先週、搾った醤油のオリが沈み落ち着いてきました。

今日は、瓶詰め作業をします。

いよいよ 瓶詰め
順調です

佐渡の醤油

生しぼり 醤油
生しぼり 醤油

火入れ前の、搾りたての醤油です。

甘み成分や添加物が無い、昔ながらの醤油は、

我が家の楚々とした食卓にある、手作りの贅沢な一品です。

産膜酵母が発生しないように、冷蔵庫で大切に保存しています。

今日は、令和 4 年の醤油しぼり。

晴天で無風に恵まれ、

早朝 8 : 30 分より、作業を開始しました。

一年前に大豆・小麦・塩・水で仕込みました。

以降、定期的に大豆を潰さないように、

天地返しを重ねてきた、醤油の醪(もろみ)です。

おだやかに発酵し、豊かに醤油の香りを醸しています。

醤油 もろみ

昨年仕込みの醤油  2/17 天地返し

前日には、羽黒神社の山門の清水を汲み準備。

箱根清水

箱根清水

先ず、鍋にお湯を沸かすことから始めます。

先ず お湯を沸かします

大きな鍋は、貴重品

最終の天地返しを、ゆっくり丁寧にしました。

丁寧に 

丁寧に 大豆を潰さないように天地返し

箱根清水を沸かし、加えます。

 程よき濃度に調整

程よき塩分濃度 (16%) に調整

佐渡で醤油造りを広げてくれたのは、絞り師の斎藤さん。

今年は 12 のグループが、醤油造り活動をしているそうです。

我が家は、6回目の醤油造りです。

絞り袋に 醪を入れ

絞り袋に醪を汲み 船に並べます

醤油 滴り落ちてきます

醤油が 滴り落ちて集まります

お醤油の香りが豊かにただよってきます。

温度を計り

きっちり温度を計ります

火入れの温度は、88  ℃に。

アクをすくい、完成です(^O^)

醤油の温度が冷めるのを待ち、持ち帰りました。

さっそく、生の絞りたて醤油を味わってみると、

塩味の奥から、小麦と大豆の甘さを感じます。

おいしい(^^)v

生しぼり 醤油

生しぼり 醤油

搾りの全ての工程を、担ってくれている斎藤さん。

醤油造りの仕込み~絞りまでを、佐渡で完結できるようになりました。

澱が沈むのを、一週間ほど待ち

瓶詰め作業を予定しています。

20年3月の醤油しぼりの様子

醤油仕込み~搾り | 佐渡の柿餅本舗 (sado-biyori.com)

蕗の薹

蕗の薹 少し開いてきました

ニワトリ

庭の自由人 コッコちゃん’S

作業の間中、餌を探してクルクルと側で遊び、

人懐っこいニワトリ達との、のどかな一日でした。

コロナ禍の為、自粛が続いていた鮎出汁蕎麦の会。

二年ぶりに、公民館に集まりました。

鮎出汁 そばの会

鮎出汁 そばの会

朝、9 時に集合。

思い思いに、食材を持ち寄ります。

セリ

セリ

食感と香りが楽しい、早春の沢水から摘んだセリ。

フキノトウ

フキノトウ

春を、見つけた(^^)v

ホロ苦を味わう蕗の薹。

鮎

鮎 大きい方は養殖もの

昨年の夏に、清流で釣り上げた鮎を、

冷凍し保存しておいたもの。

 

やっと、出番の時を迎えられました。

焼き鮎

焼き鮎

玄関前の炭火で焼いた、鮎。

自然薯 担当

自然薯 担当おじさん

男達は、大きなすり鉢で、

自然薯を根気よく擦ります。

手前には、焼き鮎出汁の鍋がスタンバイ。

鮎の天ぷら 黒米のおこわ

鮎の天ぷら 黒米のおこわ

冬越し野菜 人参 南瓜 玉葱

冬越し野菜 人参 南瓜 玉葱

自宅の野菜を持ち寄り、かき揚げに。

ぎんば草 味噌ピリ辛和え

ぎんば草 ピリ辛味噌和え

出来上がった料理を、テーブルに並べていきます。

 

