下旬から、樹上で完熟した渋柿を1個1個丁寧にむき始めます・・・・・・。
そして12月初旬 美味しい干し柿への第一歩。

干し柿作りの始まり
12月の半ば むいた柿同士がくっつかないように吊して、2週間あまり・・・。

寒風にあてながら
12月の終わり~1月の初め 寒風をあてたり、揉みほぐしたり・・・。

少しずつ色づき始めました
1月の終わり 次第にきれいに干せてきました。

干し柿 干し場で
さあて、いよいよ。 美味しい干し柿の出来上がりです (^_^)/

ようやく完成へ

全体に白い粉がふいて
干し始めてから 1/3 程の大きさに。 じっくりと時間をかけてよく乾きました。
皮はシコシコとした歯ごたえがあり、中身はしっとりとした上品な甘みがあります。
第一級品の “ 佐渡の干し柿 ” の完成です。 (^O^) \(^o^)/
定例となった、“ やまご ” のお蕎麦の日。
いつも、メニューに色々なお餅を添え、デザートも手作りして喜ばれています。
今日のデザートは、佐渡の地ミカンでジュースを絞り、ゼラチンで固めてみました。

地みかん

きんかんのシロップ煮
きんかんのシロップ煮を添えて、少しの苦みをアクセントに。
ということで、今日の、蕎麦定食のメニューは・・・・
手打ちそば、お赤飯、サンマの煮つけ、キンピラ、お漬物、柿餅、そして、地みかんのゼリー寄せ・・・600円なり、です。

地元のみかんをゼリーに 蕎麦
?地みかんの爽やかなゼリーは、今が旬の味(^u^)
?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
?夕方には、先輩のお宅でご馳走になりました。

れんこんのすりおろし くこを入れて
奥様の手料理をいただきながら、お互いの近況や、佐渡の話題、政治に対する意見を戦わせることが楽しい食事会。

たらの真子の昆布巻き
佐渡の冬の名物、たらの真子を昆布で巻き柔らかく煮たもの。

ごぼう 黒糖 胡桃
ごぼうを黒砂糖で煮て、胡桃で和えたもの。 黒砂糖は体を温め、胡桃は目にいいとか。

オレンジ 大根 からすみ
話が尽きなくて、ワインがすすみました。
オレンジに大根とからすみが、絶妙なバランスでした。
その他にも、松の実、ナッツをいろいろ‥つぎつぎ。
楽しくお酒が飲めるようにと心づくしのお料理は、バラエティー豊かな薬膳メニュー。
体をあたため、こころをも癒す、やさしいご馳走でした。
いつも、いつも、ごちそうをありがとう (^。^)
先日から緩みが気になり始めた、歯のツメモノの調整に歯科へ。
Uターンする前に、歯の治療を済ませてはいたのですが、歯ぐきが痩せた?
改めて歯の手入れの大切さを、実感しました。
先日、ふるさと応援料理教室に参加したおりに教えていただいたメニューは
イタリア料理のパン・フォカチャと長ねぎのポタージュ

焼きたて フォカッチャ
完熟オリーブの塩味、乾燥トマト、ハーブなどをトッピング

長ねぎのポタージュ
よく炒めた長ねぎと、じゃが芋で少しのとろみをつけ、黒胡椒でアクセントを
佐渡の食材を使って簡単な材料で作れる、あったかレシピでした。
フォカッチャもオーブンさえあれば、特別な器具が無くても焼けるパン。
オリーブオイルを混ぜ込んだ、ピザに似たモッチリおいしい生地のパンです。
いろいろな具を挟んで、バリエーションにも変化を付けて楽しめそうです。
風が止み、少し穏やか。 陽ざしが明るく感じられた日。
両津に住む、Gさんをお訪ねして来ました。
Gさんは、農薬を使用しない農業を20年以上前から実践されています。
4年前、私達が佐渡にUターンしてすぐにお目にかかりました。
今日は、無農薬で育てたお米を炒って作られた玄米茶と、同じように無農薬の野菜で育てた地鶏の卵を分けていただきました。

玄米茶 地鳥の卵
佐渡で先駆的に無農薬の米作りに取り組み、健康なお米を作るには≪除草剤を使わない≫ことを徹底しておられます。
数年前に、ご主人が腰を痛められて、この主義ある農業を続けられるかどうか‥の危機にみまわれた時があったそうです。
病虫の害から稲を守るためには、田んぼの草や畔の草刈りは欠かせない農作業。手間と根気を要し、腰を曲げての地味な仕事は強い意志がなければ続けられません。
止むを得ず≪薬≫を使うしかないのか‥‥。
「 変わりもん 」呼ばわりされてまで、これまで続けてきた努力を≪無≫にすることは出来ない、と奥様が守り通された≪無農薬の農業≫だそうです。
もう一つ、奥様との約束があるそうで‥‥。
「 80歳までは、一緒にしますが、その後は定年とさせてもらいますからね・・・と宣言されていてね。」
「 ・・・あと一年なんだ。」と、ご主人。
一番の理解者で、同じ志を持つ奥様との約束。 笑顔でした(*^_^*)
「 自分で作ったものを食べて、家族が健康で、幸せに暮らせるようにね。」
貴重な安心の玄米をストーブの上で、ゆっくり、ゆっくり炒って出来たのが、この黒い玄米茶。無農薬の米だからこその、貴重な玄米茶をいただきました。
水から入れて煮出したお茶は、滋養に富んだやさしい味です。

お米の一粒 粒々がきれい

地鶏の卵
こんもりとした黄身、白身は弾力が強く、ちょっとやそっとでは混ざりません。
この卵でメレンゲを立てると、腰の強い生地の滑らかな最高のシホンケーキが作れます。
ケーキを焼くことがが、本当に楽しくなる卵。 我が家の、一番のご馳走です \(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。