からからの天気が続き、畑も田んぼも水不足が心配されていましたが
ここ数日の恵みの雨にホッとしています。
我が家の畑はキュウリも茄子もまだまだ小さいですが・・・・。
プロの主婦が作ると、さすが、みごとな生りっぷり。
初物のおすそ分けを、次々といただきます。
枇杷は木から高枝ハサミで切り取って
「今日中に、食べてね」
ブルーベリーは一粒一粒摘み取って
「 一日くらい置いてからのほうが美味しいみたい」
そうなんだ~。 知らなかった~。

枇杷 フルーツトマト ブルーベリー いんげん

青い梅
「 好きな時に採るといいよ~」 と、声を掛けて下さった青梅
梅酒と梅シロップ漬けでエキスを作りました。
梅エキスのパンチの利いた酸味は、炭酸と氷で夏バテ防止ジュースに (^u^)

梅酒

佐渡産メロンの卵 間引きメロン
佐渡産メロンの農家からいただいた、間引きメロン
サラダによし、漬けてもよし。
歯応えはしっかり、なめらかな食感です。 簡単に味噌漬けと、餅米入りの塩糀に漬けました (^u^)

鯛 ?名前が解らない
釣りが趣味のご近所さんからのいただきもの
鯛のウロコの色や、ブルーのアイシャドーが美しかったので写真は逆さまになりました (^_^)v
ヌルヌルの肌の魚の名前は?
「 刺身にするのが難しかったらブツ切りにして、唐揚げにするといいよ 」
鯛は新鮮すぎて、甘みは感じますが、歯応えがありませんでしたが
新鮮な刺身を味わう幸せは、海の側で暮らすからこそ。
旨みのアミノ酸や食感のシコシコは、熟成を待つこと‥が大切と知りました。

どくだみ茶

どくだみ 乾燥中
先輩のお宅でいただいたお茶が、自家製のどくだみ茶
初めての味でしたが、想像したほどのクセは無くて飲みやすいお茶でした。
真似して、干しています。
いただきもので、仕込んでみたり、漬けてみたり・・・・佐渡暮らしは、楽しく GOOD!!
ありがたさを感じています。
毎日、もったいないほどの皐月晴れが続いています。
冬の厳しい風も、打ちつける雨も、この初夏の美しさを開花させるための試練だったりして。
土に根を張り、着実に体力を蓄えてきた植物たちの輝き。
窓からの風景がその日ごとに変わって見えて、季節がゆったりと移りゆくようすを楽しませてもらっています。 美しいこんな環境で働けるなんて、幸せだなぁ。
お餅を搗いて、土曜日と日曜日には 『 しままるしぇ 』 で、お客様とおしゃべり。

よもぎ餅
田植えの手伝いで実家に行った日に、よもぎを摘んでお餅に搗いておやつにしました。
よもぎの香りが強くて、きな粉で食べると \(^o^)/
定番の素朴なおいしさです。
佐渡名産の番茶のお餅。 香りと渋味と甘みが魅力です。

番茶の餅
あと味がとっても爽やかな、我が家の新製品です。
赤飯のお餅。
小豆の煮汁に餅米を浸し、桜の色に。 粒の小豆を包んで大福餅に。

赤飯のお餅
つぶつぶの小豆餡の食感が、楽しいお餅。
京都では、葵まつりの申(さる)の日に作り、さる餅と呼ばれているそうな。
小豆がぽろぽろとして、包むのが少し難しいですが春らしく楽しいお餅です。
そして、我が柿餅本舗の ≪ 柿餅 ≫

柿餅
今回は、 佐渡にはるばる台湾からおいでいただいたお客様への差し入れに。
「 喜んでいただきました 」 とのお話を伺い、良かった、よかったと、胸をなでおろしました。
素材の個性を生かし、自然の香りと、おだやかな色が楽しめるお餅作りです。
佐渡の田んぼに苗が植えられ、淡い緑色が列を作っています。
田んぼが、細い苗を育て始めたところ。
陽ざしは明るいですが、肌寒い一日でした。
すくすく育ての願いを込めて、畔には軽トラと人が作業にくりだし、田植えがいっせいに進みました。
この半月で新芽が開き、きらきらと葉っぱに光を集めています。

