島開きのこの日は、あちこちの神社で獅子が舞います。
春祭りと重なった日曜日、快晴となりました。
午前5時30分、夜が明けるのを待ちわびて真野総社神社から、いよいよ鬼太鼓が出発。
総社神社に奉納し、イザ、出陣 !!
集落の1軒1軒に門付けして回り、一家の健康と、この年の豊作を祈願する鬼太鼓の舞いは、夜の11時頃まで続きます。
金井、大慶寺
桜の蕾はまだかたく、花見とはなりませんでしたが、大慶寺では恒例の “ 市 ” の開かれる日。
今年のテーマは 「 はな 」。 作品や飾り付け・身支度などのどこかに表現を工夫します。
境内の長屋門ギャラリーでは、“ はな ” の写真・絵画・手芸・木工などが展示されています。
わが柿餅本舗もこの門前市に、毎年参加させていただいております。
門前市マップ
これも恒例、柿餅の試食販売
おかげさまでたくさんのお客様に、ご試食いただきました (^u^)
大慶寺に隣接する八幡宮には、4つの集落の鬼太鼓が集結し、お祭りを盛り立ていました。
八幡宮の鬼達
若くて勢いのある獅子達が打ち鳴らす太鼓や、軽やかで歯切れのいい舞いは、力強くてワクワクする魅力があります。
“ 市 ” を眺めて歩き、味わい、ライブに耳を傾け、獅子の舞いや太鼓を楽しむ。
春の陽ざしを浴びながら、おしゃべりの花が咲きました。盛りだくさんの一日でした (^O^)
春の訪れを告げる行事がもう一つ。
3月25日、赤泊総合文化会館において、赤泊演劇研究会による創作民話劇「玄達物語」が演じられました。“ 玄達 ” は村に住み着いた、権威嫌いの、いたずらで愛嬌もののムジナです。
赤泊地区には、酒飲み天狗・夕鶴・お地蔵さま・笠取山の雷さん・お城の殿様・太郎杉と呼ばれる大杉などが生き生きと活躍する、民話がその他にも伝えられています。
むら芝居の出演者・スタッフは、老若男女、じいさんばあさん、父さん母さん、あんちゃん姉さん 小学生や保育園の子供まで、総勢100人に及ぶそうです。
はじまり、はじまりい~い!
吉本顔負け、抱腹絶倒の演技に拍手喝采
村の子供達 キャスト紹介に少し緊張して
母さん方のハーモニー 普段は民話の語り部
まるでミュージカル
御番所太鼓の応援に会場騒然
全7場、1時間半があっという間に過ぎて行きました。
この赤泊演劇研究会の民話劇は、今回が21回目。
平成4年から毎年上演されていれだけあって、佐渡赤泊地区の方言を使い、集落に古くから伝わる色々な民話を演ずるとのことでした。
出演者の熱心さがよく伝わり、言葉の発声もよく訓練されいて、とても楽しいお芝居でした。
地元に伝わる民話を、子供たちが演じることは、大きな経験となったことでしょうね。
子供たちの中に、将来の “ 村の民話の語り部 ” が育ってくれそうな予感がしました (^O^)/
3月の第一日曜日、佐渡真野地区、大倉谷集落の大きな “ わらじ ” が掛け替えられました。
大倉谷の大わらじ
古い大わらじよ、1年間ありがとう・・・
この行事は、この地区に古くから伝わる風習で、「春来」“はりきり”というのだそうです。
その年の正月に大わらじを作り、集落の両端(入口と出口)に人間の大きさ程の大わらじを飾ります。
ある時賊がこの集落にはいろうとしたが、このわらじを見て、こんな大男がいてはかなわない、と言って逃げ出したそうです。
疫病や悪人よけの一種の道祖神として祀られており、この地区の春の風物詩となってます。
今年の新蕎麦がとれました。
11月26日・27日、大崎活性化センターで、大崎そばの会が開かれました。
バスが集結 何事ぞ 始まりそう
そばの会 ご馳走を いざ
佐渡の島、内外から 200 名余りのお客様が一堂に。地元の素朴な料理に舌鼓。
十割蕎麦の打ちたてを、満足いくまでお代わり自由。
蕎麦の会 お母さん手作り 地場の素朴料理
同じテーブルの人同士で 料理を分け合って ど~ぞ
お酒の持ち込み自由 グイグイ
宴会半ば頃からは、地元に伝わる伝統芸能が披露されます。
芸達者な地元のお母さん達 陽気に相撲甚句
文弥人形・佐渡おけさ・ちょぼくり・など、お客様に楽しんでいただける演目が豊富。
12月は、3日・4日の両日。大崎そばの会が開かれます。2月にも1回の予定です。
座ってゆっくり、お蕎麦を楽しみ、のんびりしませんか?
羽茂・大崎そばの会に、どうぞお出かけください (^u^) (^v^) (^o^)丿
小さな道の駅 “寄れっ茶屋”の活動を、ご存じでしょうか?
佐渡に観光に来られた方や、通りがかりの方が少し休みたい時・道を尋ねたい時・トイレを借りたい時などに遠慮なくお寄りください。
目印は、“寄れっ茶屋” 紺色地の旗。
真野の新町まつりに協賛して、手打ちそばや地元のお母さん方の手作り料理をお祭りにきた人たちに召し上がっていただきました。
佐渡の福祉“ゆい”は、福祉・介護・子育て・支え合いなどを通じて地域の茶の間として活動しているNPO法人です。
皆さんも、是非一度、おでかけください。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。