やっとと言うか、ようやく佐渡の冬の景色になってきました。

金北山に雪が積もり、美しいシルエットが見えています。

 

正月飾りの門松や袴紙やしめ縄を火で焼き、正月の納めをする とうらいや が行われました。

佐渡の中でも地区によって、歳の神(せ~のかみ)と言ったり、とうどうやさんと言ったりします。

昔は小正月の行事で、15日の夕方に行われていましたが

休日の昼間が参加しやすい人が多いので、今日はあちこちから煙が立ち昇るのが見えました。

 

御神酒をいただき(^_^)/

御神酒をいただき (^_^)/

 

お餅を焼いて

お餅を焼いて

 

お餅のほかには、スルメや昆布を神聖な火で焼いて食べることで

これからの一年の無病息災を、講中のみなさんとお祈りいたしました。

 

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昨年から、佐渡市ふるさと納税の「お礼の品」に柿餅本舗の商品が掲載されています。

 

 「ぜ~んぶ佐渡産:昔なつかし柿の餅セット」

10,000円~コース、20,000円~コース の2部門です。

 「ふるさとチョイス」 ポータルサイトは こちら↓ です。

http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/15224

 

仕事始めの4日から、さっそく何軒かのお客様からのご依頼があり

ふるさと納税についての、関心の高さに驚かされているところです。

 

佐渡市からの 「 お礼 」 の豊富な品々が揃っています (^u^)

 

各家で正月を祝い、大人はいつもの仕事に戻り、子供たちも新学期が始まりました。

ご馳走もいいけれども、いつものお味噌汁や焼き魚・お漬けものがやっぱり‥いいねの頃。

 

 袴紙  鶴亀  恵比寿さま  大黒さま

 鶴亀 袴紙

鯛 袴紙

鯛 袴紙

友人のお父様が 「 趣味で作ったから 」 と、祝いの袴紙を届けて下さったもの。

 

袴紙の飾り方

袴紙の飾り方

 

縁起物の袴紙のいわれや飾り方・飾る場所まで、丁寧な説明付きで。

昔は神棚の下に飾るだけでなく

かまどの側には火伏せの袴紙を、井戸の側にも、お店には大福帳を・・・など。

 

大福帳

大福帳

 

袴紙のデザインは繊細で自由

正月に伺った家ごとに楽しい袴紙を見ることができました。

 

いよいよ、春まつりの季節。

島開きの前日に催される、鷺流狂言を観に出かけました。

 

総社神社例祭前夜祭狂言公演

総社神社例祭前夜祭狂言公演

演目 鳴子

演目 鳴子

 

演目 盆山盗人

演目 盆山盗人

 

演目 柿山伏

演目 柿山伏

 

 

佐渡鷺流狂言研究会による公演は、4月14日、春祭りの前夜に、真野総社神社の能舞台で演じられます。

公演前の説明によると、山口市と佐賀県千代田町と佐渡の三か所のみで伝承されている狂言だそうです。大蔵流とも和泉流の狂言とも異なっているとか。

無形の文化財ゆえに、継承してゆくことは大変な苦労があるのでしょうね。

この日は、冷たい雨が降りしきる中、傘をさしながらの見学となりましたが、演者の熱意が伝わってくる公演でした(^-^)

 

佐渡にも遅い春がやってきました。 我が家から20mのところにある真野、吉岡の1本桜。毎年、優しく春を告げてくれます。

金北山 の 残雪

金北山の 残雪

友人達との花見会の会場となったのは、畑野、熊野神社の桜たち。 桜の神社が佐渡にあったこと初めて知った、感激の出会い (^。^) 地域の人たちが大切にする、美しく静かな自慢の境内でした。

畑野熊野神社の桜

畑野熊野神社の桜

狛犬 可愛い

桜と狛犬

 

羽茂の町から山の方に上って大崎地区を目指すと、法乗坊に着く少し手前に、長く続く桜のトンネルがあります。ここも、私たちのお気に入りの花見どころ(^v^)

桜のトンネル

桜のトンネル

そして、昨今、佐渡を代表する桜になってきた、羽茂大崎の法乗坊の種蒔き桜。 萱ぶき屋根のお堂と、樹齢300年の姿が風情ゆたかな桜です。

法乗坊の種蒔き桜

法乗坊の種蒔き桜

4月15日は、佐渡の多くの地域で春祭りが集中する日。あちらこちらで鬼が舞います。 大慶寺の門前市は、満開の桜並木の中で催される春と秋の定例市です。

大慶寺の桜

大慶寺の桜

大慶寺のお隣の保育園に、今年も鬼さん達がやってきました。 小さい子どもは泣き出し、保育士さんはベストショットを撮ろうと奮闘中でした。

園児にやさしい佐渡の鬼さん

園児にやさしい佐渡の鬼さん

年長さん達は、慣れたもの。鬼さん達はやさしいってことを知っています。

おじさん達も、花見の会

おじさん達も、花見の会

数日後には、招待を受け料理を持ち寄ってのお花見会に参加しました。 愉快なのは、お隣からせり出してきた枝を眺めての乾杯。 左のお宅からは、淡い八重桜。 右のお宅からは御衣黄桜の薄い緑色。 主の家のは山桜。 少雨決行でした (^_^)v

正月休みをゆっくり過ごし、シナシナと ( 方言で;ゆっくりの意 ) 仕事を始めました。

 

6日  仕事始め  今年もおいしい 柿餅 を作ります (^。^)

10日、11日  やまごの蕎麦 と 鏡開きのぜんざい ?黒豆 赤飯 をセットで。

やまご 蕎麦セット

やまご 蕎麦セット

 

12日  伯母さんの干し柿の納屋へ 1/2 のサイズ位まで乾いてきました。

きれいな 干し柿 

きれいな 干し柿に熟成中

?美味しい干し柿を作るには、寒さと乾燥は大切な条件です。

 

いよいよ寒さが厳しくなってきましたので、きっと順調な仕上がりになってくれるはず。

室温は5℃。 日の出の時間は6:59。  起き出すのが億劫になる季節です。

 

家の前には、面白い ナニコレ の白いドット模様が一面に

不思議な ドット 模様

不思議な ドット 模様

一面の白

一面 白い水玉

季節が移るたびに、表情が変わる面白さ

 

昼過ぎには近くの神社から、ポン、ポンと竹の爆ぜる音が聞こえてきました

総社神社 境内で どんど焼き

総社神社 境内で とうどうや

 

総社神社の境内に、集落の人が次々と。

正月のしめ縄や門松飾りなどを持ち寄って、竹と藁で焼きます。お餅や昆布やするめイカを焼き食べると、今年の無病息災と家内安全が叶うとされています。

昔は正月明けの15日の夕方から行われていた行事のように覚えていますが、今は、日曜日や成人の日の昼間に行われるようになった所が多くなったそうです。

 

2014年もゆるりと始動しました。

あせらずに、しなしな、ゆっくりと動き始めようと思います。

どうぞ、今年もよろしくお願いたします(^-^)

 

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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