農閑期の冬、自由時間に集まって、暢気に飲み会。
手打ち名人の蕎麦を楽しむ夕べに、呼んでいただきました (^O^)

牡蠣南蛮の出汁で
佐渡産の牡蠣南蛮のつけダレに、なめらかでコシのある十割蕎麦。
初めていただく味でした。
蕎麦だしに、牡蠣の旨みが濃厚に含まれ美味しいこと(^O^)

辛み大根を薬味に
福井生れの夫は、大根と花鰹を薬味として蕎麦を食べて育ったというので
この蕎麦の会に、辛み大根を薬味として持参しました。
キレのある辛みが、さっぱりとしてよく合うと好評でした \(^o^)/

佐渡の冬は ながも
早春の定番は、ながも蕎麦。 自然薯と共に(^_^)v
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別の日には、またも、蕎麦の会
佐渡では珍しい、ござ蕎麦をいただきました。

ござ蕎麦
歯応えと、蕎麦のかおりがたっぷり味わえます。

いざ ござ蕎麦
ござ蕎麦をリクエストして、食べられるこの会はとても貴重です。
蕎麦湯を、芋焼酎で割り、だしつゆでもいただきます。

十割そば
自分で作った蕎麦を、みんなと食べる為に打つ十割蕎麦は、とても美しい。

佐渡の蕎麦
定番のネギ 柚子 ながも ふきのとう の 薬味で。

ふきのとう
ふきのとうは、味噌と和えてふきみそに、天ぷらにして
旬の香りを楽しみました(^。^)y-.。o○
佐渡ではアゴ出汁が定番ですが
しいたけ 鰹 煮干し 醤油 など。
出汁に研究を重ねられた、おいしいお蕎麦。

煮物 卵焼き おしたし
持ち寄りの料理で、気楽に参加できるお酒の会。
ついつい、のんびり、おしゃべりの夕べ でした。
恒例の冬仕事、味噌の仕込み。
今年は味噌作りを体験をしたいという若者達と、作業をしました。
圧力鍋とフードプロセッサーを使い保存するという、
私たちの簡単な仕込み方法でよかったら‥と、お誘いしました。

味噌の仕込み中

一晩 水に浸した大豆

圧力釜で煮て

フードプロセッサーにかける

おけさ塩 塚本さんの糀

掻き混ぜて

味噌の団子

器に投げ込む

完成
大豆は無農薬で作っている、笈川さんから分けていただいたもの。
地元で作られた、大豆と糀と塩で自分で仕込む。
“ 毎日の食卓に、佐渡の自前味噌を‥”
意気込みがうれしい若者が訪ねて来てくれて、
美味しく育てと願いつつ、一緒に仕込みました。
食を大切にしようと考えている方たちなので、
我が家にある調味料も、あれこれ試食してもらいました。
昨年仕込んだ我が家の味噌 取り寄せている醤油や米酢、
餅米入りの塩糀 ナンバンジャー(辛南蛮のおかずの意) 柚子入りのポン酢 など。
味噌や醤油は家庭の味を決めるものですので、ゆっくり時間を待つ一年後が楽しみです。
佐渡はこの数日、雪に覆われました。

畑に こんもり

人面岩

雪うさぎ

雪の山道
今日は家にあるものだけで過ごそうと、保存食のあれこれを取り出してみました。

切干し 大根

干しぜんまい

ながも

春のきゃらぶきを冷凍して
乾燥して保存していたもの、冷凍したもの、塩漬けなど。
小豆の餡の残ったもの、夏野菜キュウリの佃煮、たくさん」出来すぎて作ったトマトのソース‥
バジルの葉っぱで作った、スパゲッティのソースストックも有り(^O^)
作ってはみたけれど、そのまま食べることなく保存してきたものばかりです。
いよいよとなれば、大根おろし、焼き海苔、梅干し‥も、スタンバイ。
外に降り続く、静かな雪景色を眺めながら
ここぞ出番。 こんな日も、また、良し。
寒さと、道で滑る危険も避けて、の~んびり。
年寄りは、何をおいても安全が第一 (~o~)
雪が降るぞふるぞと、寒~い予報が出ています。
おけさ柿の乾燥が順調に進んでいるようすを、羽茂の生産者さんに見せていただきました。

乾燥中

きれいに乾燥中
窓を開け放し納屋の二階は、みごとなおけさ柿の列がずら~と
自然乾燥でゆっくり、じっくり。
寒風が、おいしい干し柿を育てます。

柿畑
雪に覆われた柿の畑では、剪定の作業が進んでいました。
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そして 先日、干し場を見せていただいた生産者さんから
「 今年の、無事に完成しましたよ~ 」と連絡が。
干し始めたころの天気がよい日が続いたので、とても品質が揃っているそうです。

干し柿 完成(^_^)v

佐渡の干し柿

干し柿 四個入り
柔らかい干し柿がお好きな方には、ピッタリ。
もう少し干した柿がお好きな方は、もう少しお待ち下さいね (^u^)
佐渡を寒波が襲い、何年かぶりの大雪に生活のリズムが乱されています。
先ほど国道を除雪するブルトーザーの音が聞こえてきて
これで外とつながる道が確保された‥と、安堵。
夜中に作業される人に感謝しながら、眠りに着きました。
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「 新潟のうまいもの セレクション会議 」の
今年のうまいもの に 「柿のかき餅」が推薦されました。
豊かな風土と伝統の技 アイデアから生まれたぬくもりの逸品が 27 品。
公益財団法人 にいがた産業創造機構が主催する会議 VOL.9 は
平成 28 年度 食の専門家による評価を受けたものです。

柿のかき餅

新潟うまいもの
新潟の野菜・米・海産物・魚などの原材料を使って、
伝統の味に新しい工夫を加え、日常の食卓に並んで欲しい製品ばかりです。

柿餅
一昨年には、柿餅を選んでいただきました。
ぜ~んぶ 佐渡産 の材料で作る柿餅。
佐渡に伝わる柿餅を、次の世代の方にも食べて楽しんでいただきたいもの(^_^)v
原材料は身近にある、おけさ柿と餅米 ( こがね餅 ) と塩だけ。
地域独自の食の文化は、素朴で地味ゆえに、その価値やよさに気づきにくいもの。
今の豊かな暮らしのなかでは、継続しようという、よほどの意思なくしては
食の文化を守り継ぐことが、できないような気がします。
新しい商品が発売され、次々登場し、そして、消えてゆく‥‥。 消耗が激しい時代。
安心な素材で、変えないという信念。
世の流れに逆らうようですが、丁寧に干したおけさ柿とこがね餅米と塩だけで作る
噛めばカリッカリ 佐渡のかき餅
どうぞ、召し上がってみてください\(^o^)/
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。