毎年、GWには帰省し、田植えを手伝ってくれる甥の一家。

 

「こちらでも毎日コロナの感染者が出ていてるので、帰省を見合わせます」

との連絡がありました。

 

都会育ちの奥さんは、この畑での山菜採りを楽しみにして

佐渡に来てくれるのですが‥。

ワラビ イタドリ

ワラビ イタドリ

そこで、

ワラビ ウド イタドリ タラの芽

ウド ワラビ イタドリ タラの芽

佐渡の山里から、山菜セットをお届けしました。

アク抜き用に、友人から分けて貰ったストーブの木灰を添えて。

初めてのワラビ

初めてのワラビ

木灰でアク抜き中

木灰でアク抜き中

ワラビのアク抜き作業は、刻々と変化してゆくので理科の実験のよう。

これが、とても面白い。

 

( 独活 ウド) は、酢味噌や天ぷらにしても、キンピラにしても美味し。

春の佐渡のほろ苦味を、たっぷり食べてね。

 

ワラビ 蕗 コンニャク 干し椎茸

ワラビ 蕗 コンニャク 干し椎茸

私たちも《 山菜の煮たの 》

盛りだくさんの山菜を、いいただきます。

 

この春の山菜フルコースを以て、お開きとすることにします。

ごちそうさまでした(^O^)

 

風が強く、肌寒い朝です。

せっかくのGWなのに、五月の爽やかな晴れ間がまだありません。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

フキとタケノコをいただいたので、煮物にすることにしました。

フキ

フキ

軽く湯がいて皮をむくと、芳香が部屋に立ち込めます。

皮をむいて

皮をむいて

蕗の皮をむきながら、ついつい口ずさむのは

「おべんとばこのうた」

 

これっくらいの お弁当箱に‥

おにぎり おにぎり ちょいと詰めて

きざみ生姜に ごま塩ふって

にんじんさん さくらんぼさん

しいたけさん ごぼうさん

穴のあいた れんこんさん

筋のと~ったフ~キ (^O^)

 

爪の先は、アクで黒くなってしまいますが楽しい作業です。

 

タケノコ

茹でタケノコ

茹でたタケノコも、いただいたので炊き合わせます。

 

手作りコンニャク

手作りコンニャク

ご近所のお母さん手作りの蒟蒻は、味がよく染み込み美味しいこと!(^^)!

干しシイタケ

干しシイタケ

佐渡は干しシイタケの生産で、品質と量ともに、新潟県の 90% を占めています。

高齢化が進み、後継者が育っていないのは他の農業と同じ‥。

あまり知られていませんが、原木産の干しシイタケは佐渡の貴重な特産品です。

 

みんな合わせて、煮物にしました。

フキ タケノコ シイタケ煮つけ

フキ タケノコ シイタケ煮つけ

フキが快いほろ苦味で、春ならではの香りのご馳走。

タケノコは柔らかい穂先と、根元のしっかり食感を比べられるように切りました。

シイタケは、身が厚く旨味たっぷりです。

 

その他にも、この筍で

お味噌汁として、ワカメと若竹汁を。

炊き込みご飯にたっぷり入れて、いただきました(^O^)

 

ぜ~んぶ、佐渡産の春の味。

 

GWのほぼ半ば、まだ雨が続いています。

半日だけ晴れ間がのぞくとの、予報がでました。

 

そこで、今日もよもぎを摘みに行ってきました。

よもぎの柔らかい今こそ、大切な時。

 

畑に群れて咲いていたのは、踊り子草。

踊り子草

踊り子草

かわいい姿の、山の花。

 

そして今、フェースブックの中では、

ぜんまいオスとメス》の区別がつかない、問題が勃発しております( ^^)

ぜんまい

ぜんまい

山からのお土産はぜんまい

 

綿をかぶった状態で選ぶのは確かに難しいのですが、少し大きくなると簡単。

山の斜面に生えていることが多く、採ることには注意が要る山菜です。

 

クルクルと丸く、綿毛をかぶり、面白い形の《ぜんまい》

センターの一本がオスで、両脇はメス。

 

