東日本大震災の日。

10年目の、2時46分に

国道 350 線のJA倉庫前に集まり、祈りのスタンディングを行い、

地震発生の時間に、黙祷を捧げました。

 

現在、佐渡には 26 人が福島から避難しておられます。

 

地震による津波の被害と、放射能から逃れての 10 年。

“ふるさと”が戻ることを願っていますが、

震災から進展のない状況が、未だに続いています。

 

『原発をなくそう』

『柏崎原発の再稼働反対』

プラカードを持って、国道を通る

多くの島民ドライバーに呼びかけました。

 

わずかに 45 名の参加ではありましたが、

されど 45 名。

「原発事故による不幸が二度と起こらないように」

佐渡からの祈りと願いが、届きますように。

 

3月7日、三月の初めの日曜日。

大倉谷集落の入口と出口の境目に

「春切 はりきり」という、古くから伝わる風習

高々と“大わらじ”が掛けられました。

何やら、願い事の書かれた木札が付いています。

倉谷の大わらじ

倉谷の大わらじ

こんな大男が住む集落では、悪さはできない‥賊は逃げ出すのだそうです。

梅の開花

梅の開花

新しく掛けられた大わらじの傍に、咲き初めたばかりの一枝。

大わらじ 由来

大わらじ 由来

疫病を除け、悪人の侵入を防ぐ道祖神として祀られる、倉谷地区の春の風物詩。

 

集落のみなさんの共同作業で、大切な行事が伝えられています。

毎年、ちょっとだけ“大わらじの”出来が異なっていて、温かみを感じます。

大わらじの効き目や如ん?

神仏の加護により、効験あらたかなれ(^O^)

 

パラパラと雪が降り、白い世界が広がったり安定しない一日でした。

畑の隅には福寿草が一輪咲いて、光を集めています。

ここにも、小さい春。

福寿草

福寿草

まぶしい(^O^)/

 

☆。。。。。☆。。。。。☆

 

金鶴さんの、風和(かぜやわらか)のしぼりたて生、を一本。

塩麹を仕込もうと《金鶴の麹》を、求めてきました。

金鶴さん 麹

金鶴さん 風和  麹

この麹で、以前に甘酒を作った時には、

クリアな味で、とてもなめらかな味でしたので。

今度は、

もち米入りの塩麹を仕込んでみました。

餅米 麹 塩

餅米 麹 塩

もち米を炊いて、麹の働きを妨げない温度 60℃くらいまで、

少し冷ましてから、麹と塩を混ぜ合わせます。

混ぜ合わせて

混ぜ合わせて

およそ、一週間ほどの間、毎日混ぜあわせれば塩が馴染んできます。

雑菌の少ない《寒》に仕込むのがベストだそうです。

できあがり

できあがり なめらか

餅米と麹のダブルの米が、自然な甘さを醸してくれます。

餅米入りの塩麹で、野菜を漬けていただくのが楽しみ。

カブ きゅうり 茄子 大根 人参など‥色よく、美味しく漬かります。

野菜の炒め物に少し入れても、旨味が加わって⤴⤴

 

友人は、醬油に麹を加えて《醤油麹》を作り

野菜を漬けたり、魚や肉の下味付けすると

「とってもおいしいよ~」と、教えてくれました。

 

酒蔵 金鶴さんの《麹》 大活躍です!(^^)!

 

美味しい、お米をいただきました。

岩首の棚田米。

岩首の棚田米

岩首の棚田米

岩首地区の棚田は、

天に駆け上る龍の如きの、急な傾斜に重なる田んぼの様子から

昇竜棚田とネーミングされています。

海からの潮風を受け、朝日のあたる棚田。

 

法面の畦草刈りは、大変な作業ですが、

地域の農家さんが守る、美しい田んぼです。

 

地形が急峻ゆえに、自然の姿が守られている

棚田の豊かな風景を訪ねると、多くの人が心を癒されます。

 

細いくねくね道を辿り、海を見下ろす棚田のてっぺんに立つと、

農業を守り、大切な食を守り続ける地域の方々の誇りを感じます。

棚田おじさんこと、大石さんからいただきました。

 

そして、

無農薬 天日干し《どじょっこ田んぼ》のお米。

佐渡に移住して 15 年の、晶子さんからいただきました。

どじょっこ田んぼ 佐渡

どじょっこ田んぼ 佐渡

苗起こしから、田植え、草取り、稲刈り、はざ掛け、脱穀までを

フェースブックで、晶子さん本人が中継されています。

 

順調な時も、機械のトラブルの時も、

一緒に喜んだり、ハラハラしたりしながら

主義ある晶子さんのお米作りを、エアー応援しています。

 

最後は我が家の

佐渡産コシヒカリ自家用米。

実家の米

実家のお米

実家の稲作りの手伝いをし、一年分のお米をいただいています。

種籾を水に浸し、稲作の始まりから見つめてきたお米です。

小佐渡の経塚山のふもと、水が冷たく清い田んぼ。

 

いつもは、我が家のコシヒカリだけを食べていますので

他の田んぼで育ったお米を、味わう機会がありませんでした。

 

水の良さ、田んぼの環境など、それぞれの田んぼで大切に育てられたお米は

少しずつお米の姿が違い、香りも異なります。

 

それぞれの作り方で、安全で美味しい自慢のお米ばかりです(*^^)v

 

まだ寒いけれども、陽ざしは明るい日。

 

咲き始めたばかりの紅梅を見ると、もう直ぐ春。

紅梅

紅梅

赤い花の一枝に、ホッとする思いです。

蠟梅

蠟梅

春一番に咲く蠟梅が、馥郁たる香りを漂わせています。

特別に手入れされたり、庭の一部と言うわけでもありませんが

土地の余白に好きな樹🌳を、一本植えてみた‥田舎流の楽しみ。

 

明日は、また雪が予報されています。

まだ、まだ、除雪車はスタンバイ中。

柿畑 

柿畑

冬剪定と粗皮削りが済んだ、柿の木。

生産者の手が行き届いた、すがすがしい畑。

 

羽茂の柿畑では、順調に手入れが進んでいました。

 

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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