いよいよ、春まつりの季節。
島開きの前日に催される、鷺流狂言を観に出かけました。
総社神社例祭前夜祭狂言公演
演目 鳴子
演目 盆山盗人
演目 柿山伏
佐渡鷺流狂言研究会による公演は、4月14日、春祭りの前夜に、真野総社神社の能舞台で演じられます。
公演前の説明によると、山口市と佐賀県千代田町と佐渡の三か所のみで伝承されている狂言だそうです。大蔵流とも和泉流の狂言とも異なっているとか。
無形の文化財ゆえに、継承してゆくことは大変な苦労があるのでしょうね。
この日は、冷たい雨が降りしきる中、傘をさしながらの見学となりましたが、演者の熱意が伝わってくる公演でした(^-^)
佐渡にも遅い春がやってきました。 我が家から20mのところにある真野、吉岡の1本桜。毎年、優しく春を告げてくれます。
金北山の 残雪
友人達との花見会の会場となったのは、畑野、熊野神社の桜たち。 桜の神社が佐渡にあったこと初めて知った、感激の出会い (^。^) 地域の人たちが大切にする、美しく静かな自慢の境内でした。
畑野熊野神社の桜
桜と狛犬
羽茂の町から山の方に上って大崎地区を目指すと、法乗坊に着く少し手前に、長く続く桜のトンネルがあります。ここも、私たちのお気に入りの花見どころ(^v^)
桜のトンネル
そして、昨今、佐渡を代表する桜になってきた、羽茂大崎の法乗坊の種蒔き桜。 萱ぶき屋根のお堂と、樹齢300年の姿が風情ゆたかな桜です。
法乗坊の種蒔き桜
4月15日は、佐渡の多くの地域で春祭りが集中する日。あちらこちらで鬼が舞います。 大慶寺の門前市は、満開の桜並木の中で催される春と秋の定例市です。
大慶寺の桜
大慶寺のお隣の保育園に、今年も鬼さん達がやってきました。 小さい子どもは泣き出し、保育士さんはベストショットを撮ろうと奮闘中でした。
園児にやさしい佐渡の鬼さん
年長さん達は、慣れたもの。鬼さん達はやさしいってことを知っています。
おじさん達も、花見の会
数日後には、招待を受け料理を持ち寄ってのお花見会に参加しました。 愉快なのは、お隣からせり出してきた枝を眺めての乾杯。 左のお宅からは、淡い八重桜。 右のお宅からは御衣黄桜の薄い緑色。 主の家のは山桜。 少雨決行でした (^_^)v
正月休みをゆっくり過ごし、シナシナと ( 方言で;ゆっくりの意 ) 仕事を始めました。
6日 仕事始め 今年もおいしい 柿餅 を作ります (^。^)
10日、11日 やまごの蕎麦 と 鏡開きのぜんざい ?黒豆 赤飯 をセットで。
やまご 蕎麦セット
12日 伯母さんの干し柿の納屋へ 1/2 のサイズ位まで乾いてきました。
きれいな 干し柿に熟成中
?美味しい干し柿を作るには、寒さと乾燥は大切な条件です。
いよいよ寒さが厳しくなってきましたので、きっと順調な仕上がりになってくれるはず。
室温は5℃。 日の出の時間は6:59。 起き出すのが億劫になる季節です。
家の前には、面白い ナニコレ の白いドット模様が一面に
不思議な ドット 模様
一面 白い水玉
季節が移るたびに、表情が変わる面白さ
昼過ぎには近くの神社から、ポン、ポンと竹の爆ぜる音が聞こえてきました
総社神社 境内で とうどうや
総社神社の境内に、集落の人が次々と。
正月のしめ縄や門松飾りなどを持ち寄って、竹と藁で焼きます。お餅や昆布やするめイカを焼き食べると、今年の無病息災と家内安全が叶うとされています。
昔は正月明けの15日の夕方から行われていた行事のように覚えていますが、今は、日曜日や成人の日の昼間に行われるようになった所が多くなったそうです。
2014年もゆるりと始動しました。
あせらずに、しなしな、ゆっくりと動き始めようと思います。
どうぞ、今年もよろしくお願いたします(^-^)
心配された大型台風26号は、佐渡を少しかすめるように通り過ぎて行きました。
夕方のニュースでは、大島や各地の被害の大きさを伝えています。
こころが痛む自然の厳しさ。
恵みと災害をもたらす、自然の圧倒的な威力の前では、なす術がありません‥‥。
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台風の影響で、あいにくの雨の真野まつりとなりました。
準備されていた保育園児による神輿かつぎや、子供相撲は体育館に変更されたようです。
しかし、大人の獅子は元気? (^O^)
家ごとに門付けして、お祭りを祝い、盛り上げ、走り抜けていきました。
大きな口 タカミ獅子
金歯を光らせて。農具のタカミを使った、ユニークな獅子頭。
祭りは 気合い
男たちの笑顔が町を活気づけます。
たかみ獅子
大獅子 練り歩く
ドン ドン ドン
大獅子 脚は何人?
お祭りには お赤飯
お祭りには、お赤飯。
ご近所のおばあさん方の注文を受け、 “ やまご ” 特製の栗入りのお赤飯です。
ご先祖様にお供えし、自分もお赤飯を一口いただく。
ふっくらやさしい絶妙な出来。 新町まつりを無事にお祝いできました (^u^)
秋晴れ ~~ (^_^)v
見事に晴れ渡った、稲刈り日和。
佐渡産、新米こしひかりが輝いています。 今年も稲刈りが出来ることに、感謝 !!
コシヒカリ 黄金色
ラ ス ト
無事収穫に、安堵。
小昼の おはぎ
あぜに腰を掛けて、小昼 (こびる=おやつ ) のおはぎで、小休止。
お隣の田んぼでも稲刈り、まっ最中。 差し入れのおはぎを、一緒にいただきました。
元気が回復したところで、もうひとふんばり? (^O^)
強い陽ざしの下、稲刈りの手伝い。たくさんの汗をかき、充実の一日でした。
今日、乾燥機に集めた籾の水分量は、およそ20.1%でした。
一晩かけて、15%まで注意深く水分量を調整していきます。
稲の刈り取り~乾燥と、数回が繰り返えされる秋。
‥ 終盤まであと少し、お天気が続きますように ‥
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収穫の秋といえば、こんなものも、あんなものも。実りのシーズンも盛りを迎えています。
あけび 食べごろ
赤い実 がまずみ
すすき 光る
いが栗
お隣り産 ぶどうとイチジク
我が家産 鷹の爪
紫蘇の実
香りのいい青紫蘇の実を、アク抜きして塩漬け保存。
大根 ・ きゅうり等の漬けものの、色どりや香り付けに。おむすびに混ぜ込んても、イケます。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。