山では、女のぜんまいだけを採り

男のぜんまいは、残すことをルールとされています。

それと、せっかくではありますが

男ぜんまいは、苦くて美味しくないそうですので‥念の為。

 

茹でてアクを抜き、揉んで、干して保存。

食べる時には、ゆっくり水で時間をかけて戻します。

 

煮付けて食べることが一般的ですが、ナムルにすると美味しい貴重な山菜。

実家の地域では、切り目を入れず煮付け

《ぜんまいの一本煮》と呼びワイルドに食感を楽しみます。

 

よもぎ摘みは大切な仕事ですが、山でぜんまい採りを楽しんできました

 

今日は晴れましたので、畑の草むしりを頑張りました。

 

外では、土曜日・日曜日の休日に若い人が

農業に参加している様子がみえます。

田んぼに多くの人が出て働く様子と、日毎に景色が変化しています。

耕された水田が増えて、水が張られてきました。

 

《 世の中は三日見ぬ間の桜かな

 

一斉に花を咲かす🌸に似て、田んぼの様子も目覚ましく、

田植えの準備が着々と進んでいます。

カエルも水を得て、賑やかな鳴き声をのどかに🐸聞かせています。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

今日は《柿餅の粉》で、丸パンを焼いてお昼にすることにしました。

 

柿もち粉入り パン

柿もち粉入り パン

柿餅本舗オリジナルの《柿餅の粉》は、

餅米と干し柿の入ったパンの粉です。

 

一般的なパンよりも、

焼き温度は少し高めで、発酵に少し長めの時間がかかります。

コツは、そこのトコロだけ。

発酵中

発酵を待って

 

佐渡でただ一つ(^O^)

もちろん世界でもただ一つの《柿餅の粉》入りパンは

他にない、もっちりとしていて、ほんのり柿のおだやかな甘さを感じます。

 

パンを焼くと、オーブンからいい匂いがしてきて

食卓が楽しくなってきます。

 

何をサンドしても美味しい、手ごろな小ぶりサイズの丸パンに成形してみました。

 

霜が降りたり、激しい風が吹き荒れた一日。

佐渡市からは、気象台の警報・注意報が繰り返し放送されました。

 

農家では、ビニールハウスのビニールが剥がされたり

芽生えたばかりの《おけさ柿の葉》が、霜で枯れたり(>_<)

実害があちこちで、発生しているそうです。

 

春の嵐に、

花びらがハラハラと散る‥桜の風情を楽しむ余韻も

吹き飛ばされてしまいました。

そして、山桜や八重桜へと季節は移ります。

 

家の周りでは、いろいろな花が。

あけび の 花

あけび の 花

あけびをよく見ると、なんともユニーク。

今日の癒しは、

高貴な濃い紫色と面白い形のギュッと小粒な花。

 

すみれ

すみれ

白い清楚なすみれに、なぐさめられます。

植えた訳ではないのですが、季節が来るとこの場所で咲きはじめます。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

今日のニュースでは、大阪・東京は

コロナの患者が爆発的に増え、医療が切迫を越え崩壊の域に達しているそうです。

 

16日には、佐渡でもコロナ患者が発生したことが発表されました。

何時かは‥、佐渡にも‥、とは思っておりましたが

島民にも危機感が迫ってきました。

仕事や、病院へと、東京・新潟への行き来は避けられないのが日常の生活。

佐渡病院で、治療中だそうです。

おだやかに快復されますように。

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

ささやかな、癒しのもう一つは

甘さと香り豊かなケーキ作り(^O^)

珈琲シフォン

珈琲シフォン

自分で作ることの良さは、好みに調節ができること。

基本のレシピよりも、

たっぷり多めの珈琲豆を入れ、砂糖を控えた味で。

深煎り珈琲豆を細かく挽き、茶漉しでふるっておきます。

生クリームに、ブランデーを少し加えました。

 

ケーキが焼ける、匂いも楽しみながら

ささやかな癒しの時間を、過ごしました。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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