材料はすべて佐渡産 手前醤油をめざして
GSH ( グロス サド ハピネス ) クラブが計画し、案内してくれたイベントに参加してきました。

醤油絞り 体験
昨年の 5月に仕込んだものを、毎月天地返ししてきた “もろみ”を
醤油造りの職人をお招きして、絞りを体験させてもらう会。

醤油絞り

醤油の香り 静かに醤油の滴が

明るい 琥珀色
光に透かすと、綺麗な琥珀色と赤色。

お味見中
いつくの郷の地鳥卵と、齋藤農園さんの自然栽培米の7分搗きの炊きたてご飯に
搾りたての生醤油をかけて、いただきました。

いつくの郷 地鳥の卵
ぷるぷる、弾力のあるレモンイエローの卵黄
醤油を絞った後は、火入れをし
上澄みの灰汁を取り除き、澱の沈殿を数日待つと完成するそうです。
今食べている醤油との余りの違いに、みなさんから驚嘆の声が。
今年は最初の仕込みから是非とも挑戦してみたいと、参加者は意欲満々でした\(^o^)/
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晴天に恵まれたこの日は、庭で絞りの実習しました。
側の池を見ると、なんと

池の中
粒々のヤマアカガエル と あけび型のクロサンショウウオ の卵が。
春の陽ざしを浴びながら、のんびりと
添加物を使わない、澄んだ醤油の味を知りました。
実家で、むか~し自家製の醤油を作っていた時がありました。
「煮しめの味付けには、この醤油でなくては」と、言っていたような思い出が‥。
めざせ !!
ご馳走の決めは、自家製の佐渡産醤油で (^u^)
むかし食べた味は、よく覚えているもの。
羽茂に行くと必ず寄る、手作りのハウス風間さんになつかしい切り干し大根がありました。

パリポリ 切り干し大根
縦に切って干したものは、更に歯応えがしっかりしていて、好き。

銀杏切りタイプ
煮物に入れても、存在感がある味を発揮します。
そこで、我が家でも切り干し大根を作ってみました。

各ざるに大根を三本分
冬を畑の中で過ごした大根は、瑞々しく甘みたっっぷり。
冬晴れの日なたで干すこと三日で、出来あがりました。

太切り 大根
母の世代の主婦達は、季節の野菜を無駄なく
天候を見ながら、保存食作りに励んだのでしょう。
みんな、手作り\(^o^)/
甘さが凝縮していて、おいしくなりました。
佐渡の食が集まり、真野のいぶき21に於いて
3月11日~13日までの三日間、開催されました。
春に先駆けてのお祭りに、毎年参加しています。

準備ができました

福くる巻き

柿ブラチョコ
干し柿をブランディーに浸して、ビターチョコレートでコーティングした “柿ブラチョコ”
干し柿で香り豊かな柚子を巻いた “福くる巻き” などを
試食をしていただいたり、説明をさせていただいたり。
お客様との大切な時間です。
その他には、会場内では、佐渡の和菓子屋さんが指導される教室も開催され
多くの参加者が、楽しまれていました。

和菓子作り教室で

お客様 いらっしぃませ
大勢のお客様が会場に来られ、大いに盛り上がったのですが
忙しくなって、以後の写真は撮れませんでした (>_<)

柿餅 柚子餅 柿餅揚げ 干し柿 玄米珈琲 白餅
三日間のお祭りに参加するには、準備がいりますので
楽しみでもあり、体力勝負のところもあります。
柿餅本舗のセットものも、準備しております (*^_^*)
いつも‥ とりとめもなく書いたてみたり、休んでみたり‥のブログです。
振り返ってみれば、何かしら集まって食べたり、飲み会だったり‥。
年末・年始はこと更に、楽しいお酒の会に誘っていただくことが幾度も (*^_^*)
おいしいお酒を晩酌にいただける‥なんて幸せなんだろ~‥と、いつも感謝する毎日です。
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さて、今日は、赤泊で榧の実をお菓子に刻んで入れ
香ばしい “ かりんとう ” を作っている、笠木さんご夫妻をお訪ねしました。
まだ赤泊村だった時、地元の特産である榧の実に着目して加工施設を作り
ふるさと創生事業として、地域のお仲間と共に
“ 榧の実会 ” を立ち上げ活動を始められました。

榧の実
お土産売り場のコーナーには、必ず置かれている珍らしい佐渡の逸品 です(^u^)
ラッピングに天狗のお面? WHY?
赤泊地区に、天狗塚(てんぐづか)という地名があるためなんです‥。

榧の実 乾燥機
榧の実と言われても、何? と 知らない人も多い、希少で貴重な日本のナッツ。

殻つきの実

榧の実 渋がついた状態

榧の実
殻をむき、実を炒って、更に渋をむいて、やっときれいな実となります。
それから、お菓子に入れて焼いたり、温野菜と合えたりしていただくと
少し松の香りがして、さわやかな油の香ばしさも感じます\(^o^)/

砂糖でコーティング
自宅用おやつの定番の形です。

榧の木
集落の一角に、榧の木の圃場があり、案内していただきました。
成長に時間がかかるため、次世代の為に植林。
大木になると高級な碁盤として利用されるそうですが
貴重な木ですので大切に育て、守られています。
榧の実は、木ごとに味や形に個性があります。
おいしくて渋の取り易い実を “ かし榧 ” と呼んでいるそうです。
地区の財産としての榧を、もっと知ってもらいたいと
笠木さんご夫妻は、純粋で意欲的に取り組んでおられ、何よりも楽しそうです。
10年も前から、後を継いでくれる人を育てたいと‥しきりと口にされていましたが
I ターンして隣の住人となった青年に、KNOW/HOWを伝授中とか。
更に、お元気に \(^o^)/
榧の実の活用、少し考えてみよう、っと。
寒い中にも、春へ季節が動き始めていることを感じる明るい空が広がりました。
友人から早春の味、葉わさびと海藻をいただきました。

あおさ
葉わさびの辛みを引き出すのは難しくて、あれこれ試してみるのが毎年の楽しみ。

葉わさび

葉わさび の 辛みは?
友人は、まず塩もみし、80 ℃ のお湯で、10 秒茹で、さっと水にさらしてから
瓶に詰めると辛みがツンと出る、と教えてくれたので半日待つことに。

もずく
熱湯で湯通しすると、さ~と淡い緑色に変わって、磯の香りがたち上がりました。

小木産 岩のり (島へぎ)
コリコリとした歯切れのよい、岩のりは汁ものに添えて (^u^)

あおさ
緑色が美しい海藻ですが、特別な香りがある‥訳でもなく‥
酢味噌で味つけしたり、甘辛く醤油で佃煮にしていただきます。
日毎に春に向かっていることを、太陽の光と味で感じる時
葉わさびや海藻の、色・香り・ヌメリ・辛みなど旬のさわやかな味です。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。