新潟県の団子と言えば、
この笹団子をイメージする方が多いと思います。


友人が作り届けて下さったのは
草団子粉で、漉し餡を包んだ笹団子

子どもの日を祝って作る、お団子でもあります。



☆。。。。。。☆。。。。。。☆

実家のある地域では、団子と言えば
(茅カヤ) の葉で包む、お団子を作ります。

白い団子粉の中は、粒あんのことが多く
香りが良くて美味しいのです。

私にとっての故郷の味は、このお団子です。

先輩が、届けて下さったのは、なつかしいカヤ巻き団子

佐渡では、子どもの日を月遅れで祝いますので
<鯉のぼり>は、6月まで空を泳ぎます。

上新粉と白玉粉を合わせて、ツルリとシコシコ感のある団子を
スゲの紐でクルクルと巻き、縛ります。

簡単そうでいて、なかなか形よく縛れません。


台所で団子を作る母の傍には、
<美味しい予感>があって、嬉しかった思い出があります。


今では、カヤ巻きの団子を
家庭で作ることは、ほとんどなくなっていますが‥。


お祝いの日に作る特別食の、カヤ巻き団子。

<餡> は、畑で育てた小豆を、冬の農閑期に選別し
保存しておいたもので炊きます。

たっぷりの餡を包んだ、素朴で大ぶりな団子でした。

団子を包む、茅を刈りに行くのは男たちの役目。

団子を丸め蒸し器に入れ、待つことしばし
カヤの香りが増してきます。


蒸し上がったばかりの団子のアンコは、アッチッチだったな~。

カヤの葉で、指を切ったりもしたな~。


昔と同じように、カヤ団子を作る家庭は少ないかも知れませんが

子どもでも参加できる、季節の味を伝えられたら‥いいのにな~。


季節の素材で作る、お団子だからこそ
楽しかったのでしょう。


懐かしい味、いただきました (^O^)


朝早くから
小鳥のさえずる声が聞こえてきます。

少し時間が経つと、別の小鳥に交代。

さて
今のかわいい声の主は誰だろう?

のんびりとした小鳥たちの鳴き声に、起こされる朝です。
☆。。。。。。☆。。。。。。☆

今朝の、いただきものはタケノコ。

米ぬか不要のアクの少ない 淡竹(ハチク)
簡単に茹でてから
淡竹と身欠きニシンを
煮物にしていただくのが、我が家の定番。
米のとぎ汁で、生臭みを抜きます。

旨味はたっぷりなのですが、
身欠きにしんには、このひと手間が重要。

美しく輝やいて、やさしい甘さの茱萸。
完熟ビックリグミは、深紅の宝石。
市販されることはない 美しい木の実。
生産者のハウスを訪ね、苺を分けてもらいました。

少しヘタの部分が伸びている苺は、完熟のしるし。
最高に美味しいので、そのまま齧ります。

小粒の苺では、さっそくジャムを作ります。
ヨーグルトやバニラアイスに添えて。

丁寧にアクをすくうと、苺の色が冴えます。
加えるのは、てんさい糖とレモンのみ。
シャキシャキ パリパリ
スナックえんどうの、 青い香りが初夏の味。
🍅トマトは、食感も甘さも最高です。
朝はサラダに、地場野菜をたっぷり添えて。

我が家の畑で発見したのは、てんとう虫。
葉っぱを齧る (害のあるタイプ)
どこから、見つけて来るのか
いつも不思議に思います。
〇〇蜂は
ネギ坊主にとまって、一心不乱に花粉集め。
ハマナスにも、 何やらの虫が花の中。
側を通ると、バラの豊かな香りが広がっています。

薬味として、さわやかな香りが楽しい
セリ科のハマボウフウ。

少しずつ増えてきました。


豊かな色どりが、島全体に広がる夏への入り口。

佐渡は、とても気持ちの良い日が続いています。

おだやかな晴天 青空がどこまでも
海も空も クモリなく光って見える日。

田植えの済んだ、田んぼに
苗がきれいに並んで、風を受けていました。

西三川 郵便局のすこし上段から
まぶしく 光る海
跳坂  通称 Z 坂からの眺め
バイカウツギ
アオスジアゲハ ブルーの羽を広げ蜜を集めていました。

大きな黒アゲハも
花に止まっては離れ、止まっては離れ。
動きが素早いのに驚きました。

蝶々は、ふわりフワリと風に揺らされて‥のイメージですが
たくましく生きています。

数え方は、1匹2匹か、1羽2羽なのか?
確かめてみたらば‥1頭2頭とか。
そうなのか、知らなかったぁ。
サボテンの白 アッツザクラの紅白
行者ニンニク
ミカンの花 蜂たちの羽音が ブンブン
近ずくと、柑橘系の花らしい香りが強く広がります
車輪梅 シャリンバイ

よもぎを摘みに出かけた山の中でも 
この木 なんの木 ?? 気になる木に出会いました。
モコモコした 白いかたまり?? 
ガマズミ 純白の小さな花の集まり
この木も ?? の木
秋には、小さな実がたくさん生るのですが ??
初夏の木々には、清楚な白い花が咲いています。
形も、匂いも、いろいろ。

虫たちも、白い花が好きなようです。


お隣りさんから、《おから》をいただきました。

手作りの豆腐を作ったそうで
大豆の粒も、豆乳もまだたっぷり残っていて
とても美味しそう。

そう言えば、久しぶりの おから (^O^)

今夜のメインは、コレ !! にします。

野菜を炒め
たっぷりの干し椎茸 昆布の出汁とで煮ました
野菜 糸こんにゃく ごぼう 他 いろいろ
素朴な具だくさん おからの煮物
具も大き目、ダシの風味たっぷりの懐かしい味。

スーパーの総菜コーナーでも、最近は見かけなくなっているような。

家庭だからこそのご馳走でした。

柿の若葉で作った《柿の葉茶》は
おだやかな香りと、ほのかな甘さのお茶が楽しめます。

毎年、羽茂地区に出かけ、柿の葉を摘んでいます。
春の季節の作業として
少量ずつですが
自家用の安心・安全のお茶を作っています。
つやつやの柿の葉 (5/ 13 )
よく洗ってから、刻みます。
綺麗な若葉
芽生えたばかりの柿の蕾
短時間、蒸し器で熱をあてた後
エビラに広げて、室内で干して

それから、小型の乾燥機に移し
更に仕上げの乾燥をします。
《柿の葉茶》完成しました。

柿の葉茶の
おだやかな甘い香りが充満して、ほっこり。
カフェインを含んでいませんので
子どもさんも妊婦さんも安心して、飲んでいただけるお茶です。

熱に強いビタミンである、プロビタミンCを多く含みミネラル分もたっぷり。

アツアツでも、ヒエヒエでも。
美味しく飲んでいます。
素材である柿の葉は、
高齢のために、生産を縮小することになった柿畑から。

きちんと手入れされてきたことがわかる、美しい柿の畑です。

おけさ柿の生産者でもある義兄が、
持ち主の了解を得て、案内してくれました。
柿の木の下には、
やわらかい “蕗” が生えていましたので
小量いただいて帰りました。

(春の山菜 蕗)
都会ならば、貴重品ですが
そこらあたり中に生えていて、ど~ぞご自由にとのこと。
塩で板ずりした後に、茹でてアク抜きをします。

昆布と椎茸の出汁と
たっぷりの地酒と自家製の醤油で煮つめます。
キャラブキ風に
畑のお土産で、夕食のおかずがひと品。   

皮のついた柔らかいフキは、少し苦め。
この味わいも春の楽しみです。

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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