朝早くに、メールの着信あり。
「イワナが釣れました。要りますか?」
もちろん「要る、要る。ご馳走になります 」と返信。
細かい歯がぎっしり並び、鋭いこと。
ワタを取り出して、下処理してからだと、
この岩魚の、身の太さと背の高さの美しさが伝わらないので、
「釣ったままを持って来たのですよ」
鱗の無い岩魚の肌は、ツルツル・ぬるぬる。
健康だからこそ、体をバリアする粘液でおおわれているのだそう。
貴重なお魚です。
ワタを取り出し、血合いをきれいに洗い、定番の塩焼きに。
グリルでゆっくり焼き上げました。
きれいな桜色の、川魚ならではの香ばしい身がたっぷり。
骨からの身離れもよく、脂がのった皮からの旨味も独特な味。
アンバランスな取り合わせですが‥
さっそく、
ご馳走をいただきました(^O^)
釣りをする人でも、なかなか巡り合えないような、
尺越え( 30㎝ )の、渓流に棲む《岩魚の主》です。
山と言わず、海と言わず、川と言わず、
名にし負う、佐渡のハンターAさんに出会ったのが、
岩魚クンにとって、何事も因縁・運命でした‥ね。
私たちにとっては、思いもかけないご馳走をいただけました。
今日は、かかりつけのお医者さまで、新型コロナワクチン注射の2回目を受けてきました。
ファイザー製の注射液で、予防接種済証も交付されました。
今のところ、問題になるほどの副作用は起きていません。
あと三週間ほど待てば、免疫がつくでしょう‥と(^O^)
自分の状態をよく知っている家庭医が、
脈を診て、血圧を計り、問診の後にスッと注射して下さいました。
いつもの診察室で受けられる、安心感。
お互いが人と会うことを、極力遠慮しあった生活を続けて、もう一年半。
安心して暮らせる日常へ、少しずつ進みはじめました。
指定の時間に、予約した人が次々と診療所に集まって来て
玄関先で挨拶し合って、ホッと笑顔に。
全国のニュースでは、まだまだ計画通りに進んでいないようですが‥。
診療所への道すじの海は、明るい水色の波がキラキラと光って
安心と解放感のせいか、優しい美しさに見えました。
お隣さんと我が家の境目に、ハマナスが咲いています。
私たちが暮らしている国仲地区は、堆積した砂地の土地。
海岸に行かずとも、ハマナスを敷地の中に植えているお宅を見かけます。
豊かなバラの香りを放つハマナス。
次々と咲き楽しいのですが、一日で散ってしまう儚い美しさの花です。
働き者の蜜蜂が、花粉集めに寄って来て、羽音が賑やか。
邪魔をしなければ、襲われることもないそうです。
緑色のきれいに輝く虫が、花の中に。
君は誰?
ハマナスの咲くこの時期にいただくものは、サクランボ。
可愛いい色あいです(^^)/
小粒ですが、しっかりとした食感と甘さ。
いただいたサクランボの半分は、実に割れ目が入っていました。
湿気が多いと、玉の表面の気孔から水分が吸収されて、弾けてしまうのだそうです。
「美味しいから、早く食べてね」
こちらの色づきは、もう少し。
ですが、食感はしっかりしていて好き。
柔らかくて、小さい真イカが今の旬。
タケノコと煮たり、野蕗と煮たりしても、おいしい季節の味。
「忙しくて、追肥をし損ねてね。今年のは小玉タマネギだよ」
我が家には丁度な使いきりサイズ、のをいただきました。
果物も真イカも旬。
野菜も初夏の味へ移行中です。
JA佐渡の売り場に、豊富に並んだ野菜。
その中に、ふっくら、白いベットに包まれた空豆があります。
サヤの若いうちに収穫した柔らかい実は、つやつや肌です。
シャキシャキとした歯ごたえが魅力で、
筋を取る時に、パキンと折れるほど新鮮。
皮をむいたタケノコで、タケノコご飯を。
水やりや支えをして、成長をみてきた野菜が、調理され、食卓に上る楽しさ。
畑と食卓が直結している、田舎の生活。
包丁を使わなくても、豆やタケノコならば子供の手でも剥ける作業です。
台所で皮剥きをした思い出は、
お手伝いと称する‥ (お遊び)でもありました。
もう少しすると、トウモロコシが美味しくなるころ‥。
エンドウ豆が取れれば、エンドウ豆のご飯に‥。
次つぎと登場する、美しい野菜たち。
小さな野菜の匂いも感じて、もっと楽しく味わってね。
爺さんと婆さんから、佐渡のとれたて野菜をど~ぞ(^O^)
冬を越してシワ皺になり、芽が出始めたジャガイモを畑に植えてから、およそひと月。
こんもりと葉っぱが茂り、花も咲き始めました。
ジャガイモの花。
男爵と、メイクイーン?が混じっているようで
茎の色や花の色が違って咲いています。
初めてのきゅうりの花。
もう、花に虫が群がっています。
☆。。。。。☆。。。。。☆
親戚の家に立ち寄ったおりのこと、
畑には、あちこちに果物が植えてあり、
花が咲いた後には、もう小さな実の姿が見えました( ^^)
実りの予感がする、可愛い花を眺めています。
自粛が続き、どこも活気が失せてしまって‥
何事も、誰でもが、息の詰まる思いの毎日を過ごしています。
佐渡の田舎暮らしのブログも、
山里の風景や花など、たわいない話題ばかりが続いています。
2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。