新年 あけまして おめでとう ございます。
おだやかな 清すがしい朝
新年を迎え 近くの八幡宮へ 参拝して参りました。
佐渡に移住して、八回目の初春です。
酉年
酉年を迎えて、この一年が 、多くのお客さまとの出会いの場となって
ますます賑やかな市場 ( まるしぇ ) となりますようにと願っております。
はるちゃん工房の作品の多くは、
藍染を基にした木綿の古布を使ったり、紬の着物、染めの生地を再生しています。
リメイクされた上着やパンツやベストは、とても斬新で自由なデザインです。
布の袋物も、いろいろ揃っていて
手仕事の丁寧さと、温もりが伝わってくる作品ばかりです。
柿餅
佐渡で珍しい「柿餅」を食べていただけるのは、
しままるしぇだけですので
毎週、土曜・日曜、お気軽にしままるしぇ にお立ち寄りください。
酉年を 祝って
新しいものと、古いものの両方を大切にする
出合いの場所にしたいと思っています。
しままるしぇ
本年も しままるしぇ をよろしくお願い致します。
朝から、チンチンと鉦(かね)の音が聞こえてきます。
今日は、地蔵盆。
昨日から当番の方が、お地蔵さまのお堂を清め、幟を立て準備しておられました。
あそこにも、ここにもと、道の傍にはお地蔵さまが祀られています。
八幡町 中町のお堂
当番の役の方は、お知らせとお布施を集めに来られた際に
高齢化のために、これまでのように維持できるかどうか
「ギリギリのところなのですよ」 と、心配されている行事。
身近なお地蔵さまに、子供の病気の平癒を願って大切にされてきたもの。
赤泊線の山深いところにある、梨の木地蔵さんでは
前夜の23日からお籠もりをし、真言を唱え続け
地蔵まつりとも呼ばれているそうです。
八幡町 下組 お堂
親の願いは、いつも同じ。
子供がおだやかな心で過ごせて、健康でいてくれること‥のみ。
地蔵盆 の お団子
祈りのこもった、お団子をいただきました。
8月14日、とても素敵な盆踊りに出かけてきました。
お盆の行事は昔ながらの形から、少しずつ変化してきているそうですが、
ここ、赤泊、山田地区では、しっかりと 「 山田の盆おどり 」が踊り継がれています。
盆おどり会場を照らして
山田の盆踊りは、8月13日から15日の3日間、
佐渡おけさの元のかたちとなったと、伝えられている山田ハンヤとソーメンさん。
「 この地域だけに残されているんですよ 」と、盆踊りの世話役さんは、誇りをもってお話し下さいました。
太鼓 に 合わせて輪になって踊る
佐渡の盆踊りといえば、相川音頭、佐渡おけさが繰り返し踊られる夜ですが
ここでは、山田ハンヤとソーメンさんが主に踊られます。
子供の頃から参加している盆踊りに、若者の姿が多いのが印象的でした。
気難しい年ごろ(?)の子供たちが、地域に大切にされているからこそ
年に一回の盆踊りには、自然に集って
山田地区の盆踊りは、守られてきたのでしょう\(^o^)/
ハッタン の 灯り
ソーメンさんとはなんぞや?
何を唄っているのか、ちゃんと理解できないままでしたが‥
かなりきわどい歌詞が続く、陽気でおおらかな盆おどり唄でした。
太鼓のバチと、盆おどり唄が広場に響くと、
全員がサ~と広がり、一緒に踊り出しました。
みんなが手拍子を打って、輪になって
これぞ、盆踊り\(^o^)/
近くの地域に育ちましたが、初めて聞くリズムと踊り。
素朴で温もりのある、地域の盆踊りの夜をを楽しみました。
おけさ柿の成長は順調のようです。
若葉が茂り、柿の実の摘果作業もほぼ終わったようです。
今日は、親戚が住む羽茂へ祭りを見に行って来ました。
祭りは曜日を問わず6月15日に行われ、羽茂地区ならではの芸能が幾つも守られています。
つぶろさし
羽茂には三つの地域につぶろさしがあり、県無形文化財となっています。
五穀豊穣を願い、菅原神社と草刈神社に奉納される神楽の一種。
まあ、何んともおおらかな奇祭、芸能で‥
地区の若手は真っ先に駆りだされ、先輩の指導のもと受け継がれてきた芸能。
「まぁ、面でもつけなけりゃ、恥ずかしゅうてとても舞わりゃあせんちゃ」
おだやかな青年達は、普段はサラリーマンだったり、農業者だったり。
祭りを継承するための稽古を重ね、酒を飲み交わすうちに
仲間同士の一体感を深めていくそうです。
神輿
大獅子
町内の家々では花 ( 祝儀 )を準備し、大獅子は玄関や座敷きまで踊り込むことも。
街じゅうに紅白の幕が張られ、祭りを楽しみ祝う一日。
長~い
つぶろさし
小獅子
まめ と 鬼
それぞれの役割の、詳しい謂われについては知らないのですが
羽茂だけの独特な芸能が伝えられ、残されていることに地域の方の意志を感じます。
佐渡のあちこちに、祭りの鬼太鼓、獅子舞いがありますが
羽茂の祭りは、ここだけの伝統芸能ばかりで
盛り上がる熱気とかけ声に、想いが込められていました。
男達が唄い、踊り
女達は、祝いのご馳走を作り、祭りを裏方で支えています。
祭りの盛んな地域は、住人同士の結束が固いようで元気 \(^o^)/
珍しい芸能ゆえに、最近ではカメラマンが多く集まり
フェースブックやブログに、直ぐにUPされることも多くなりました。
祭りは神聖な行事であり‥見学には少しの配慮も大切かなと思う場面もありました (>_<)
朝の雨は少し残っていましたが、風は弱く今日は田植え日和 (^_^)v
農家の春のイベント、田植えの手伝いに行って来ました。
ハウスの苗
多少のムラは有りますが、まずまずきれいに揃っているようで (^_^)v
田植え
田植え機に苗の補給をするまで、応援隊はのどかに見学中。
山は 新緑
充分な耕地整備がされていないので、田んぼは弓なりの形。
作業は少しばかり難しいですが美味しい米が取れるので、
代々の者が大切にしてきた田んぼです。
家族が安心して食べられるお米を作れるのは、農家だからのこと。
甥っ子もパパになってから、積極的に農作業を手伝うようになってきたようです。
お父さん達 頑張る
本音を言えば、腰も腕も少々ツライ頃。
でも‥大切な作業なので‥、みんな頑張りました。
よもぎ餅 と きな粉
ご褒美の休憩に、よもぎ餅ときな粉。
午後はおだやかな陽ざしの中で、作業が進み、
稲作農家の大切な田植えが、無事に終了。
どうか、本年も天気に恵まれて
よい作柄となりますようにと、願いを込めての手伝いの一日となりました (*^_^*)
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。