ワッフル

ワッフル

会員が初めて作ったという、メープルシロップを味わうため

ワッフルも焼くことにしました。

 

味見をさせてもらうと、

香りも甘みも上品な

《佐渡産メープルシロップ》(^O^)

 

久しぶりの“鮎の会”メンバーと、「変わりなかったかや~」。

各々が料理の支度をしながら、おしゃべり。

 

私たちの出番は、今日はここまで。

蕎麦 鮎の天ぷら ぎんば草

お土産  蕎麦 鮎の天ぷら ぎんば草

会食には参加を遠慮して、

鮎の天ぷらとお蕎麦を、お土産にいただいて早めに帰宅しました。

 

久ぶりの鮎の会ですので、もっとゆっくりできたら‥いいのですが。

たいそう心残りではありましたが、

みなさんにお会いできただけで、十分に幸せな会になりました(^O^)

 

3長く丁寧に干してきた、

おけさ柿の干し柿が完成しました。

おけさ柿 干し柿
おけさ柿 干し柿

納屋の二階で、風を通して干しています。

干し柿
干し柿  完成です

干し柿は、冷凍して冷たくして食べると、ほんとに、

羊羹のような味わいがあります。

高校の卒業式が、例年どおり挙行されました。

進学にしろ、就職にしろ、新しい第一歩ですね

おめでとうございます。

今日の佐渡は、天上一面の青空に恵まれ、

仰ぎ見る金北山が、すっきりと美しく見えました。

陽ざしがほんわりと、島の人に万遍なくプレゼントされ “春うらら”

光を集めて 福寿草

光を集めて 福寿草

さて、新しい環境に飛び込んでゆく若者たちに、

老婆心ながら、大事にしていただきたいことが一つありまして‥

旅立ちしたその日から、一人での食事が始まりますね。

家庭の味を離れ、“世間の飯” の始まりでもあります。

何を選び、何を食べようか。

コロナ禍で、自炊をする人も多くなったそうです。

そこで、

土井善晴さんが提唱する

食事に一汁一菜を添える》

実践してみてはどうでしょう。

土井善晴さん 

土井善晴さんの提案

何より大切なのは、毎日の暮らしの食事。

具だくさんのお味噌汁は、野菜からの出汁がたっぷり。

味噌を溶いて、旬の何かを浮かせただけでも、それはお味噌汁。

自由に、作って、食べること。

「毎日キチンと作らなければならないなんて、考えなくてもいいですよ」

土井さんの提案を知り、気持ちが楽になりました。

作れるときには丁寧に。

家にある野菜や具を入れて。

わかめ 白菜 打ち豆

わかめ 冬超し白菜 打ち豆

社会に出れば、自分のお金で美味しいものを選べますし、

楽しい誘惑とも多く出会うことでしょう。

栄養を考えて料理することは、次のステップとしても、

自分なりの温たまる、ひと品を作ってみませんか。

お味噌

根菜汁 ごぼう 八幡芋 こんにゃく 人参  大根

世間のあれこれに疲れた時や、孤独を感じる時は、

息を抜ける、美味しい何かを。

簡単でもいい‥素朴に食事を楽しむ時間を作りましょう(^^)/

ちなみに、我が家の定番は

野菜いっぱい入りの、豚汁。

気をゆるめて、ほっとする時間です。

どういう人との縁が待っているのだろう。

期待と不安のある中、

新生活に向け、佐渡を出発したのは50年前の自分。

料理の初心者、スタートです。

健康は、食事から。

「独り飯、ちゃんと食べてね」

門出を迎えるみなさんへ、

どうぞ、思う存分ご活躍ください。

佐度からエールを送っていますね(^^)v

佐渡の柿餅本舗

2009年秋、佐渡へ移住。
「佐渡の特産を使い、昔から食されてきた柿餅を、佐渡のお菓子として多くの人に知ってもらいたい」という想いから、商品化に乗り出しました。

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