柿の若葉

柿畑

ぶどう

青麦
淡い緑色が、きれい (^-^)
山も里も畑も、若葉が輝いています。
五月晴れ\(^o^)/
風がここちよく、家の中を通り抜けていきます。
「 筍が出たよ~。 掘りに来て~。」 今年も、嬉しいお誘い有り。
いそいそと竹林へ入ると、あちこちに小さいトンガリが、ぽこぽこ頭を出しています。
専用の鍬をふるい、十数個掘りあげたところで、ギブアップ。
程よい大きさで、柔らかそう。
新鮮なうちに友達に届けたり、お米の研ぎ汁でアク抜きをしたり。
旬を味わうには、ちょっと忙しい思いをしますが、持ち帰った筍を煮物にしたり、炊き込みご飯に。定番の料理を作りました (^u^)
同じ筍を、漢方の考え方で野菜を干したり、組み合わをする先輩が料理をすると‥

たけのこ 玄米 梅干し
玄米とたけのこを半日コトコト煮た、お粥。
たけのこの根元の堅い部分を薄切りにし、アク抜きしないで煮たもの。
梅干しでいただくと、やさしく体が温まる感じがします。
玄米のプチプチした食感が残り、ボリュームもあります。
この季節だけのあつあつお粥を、飲み会のシメに出されたら嬉しくなります (^_^)v
小豆とかぼちゃの煮物は、塩も砂糖も入っていませんが、それぞれの味がいきています。
お茶は、スギナとはこべを干して煎じたもの。 少し日なたの匂いがします。

黒豆 こんにゃく 胡麻ほか
取れたて筍は、くるみとピリ辛のステーキ風に。
黒豆とこんにゃく、胡麻ふうみの香ばしい和え物にしたものが、おいしかった(^-^)
デザートには、チーズケーキまで。
おいしくお酒がすすみ、体にやさしい心づくしのお料理。
まさに、竹の旬をいただく、筍づくしとワインで時間を忘れてしまいました。
春が来た~。
春がきた~と喜んでみても…
翌日には、雪やみぞれに逆戻りしてしまうことが幾度も繰り返されてきましたが
今日からは春 \(^o^)/
桜の開花予想も出され、畑には何かがあちこちから芽吹いてきました。

とげとげ バラ

ぼんぼりのような みつまた

蕗のとう 草わさび
玄関には、ふきのとうと葉わさび。
淡い緑色がきれいで、お皿の中でどんどん育ち清楚な白い花を咲かせます。
芽吹きを喜んで “ ねこやなぎ ” を活けたりしても楽しい季節。
我が家のゆずり葉の枝に、小鳥の巣を見つけました。

小鳥の巣
葉っぱの陰に、上手に巣が架けられています。
よく見ると、巣の材料には藁だけでなくビニールが。
なんと、蛇の脱け殻も編み込んでありました。
自分の巣を襲ってくることもある、天敵の蛇の脱け殻をちゃっかり巣に利用して
たくましいなぁ。

電線の途中に 巣
羽茂大崎の “ ちょぼくり ” の入り口に発見した、小鳥の巣。

ちょぼくり あまどころ はやと瓜の酒粕漬け
去年も、ここに巣をかけたツバメがいたそうです。
宙ぶらりんの電線に巣をかけるとは、ナイスなアイデアだこと (^_^)/

しまふうみの林 巣箱
しまふうみ の 敷地の椿
人が林に巣箱を架けて、小鳥が安全に子育てできる環境を手伝っています。
小鳥たちがここに気づいて、賑やかに出入りするようすが見られるといいな (^O^)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。